前回のこづえみどり(6年前)が終わった直後、豊蝶さんから「京唄子をしてほしい。自分が鳳啓助をするから」と白羽の矢が立つ。
だがしかし、
ちろりさんより「豊蝶さんは鳳啓助じゃない」とダメ出し。わたしの京唄子だけが残る。
そしていまから4年前、ある日ちりとてちんに前髪をぱっつんと切った讃吉さんが入ってきた。
「鳳啓助おった!!!!」
スカウトキャラバンにより発掘された京唄子鳳啓助、コロナ禍の保留期間を経て「素人落語まつり」の舞台に立つ!!!
前回、ちろりさんよりご指導のあった
(昭和の)漫才は、
・マイク←押すときはマイクに近づく
・二人の距離感←密着
そして、
「漫才はな、稽古に稽古に稽古やねん」
讃吉さんとわたしのスケジュールを合わせるのも難しいので、平日のオンラインミーティングと対面稽古2回、当日朝一の便で東京から大阪空港に帰ってくる讃吉さんを空港まで迎えに行って集合時間よりも早く会場入りして、
稽古に稽古に稽古 を重ねる。
というか稽古をすることだけがよりどころだった。「どうかな?」と余計なことを考えるヒマがあったら稽古するしかない。
それと、衣装。
衣装は豊蝶さんのおかあさんの遺品。おかあさんとも面識あったし、あの会場にもいらしていたのを覚えているので気も身も引き締め、目標を本番に定めて体も作った!
讃吉さんもこのためにどこに来ていくの?というスーツを購入。
本番ではじめて人前で披露。
笑い待ちを体験するほど反応がよくすんでみればあっという間で、ふたり声を合わせて「もう、唄子啓助はいいですわ」というほど出しきった。
唄子啓助の夏は終わった。
ちょっとだけ動画あり
素人落語まつりin池田 2023
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます