毎週 江ノ島でセーリングを愉しみ 人生を愉しむ♪

ヨットを自作し帆走♪
中古ヨットを買って直しながら帆走♪
多岐にわたる知識が必要ですがマダマダ

安全 危険 の 境は??

2017年03月30日 | Weblog
2017年 March 30日

栃木県の スキー場での 雪崩

高校生 顧問の先生 8名の 尊い命が奪われた


それでも 遺族や 他の部員は顧問や学校側を非難しない


やりきれない 部分もあるだろうが そうだろうな
と 変に 感心してしまう僕がいる


僕は 毎週 小さな セーリング ヨットに乗る
学生の時に ヨット部に在籍したことはない

遊びで 大人になってから自分のヨットを手にしてやっている

だから チョット風が吹くと 出港をやめる


自分の限界
船の限界が
判らないからだ

本当は 自分の限界ギリギリを知るべきで
ここまでは 大丈夫だ
ここからは ダメだ

と言う 見極めが 自分で出来ないと
自然相手に 遊べない


いくら 天気予報で 安定した 良い天気でしょう

と言ったって 海上でどんな 風になるかわからない

一旦 海に出たら すべては 船長たる僕の責任で
全員無事に ハーバーに帰ってくることが最低限の義務です

天気の急変にも備える 心積もり 技量を備えていなければ
海に 自然を相手に たとえ 遊びでも出るべきではない

でも 僕は それらの技量を
学校の先輩や 顧問 コーチに 教えられていない

お世話になった クルーザーの船長さんや 本で学んだ

それでも 実際に そんな嵐には 遭遇していない

だから 怖い・・・・・

もうかなり前に 海上で 31m/secほどの 風に吹かれたことがあった

僕の知っている限りの知識で何とか 乗り切った

あんな目にあうのは 二度と ごめんだ


それでも今 コーチ 救命ボートが 付いていて
この風で 出てみましょう

と言われれば
進んで 出て体験したいものだ

自分の 限界 船の限界
それに 対応する知識 経験を積むには
座学だけでは 身に付かない

実際に 身体で覚えないと


今回の事故で
高校生は 冬山に登らせない

と言う 話も 出ているようだが

これ等の経験は 避けられない 必要性があるように思うのです

大学生が 同じような 事故を起こしたら
今度は 大学生にも

社会人にも

と 安全のため という お題目で
幼稚園の 園庭みたいな 安全を身につけ
世に出るほうが 危険だ



何処で どうなるのか 判らない 自然界

その中で 生きている 人間 動物は
その 危険を察知して
危険を回避する 能力こそ必要で

それらを 身に付けるのは
やはり 若いうち

バックアップのしっかり取れている中で
経験を積んでいくことは
必要なことだと思います

全人類が 必要な 技量ではないでしょう
でも 知っている人がいなくては
全人類が 危険に晒されるかもしれない



不幸な 偶然 落ち度も含め
紙一重で おきてしまった この事故を
山に生きる人たちは
必ずや 貴重な一歩として
後退することなく
更に 進んでいくことを 切望します