1月2日午前4時から、ラジオ深夜便「明日へのことば」で、映画監督神山征二郎氏の人となりが紹介された。その中で、同氏の代表作のひとつとされる掲題作を知り、AMAZONプライムで見た。
1983年(昭和58年)公開の日本映画。揖斐川の上流、徳山ダムの建設に伴い湖底に沈む岐阜県揖斐郡徳山村(現:揖斐郡揖斐川町)を描いた作品。
認知症の老人と少年の交流を描きつつ、消えゆく美しい村と自然を写し、モスクワ国際映画祭では主演の加藤嘉が最優秀主演男優賞を受賞した。
久しぶりに良い映画と見たと思った。
映画祭では最終日最終回に上映され、終映とともに観衆はスタンデングオベーションとハラショーの歓声でこたえたという。