天空☆faya-y的毎天☆

~faye-yの日常~ 天空疊著層層的思念。

吉例顔見世@南座

2022-12-26 22:28:30 | 観劇



吉例顔見世@南座

1部2部を一番安い席で。顔見世の一番安い席はいつも完売してたのに今回は一等含めてポツポツ空いてる席が・・・。まだ厳しいかな。いまがぱっと思いついて見られるチャンスなのかも。もっと宣伝したらいいのにと思ったら千秋楽を見た日のEテレで劇場中継。ちょっと遅いよ。

第一部
義経千本桜
 すし屋
龍虎

第二部
恋飛脚大和往来
 玩辞楼十二曲の内 封印切
 新町井筒屋の場

秀山十種の内 
松浦の太鼓

「松浦の太鼓」の仁左衛門さんが数十年ぶりだとかなんとかで、これは見たことない演目だしなと早々ににチケットをとったあとで、1部も入手。
すし屋は文楽で何回も見てるし(聞いて)、歌舞伎でも見たことある(と思う)けど、上方型と江戸型とふたつあるとパンフレットで知る。今回は中村獅童の江戸型。奈良が舞台やのに?と思ったら奈良でもなかったようだ。
「龍虎」は竹本の人たちが床に並ぶ舞踊もの。
恋飛脚はなんだかんだと(文楽含めて)触れる機会が多い。封印切と新口村と。歌舞伎になると滑稽なところはより滑稽になってるように思う。そこいらが浄瑠璃が物語りを語ることとの違いなんかな。
今回の封印切は、愛之助さんがまあ嫌な、狂言回し的な役。この人はこういうのもできるんだよなあ。

そして、「松浦の太鼓」。いやはや、行ってよかったし、見ておくべきだった。よくチケットとった、わたし。GJ
ニザ様は俳句を愛する大家の殿様。吉良邸の隣に住み、いつ赤穂浪士が討ち入りするのかとワクワクしていたのに、いつまでたっても討ち入らず、本心放埒主人の仇を討つ気はない大石内蔵助にがっかり。

バカバカバカ!

これを!!ニザ様が!!!言うのですよ。

で、討ち入りが実行された気配を知り、助太刀をすると大張り切り。
報告にした四十七士のひとり、俳句仲間だった若者が報告にやってきてひとこと「(武装している殿様に)合点のいかぬその姿」そらそうだ。
結局彼らは切腹するということまで告げて去るので、その切なさもあるんやけど。
今年の観劇はこれにて終了。
コメント
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