ワムワムらくご
満福亭ゆ乃月「つる」
月亭天使「七段目」
露の都「子は鎹」
(敬称略)
ワムワムらくごは女性の噺家(プロ)の落語会で前座で素人がでる枠があります。落語をはじめてしばらくして見にきたことがあって、そのときの前座は大我くんでした。
御縁がありまして今回出させていただくことに。その御縁とは茨木市にゆかりがある演者ということで福井県にゆかりがあるわたしですが、茨木市の大学の卒業生でもあるのです。
で、短大(その後四大にも進学した)のときに卒業制作で作った袷の着物を着ることにしました。素人目で見てもへたっぴであかん出来なのですが、これも記念に。喪服以外の唯一のオーダーメイド。
このところ、「みんな」での場が続いていたので
ひとりだけ楽屋で待つのが寂しかったのですが(開演の二時間前に楽屋入りしたので)舞台袖に移動してからものすごーく楽しかった!
スタッフさん、世話人Nさん、月亭天使さんと落語会に向かって気持ちが集まっていく瞬間というのを体験させてもらいました。
てか、あろうことか袖でスタンバッてるときに天使さんが「七段目のツケうちしてもらえます?」
は?誰におっしゃってます?
天使さん「大丈夫ですって」
いやいやいやいや…とか言いながら引き受けるわたし←天使さんチャレンジャー
実はこの段階で世話人さんからもうひとつの指令が
「たっぷりやってください」
いやいやいやいや…つるはそんなに伸びませんよ?素人はマクラをふらんほうがいいという教えに従って、ですね、え?なに、大丈夫?ほんまに。
そんなわけでマクラふらない予定が10分ほど「茨木とわたし」について。素人が調子に乗ったわけではないのでお許しください。
続く、天使さんが、
ちりとてちん杯の決勝にて楽屋でみんな緊張してるのかと思ったら大爆笑が聴こえてきた、と←該当者のみなさんへ、河鹿さん含む!
そんなわたしらの趣味の話から「七段目」へ。ツケうちスタンバイの緊張をしながらもおもしろくておもしろくて大爆笑!やっぱり「七段目」やりたい!ツケうちについては(略)
トリは都師匠の「子は鎹」、マクラではわたしの話もしてくださり、終演後はちりとてちん杯皆勤賞について喜んでくださいました。
袖で聞いてて最初の一声で「子は鎹」や!と思いました。だって、都師匠のでわたしは「子は鎹」覚えましたから。
来てくださったうさぎ一家にがんばってマクラふりました!というとうさぎママに「分かりました!」と言ってもらったのが労いになりました。
貴重な体験ありがとうございました\(^-^)/