新しいシステムで大編成の交響曲を鳴らしたらどうなるかということで、このレコードを選び演奏してみた。
結果は上々で、一抱えほどしかないスピーカーから、どうしてこんな雄大な音場が生成されるのか不思議に思いつつ聴いた。
勿論、演奏も録音も良いからに違いない。
ショルティには、1960年代にロンドン響を指揮して録音した「復活」もあるのだが、これは、手勢となったシカゴ響を指揮して録り直したものである。
しかも、デジタル録音だから、ノイズも少なく現代的なコンテンツに仕上がった。
収録曲
マーラー 交響曲 第2番 ハ短調「復活」
演奏
シカゴ交響楽団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
録音
1980年5月 シカゴ・メジナ寺院