妻の見舞いで病院へ行った際、差し入れた本の中の一冊。
高級レストランの料理のように、著者が腕をふるって恋愛のあれこれを調理し盛りつけた11皿の短編集。
三角関係あり、同性愛あり、信仰愛あり、禁断の恋ありとバラエティーに富むが、いずれにも筆者の暖かい目が注がれていて心地よい。ご一読をお勧めします。(お勧め度:★★)
妻の見舞いで病院へ行った際、差し入れた本の中の一冊。
高級レストランの料理のように、著者が腕をふるって恋愛のあれこれを調理し盛りつけた11皿の短編集。
三角関係あり、同性愛あり、信仰愛あり、禁断の恋ありとバラエティーに富むが、いずれにも筆者の暖かい目が注がれていて心地よい。ご一読をお勧めします。(お勧め度:★★)
車の来ない交差点の赤信号についてである。
そのままじっと待つか、それともさっさと渡るか。
作家の沢木耕太郎氏が「旅のつばくろ」というエッセイ集で、面白いことを書いていた。
それは、日韓共催のワールドカップの頃、彼は韓国に滞在して取材していたが、その際、「韓国では、夜半赤信号が点燈した交差点でも車は停まらない」と聴いたという。
これは当時、韓国国内でも問題化していて、あるお笑いタレントが「それじゃ実際に観察してみて、停まった車には記念品をあげよう」としたが、停まる車は1台もなく準備した記念品はムダになったという。
そこで、マナーが良いとされる日本で同じことをして試してみようと、来日して深夜、道端に立ってみた。
そうしたら、始めてやって来た車が見事に停車し、驚いたという。
現在の韓国でも同じ状況かどうかわからないが、交通ルールを厳格に守るわが国の国民性のすごさに感心する一方、その融通性のなさにもあきれる。
さてさて、君ならどうする?
始めて聴くラハフ・シャニ(ピアノ・指揮者)とロッテルダム・フィルによるベートーヴェンだが、その美しいピアノとオーケストラの音に魅了された。
アーテイストの技量が優れているからか、あるいは演奏会場が良いせいかはっきりしないが、兎に角、澄み切った美音は特筆に値する。
収録曲 ベートーヴェン
ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 Op.58
交響曲 第7番 イ長調 Op.92
演奏
ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団
ラハフ・シャニ(ピアノ、指揮)
録音 2019年10月 ロッテルダム、デ・ドーレン Warner Classics 9029517768
いざという時に、力を発揮するのが「保険」だと再認識させられた話。
妻が加入して来た郵便局の「かんぽ生命」保険。
20年近く前にニセコに家を建てた時、予算より少なく済んだのでいくらか妻に渡したら、郵便局の局員に説得され一括払いの「かんぽ」に加入したと聴いて、その時はビックリした。
その後、やれ無病満期保険金だとか、やれ○○だとかで何度か現金給付があって、概ね元は取れたと聴いていたが、今回の入院を機会に(保険金を)請求したら、15万円近く振り込まれてきてニッコリしたようだ。
これで、病院に支払った治療費におつりが来た計算になる。
生命保険と言えば、入院1日当たり数千円の保険金が出るのが普通だが、今回は、視界に入っていなかった「手術に対する補償」もあり金額が踏みあがったようだ。
小生は元来、「保険」には懐疑的で、特に3~40年も加入して来た「がん保険」が、60歳に達したら自動的に(保険金が)半額になると聞かされ解約したこともあった。
今回は、保険がいざという時には力を発揮するものだと実感した次第。
ノーベル委員会(ノルウェー)は10月11日、今年のノーベル平和賞を日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)に授与すると発表しました。授賞理由(全文)を備忘録として掲載します。
ノルウェー・ノーベル委員会は、2024年のノーベル平和賞を日本の組織「日本被団協」に授与することを決定した。「ヒバクシャ」として知られる広島と長崎の原子力爆弾の生存者たちによる草の根運動は、核兵器のない世界の実現に尽力し、核兵器が二度と使われてはならないことを証言を通じて示してきたことに対して平和賞を受ける。
1945年8月の原爆投下を受け、核兵器の使用がもたらす壊滅的な人道的結果への認識を高めるための世界的な運動が起こり、メンバーたちはたゆまぬ努力を続けてきた。次第に、核兵器の使用は道徳的に容認できないという強力な国際規範が形成されていった。この規範は「核のタブー」として知られるようになった。広島と長崎の生存者であるヒバクシャの証言は、この大きな文脈において唯一無二のものである。
彼ら歴史の証人たちは、それぞれの体験を語り、自らの経験をもとにした教育運動を展開し、核兵器の拡散と使用への差し迫った警告を発することで、世界中に幅広い反核機運を生み出し、それを強固なものにすることに貢献してきた。ヒバクシャは、筆舌に尽くしがたいものを描写し、考えられないようなことを考え、核兵器が引き起こす、理解が及ばない痛みや苦しみを我々が理解する一助になっている。
そうしたなかでノルウェー・ノーベル委員会は、一つの心強い事実を確認したい。それは、80年近くの間、戦争で核兵器は使用されてこなかったということである。日本被団協やその他の被爆者の代表者らによる並外れた努力は、核のタブーの確立に大きく貢献した。だからこそ、この核兵器使用のタブーがいま、圧力の下にあることを憂慮する。
