好奇心旺盛なおばさんのワクワク日記

勉学優先のセン業主婦!
遠くに見える富士山を眺めつつ、ワクワクしながら学習などにいそしむ日々を書き綴っています

『書物学 第一巻 書物学ことはじめ』

2014-03-21 14:40:28 | 学習
昨日、目標以外のことにはなるべく目をつぶる! と書いたばかりなのに・・・ 

勉誠出版から『書物学』という月刊誌の刊行が始まったようです。
「なんちゅうことしてくれるねん!」(さんま調)
こんな本、目をつぶっていられるもんですか! 

=====
 書物は人類の英知の結晶である。中国やエジプトにおけるその起源は幽にして遠、ただ仰ぎ見るばかりである。
 それらに較べれば、中国文明に接するまで文字をもたなかった日本の書物の歴史は、短い。しかし、漢字を学び、漢文訓読という読解法を編みだし、そこから派生した片仮名、さらに漢字を表音文字として使用する平仮名という文字を生みだし、それらを駆使して、多くの書物が書かれてきた。「女手(おんなで)」とよばれた平仮名による女性の著述の歴史も、千年を超える。
 漢字、片仮名、平仮名。1つの言語が3つの文字体系をもち、それらを使い分けて書物は書かれ出版された。そのような言語、そのような国はあるだろうか。
 いま、書物は急速に「物」の次元を超え、手に触れることのできない電子の世界に移行しようとしている。それもまた人類の驚異的な英知の成果にほかならない。
 これまでに蓄積されてきた書物をめぐる精緻な書誌学、文献学の富を人間の学に呼び戻し、愛書家とともに、洋の東西を隔てず、現在・過去・未来にわたる書物論議を展開する場として、ここに『書物学(Bibliology)』を創刊する。
 本誌の創刊が、書物を研究し書物を愛でる人々による「書物の人間学」への機縁となることを期待したい。  

目次

刊行の言葉 編集部

特別寄稿
 愛書家よ、永遠なれ 高宮利行
 現代に生きる〈文庫〉東洋文庫 斯波義信
 版本『九相詩』前夜 今西祐一郎
 ちりめん本の世界 中野幸一
 「図書館」という書物の海を歩く 谷一文子

書物学こと始め
 書物の声を聞く―書誌学入門(1) 佐々木孝浩
 江戸時代の古文書の読み方①―村の明細帳 白川部達夫
 文庫をひらく―大東急記念文庫 村木敬子
 ベストセラーと雑誌の出版史① 植田康夫
 古書店は語る①―玉英堂書店斉藤孝夫さん 西秋ユキヲ
 書籍文化史料片々其之一―葉書が語る明治の書籍流通(岡田為助宛三木佐助葉書) 鈴木俊幸

本を楽しむ
 『論語』と『悦楽』 神鷹徳治
 鼎談 古書蒐集の愉悦 鈴木俊幸×山田俊治×樽見博

自著を語る
 『浸透する教養―江戸の出版文化という回路』 鈴木健一
 『国文学の百年』 諏訪春雄

=====


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

またまた自分へのご褒美!

2014-03-12 21:48:23 | 学習
今日、古事記の講座があったので、大学の生協に寄って松田先生の「『山海經』の基礎的研究」を受け取ってきました。
品切れかと思っていたのですが出版社に在庫があったようで、e-honを通して注文し大学の生協受け取りで1割引きで購入できました。
消費税が上がる前に、と思い切って買いました。

置き場所が無いのでもう本を買うのは止めようと思っていたのですが、先生の本だけはね ・・・ 

昨年の講座では虎・馬・牛などが取り上げられており、今年はそれ以外の動物をテーマにということなので、この本を読んで予想をしてみるのも楽しいかもしれません。 

秋までにしっかり読んで、質問を纏めておかなくちゃ!
楽しみがまた1つ増えました。 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Yahoo!辞書からの残念なお知らせ!!

