昨24日は、ロシアがウクライナへの侵略を開始して3年となる日でした。
この3年間に、双方で亡くなった人の数は、どのくらいの多さになるでしょうか。
また、国外に連れ去られた子供や、避難を余儀なくされた人々はどのくらいの多さになるでしょうか。
加えて、この間、戦火により破壊された家屋や施設はどのくらいの多さになるでしょうか。
グローバル化された現代にあって、このような殺戮と無法な行為は決して許されるものではありません。
その点で、侵略を始め、今なおウクライナの領土を奪っているロシア軍は直ちに撤退し、すべての意味で償いを始めなければなりません。
ところが、ここに来て、米国大統領がロシアとの間で(当事国であるウクライナの頭越しに)和平交渉を始めようとしていることに驚きます。
加えて、ウクライナの大統領の罷免を求めたり、米国がウクライナを支援するとして投入した資金を回収するため、同国産のレアアースを将来にわたって米国に引き渡すよう求めるなど、納得を得られる話ではありません。
このように、事態は混沌としていますが、私たちは事の本質を見失うことなく、ウクライナの最終的な勝利のために出来る限りの支援をしていきたいと思っています。