核保有国は核兵器の近代化と改良を進め、新たな国々が核兵器の保有を準備しているように見える。現在起きている紛争では、核兵器使用が脅しに使われている。人類史上、今こそ核兵器とは何かに思いをいたすことに価値がある。それは、世界がこれまでに見た中で最も破壊的な兵器だということである。
来年は、米国製の原爆2発が、広島と長崎に住む推定12万人を殺害してから80年を迎える。その後の歳月に、これに匹敵する数の人々がやけどや放射線障害により命を落とした。今日の核兵器は、はるかに強力な破壊力を持つ。何百万人もの人々を殺し、気候に壊滅的な影響を及ぼし得る。核戦争は、我々の文明を破壊するかもしれない。
広島と長崎の地獄の炎を生き延びた人々の運命は、長く覆い隠され、顧みられずにきた。1956年、地元の被爆者団体は太平洋での核実験の被害者とともに日本原水爆被害者団体協議会を結成した。この名称は、日本語で被団協と略され、日本で最も大きく、最も影響力のある被爆者団体となった。
アルフレッド・ノーベルのビジョンの核心は、献身的な個人が変化をもたらすことができるという信念である。ノーベル平和賞を日本被団協に贈るにあたってノルウェー・ノーベル委員会は、生存者たちが、肉体的苦痛や辛い記憶にもかかわらず、大きな犠牲を払った経験を生かして平和への希望と関与を育むことを選んだことをたたえたい。
日本被団協は、世界に核軍縮の必要性を訴え続けるため、何千もの証言を提供し、決議や世論への訴えを行い、代表団を毎年、国連や様々な平和会議に派遣してきた。
いつの日か、私たちのなかで歴史の証人としての被爆者はいなくなるだろう。しかし、記憶を残すという強い文化と継続的な取り組みで、日本の新しい世代が被爆者の経験とメッセージを継承している。彼らは世界中の人々を刺激し、教育している。それによって彼らは、人類の平和な未来の前提条件である核のタブーを維持することに貢献している。
2024年のノーベル平和賞を日本被団協に授与するという決定は、アルフレッド・ノーベルの遺言にしっかりと根ざしている。今年の賞は、委員会が過去に核軍縮と軍備管理の推進者に授与した栄えある平和賞のリストに加わる。
2024年のノーベル平和賞は、人類のために最大の貢献をした人をたたえるというアルフレッド・ノーベルの願いを満たすものである。
2024年10月11日、オスロにて
本件、朝日新聞オンラインから転載しました。
昨夜、埼玉スタジアムで行われたFIFAワールドカップ26アジア最終予選C組対オーストラリア戦。
チケット完売、超満員のホームゲームだったにも拘わらず、互いにオウンゴールでの1対1ドローに終わりました。
サウジアラビア戦で鉄壁のデフェンスをみせた日本でしたが、やはり「守備が乱れると勝てない」を地で行く結果となりました。
後半13分のクリアミスからのオウンゴールが悔やまれます。
次戦は、アウェイのインドネシア戦、頑張って行きましょう。写真は、NHKニュースから拝借しました。
このところ、NHKのMLB中継をリビングのテレビで観ている。
いつものパーソナルテレビに比べれば大きく迫力があるので、いつの間にかそれが定着した。
結果、観戦しながらお茶を飲んだり昼食をしたりして、拙宅は二人とも下戸なのでアルコールなしだが、なにやらスポーツバーの趣を呈している。
昨日は、ドジャース対メッツのナ・リーグ優勝決定シリーズの初戦をお好み焼きをしながら観た。
メッツの先発は千賀投手だったが、あまり調子がよくなく4四球3失点し(2回途中で)マウンドを降りてしまった。
ドジャースは先発投手が7回まで無失点と好投し、その後も万全のリレーで9対0と一方的な試合になってしまった。大谷選手は、4打数2安打1打点と安定したバット裁きをみせた。
夕食時は、パリーグのクライマックスシリーズ第3戦、日本ハム対ロッテの試合を観た。写真は、読売新聞オンラインから拝借しました。
とても大きな、画期的な受賞でした。
苦節68年、この間どれほど多くの被爆者が自らの苦難と核廃絶を訴え続けてこられたことでしょう。
今、その努力が世界的に認められました。心からの賛辞をおくります。
手元の「X」に流れて来た各界の声をお伝えします。
何のことかと言って、郵便料金の突然の値上げについてである。
加えて、その値上げ幅の大なること常識を越えている。
ハガキは、従来の63円から22円(35%)上がって85円になった。
封書は、84円から26円(31%)上がって110円となった。
他のサービスについても同様で、しかも通知から間もないこの10月から実施という。
誰がどこでこのような乱暴な値上げ案を決め、実施に移したのか。
ということで、昨日、手持ちの古いハガキと(封書用)切手相当分の「差額切手」を購入すべく最寄りの局へ行った。
悔しいので、代金は手元の10円や1円コインをたくさん準備して行き、ジャラジャラと数えながら支払った。
FIFAワールドカップ26アジア最終予選C組、対サウジアラビア戦。
昨日未明、アウェイでの第3戦が行われ、日本は2対0で勝ち、3戦全勝勝ち点9とした。
過去、アジアカップの予選を含めアウェイでのサウジ戦は、3戦全敗であった。
この日も、スタジアムは5万6千人の観衆で超満員。
完全アウェイの状態であったが、徹底した守りと果敢な攻めで初めての勝利をもぎ取った。
ダイジェスト版しか見ていないが、この試合、自陣で3人、4人と重なり合うようにブロックを作り、相手選手にシュートを打たせない鉄壁の守りが印象的であった。写真は、ロイター から拝借しました。