2013-07-25 15:13:21 | 学習
本当に残念です! 
Yahoo!辞書に提供されていた『大辞林』が昨日から利用できなくなりました。
提供終了を忘れていて今引いてみたら、「大辞泉」の内容が表示され国語辞書の項目には「大辞泉」しか・・・

サイトに掲示されていた「三省堂提供辞書の掲載終了のお知らせ」をチラッとは見ていたのですが、利用できなくなると思っていなくて・・・ 

最新のお知らせ
2013年7月23日 三省堂提供辞書の掲載終了のお知らせ
2013年7月23日をもちまして、三省堂提供の『大辞林』、『必携 類語実用辞典』、『新グローバル英和辞典』、『ニューセンチュリー和英辞典』の掲載を終了いたします。
長らくのご利用ありがとうございました。


携帯のほうも利用させてもらっていたのですが、こちらの『大辞林』も提供が終了したようです。

大好きな大好きな三省堂さま!!
今まで利用させて戴いたことに感謝申し上げます!
長い間有難うございました。 




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『 和名類聚抄』を刊行した楊守敬について(1)

2013-07-03 21:26:53 | 学習
楊守敬という名前をどこかで見たような記憶があり、ある方の過去のブログを確認してみたところ、清末学者の「年譜」に載っていました。

日本の古辞書である『倭名類聚抄』を刊行するような人ですから、やはり有名な学者だったのですね。更に『明清著名蔵書家・蔵書印』を見てみると、やはりそこにも名がありました。名の知れた蔵書家でもあったようです。

中国の清代の学者がどうして『和名類聚抄』を刊行するに至ったのか知りたくて、楊守敬について調べてみようと思いました。『和名類聚抄』に序文があるので、まずそれを読めばいいのですが、何分にも白文ですので(断句は試みていますが)、誤読を避けるために予備知識(補強材料)を!と思って・・・ 

『楊守敬集』第一冊(主編:謝承仁)の総序によると、湖北省宜都生まれ、原名は開科、字は鵬雲、惺吾と号し、晩年は自ら鄰蘇老人と号した。四歳で父を亡くし、祖父のもとで成長した。歴史地理学家・版本目録學家・金石學家・書法家・蔵書家とのこと。
関係がありそうなところしか読んでいませんが、アメリカ・日本を訪れた際に著名な大学や図書館を訪問しているようです。しかし、『和名類聚抄』に関係するような記事は見当たりません。
「鄰蘇老人年譜」にも残念ながら刊行に関連した記事はありません。

『明清著名蔵書家・蔵書印』の解説に、「中日両国の文化発展に大きな影響をもたらした蔵書家・・・」とありますので、こちらをまず読んでみようと思います。
語学力が怪しいので、じっくりと読んでみようと思います。 

読書百遍義自ずから見る! 



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『和名類聚抄』(光緒丙午楊守敬刊)(2)

2013-06-28 13:35:45 | 学習

久々に古語辞典の揃い踏みです。
以前は5種だったのですが、今はここまでに・・・ 
多分、もうこれ以上はおき場所もないので増えることは無いと思いますが・・・
でも、『時代別国語大辞典 上代編』だけは欲しい~~~ 

さて、「校譌並異体字辨」ですが、画像の左側から3冊目の「索引編」に含まれています。
解題によりますと、狩谷エキ斎が最も力を注いだ部分のようですが、印刷時の煩雑さのゆえに『箋注倭名類聚抄』の出版時(没後)に省かれた、とあります。

「春」については、「夜太加良須(原本はサンズイ)」として大字で項目が立てられ、その小書き双行の説明に書かれていました。
口語訳(管理人訳、怪しいかな?)してみますと、

もと「須」は「酒」に作り、山田本・曲直瀬本は「春」、尾張本は欠いている。諸本通篇に仮名に「酒・春」を用いているものは無いので、昌平本・下総本に従って改めた。廣本はまた「須」に作る。

となっています。
エキ斎は「春」は伝本による誤りと考えたわけですね。残念! 

「諸本通篇」とありますが、これはエキ斎が『倭名抄』研究の際に採った以下の7種の本のことだろうと推測します。

(1) 京本:京都の公卿の家に伝わったもの
(2) 又一本:上が山田以文、中・下が福井崇欄館の許に伝わった三冊本
(3) 尾張本:巻一・二の零本であるが、現に真福寺室生院に伝存し、十巻本として現存最古のもの
(4) 伊勢本:巻一・二・九・十を欠く零本で、現に神宮文庫に現存している。
(5) 昌平本:昌平坂学問所に蔵せられた、巻七を欠く零本
(6) 曲直瀬本:幕医曲直瀬家に伝わった、巻五以下を欠く零本
(7) 下総本:他と趣を異にして十巻の内容を五冊に併せており、本文も他本による改変が著しく、エキ斎は、諸本中最下のものとしている。下総国の醤油屋木村満晴の蔵本で、各巻末に天文十五年の識語~(中略)があることから天文本とも呼ばれる。これの転写本は現在数部伝わっているが、別にこれの中国において刊行せられたものがある。この「索引」に収めた「光緒丙午中国楊守敬刊本」と称するものがそれで~(以下略)


なお、濱田敦氏は、『諸本集成 倭名類聚抄』のはしがきに「光緒丙午中国楊守敬刊本」について「和名抄の一本として、いささか珍本に属する、光緒三十二年、楊守敬が中国において校刊した本文を、大阪市立大学新村文庫に蔵せられるものによって、影印した。」と記しています。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『和名類聚抄』(光緒丙午楊守敬刊)(1)

2013-06-27 23:23:19 | 学習
古語の連濁を調べようと『諸本集成 倭名類聚抄』を見ていました。
すると、避諱字のあることに気付きました。「弦月」の「弦」の字が欠画になっています。
同様に「玄」も欠画になっています。

なぜ日本の辞書である『倭名類聚抄』に避諱字が?と思い、巻頭を見てみると、 そこには、「光緒丙午中国楊守敬刊 和名類聚抄」と書かれていました。
中国で刊行された版本だったのです。この「諸本集成 倭名類聚抄」を買ったのは、恐らく10年以上前のことだと思うのですが、すっかり忘れていました。 

「光緒丙午」が光緒三十二年であり、西暦1906年であることはメモ書きしてあったので、その時は中国で刊行されたことは分っていたのだと思うのですが・・・
ただ、買った当時は中国に避諱という習慣があることは知らなかったと思います。

今の今まで忘れていたなんて、あまりにも・・・ 
「索引篇」を見ると、読んでいなかったようですが、「解題」がありました。。
「天文本」と呼ばれる転写本が伝わっており、中国において刊行せられたものがあると書かれています。
この「光緒丙午中国楊守敬刊本」はかの有名な、新村出博士舊蔵、現在大阪市立大学新村文庫蔵によって複製したものだそうです。

この「楊守敬刊本」をながめていて、万葉仮名で書かれている和名で珍しい表記があることに気づきました。
「陽烏」の和名表記に、「夜多賀良春(やたがらす)」と「春」が「す」を表す万葉仮名として使用されているのです。「春」はあまり見かけなかったように思い、『記』『紀』『万葉』を調べてみました。

『記』『紀』には使用例が無いようで、『万葉集』に2例ありました。いずれも左注の固有名詞にのみ使われています。
巻四 570 麻田連陽春(あさだのむらじやす)
巻五 884 麻田連陽春(あさだのむらじやす)

手元の資料からは「春」の用例は、残念ながらここまでしか調べられません。
こうなると、『時代別国語大辞典 上代編』が欲しくなる! この巻末には、どの万葉仮名がどの文献に使用されているか記されているはず・・・

『諸本集成 倭名類聚抄』に、「箋注倭名類聚抄 校譌並異体字辨」なるものがあります。ここに「春」について書かれていますので、次回記したいと思います。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブックマークに追加

2013-06-21 13:36:16 | 学習
あるブログで紹介されているサイトを、今後の便を考えて追加しました。
九州大学蔵書印データベース」と「拓本文字データベース 」です。

「拓本文字データベース」は、検索欄に文字を入力し、Enterキーを押しますと画像が表示されるのですが、該当データ量が多い場合などは、PC環境によってはかなりの時間が掛かるようです。じっくりお待ちになることが寛容かと。 

居ながらにしてこのような情報を得られることに感謝感謝です。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北京大学中国語言学研究中心の古代漢語語料庫

2013-05-24 14:18:45 | 学習
ブックマークに北京大学の「古代漢語語料庫」のリンクを加えました。
今日久しぶりに利用し、又度々お世話になりそうな予感がしましたので入れておくことにしました。 

この語料庫は、科目等履修生として「中国語学概論」の授業を受けた時、O先生から教えて戴いたものです。当時はあまり利用することは無かったのですが、その後の授業(王力:『漢語史稿』「単位詞的発展」)での下調べ・レポート作成等に利用し大変助かりました。

語料庫には現代漢語・古代漢語と漢英双語と三つあります。
主に利用しているのは古代漢語語料庫ですが、主要な漢籍がデータベース化されており語句の串刺し検索ができるのでとても便利です。

キーワードを検索欄に入れ、右側の「査詢」をクリックすると、検索結果が表示されます。いつも中国語で入れていたのですが、日本語入力でヒットする字もあるようですね。
左側にある「下載」をクリックすると、検索結果をテキストファイルとしてダウンロード・保存できます。

「下載」の右に「500条」とありますが、結果が500を超えた時には任意の数字に変えて全ての結果をダウンすることができます。
ダウンする時、表示されるファイル名は文字化けしていると思いますので、日本語で付け替えておくと後々便利です。
ダウンしたファイルには、該当語の記載されている漢籍名とその書かれた時代も表示されます。

データに収録されている漢籍名は、どこかに紹介されていて、以前にファイルに保存したんだけど・・・
「使用説明」にあったと思ったのですが・・・  どこだったかなぁ~~ 

又、このトップページには「最新成果」として論文の紹介もされています。
残念ながら「詞典」は、数年前からず~~~~~っと工事中のままですが。 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

無かったことの証明は

2013-04-27 23:40:59 | 学習
数年前のある先生の言葉が思い出されます。
「あったことの証明はできても無かったことの証明はできない」

「晋」の印を探しているけれどもなかなか見つからない。 
現在見つからないからと言って当時も無かったとは言えない。

確かに! 

毛晋一族の蔵書印記とも言えるほどに蔵書印が捺されているという李善等六臣注『文選』
見て見たいが彼の地にあるのでは・・・ 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蔵書印調べのために

2013-04-04 14:30:00 | 学習

「晋」が捺されている漢籍がないかを調べていますが、たくさんの蔵書印を見ているうちに「これ、読めるようになったらいいなぁ~~」と思い始めました。 

なんとなく部首の見当がつく文字は『古文字詁林』の部首表を見て探したり、『明清著名蔵書家・蔵書印』を見たりして判読できる文字が増えて来ました。
先日国立博物館へ行った時に買った王羲之の図録にもたくさんの書画印が捺されていますが、じっと眺めていると「おっ、これは・・・」というような印が見つかったりします。

いろいろな辞書を手掛かりに少しずつ読める文字が増えつつありますが、印記の全てを読み解くのはなかなか大変であっちを見たりこっちを見たりで時間ばかりが経って行きます。
1字だけ分っても其の文字が字であったり、号であったりするのでなかなか蔵書家の特定には至りません。
蔵書印のデータベースで検索してみてもヒットするものは少なく・・・ 

それで、『明清著名蔵書家・蔵書印』をもとに自分でデータベースを作ることにしました。
1字しか分らなくても、氏名・字・号・蔵書楼などを検索できれば該当する人を絞り込むことが出来ます。
エクセルで作り始めたのですが、一人で何十もの蔵書印を持つ人もいて全てを入力するのは大変なので、まず手掛かりとなる蔵書楼・姓名・字・号を入れました。

そして、印記を入れ始めたのですが、以下のように長~~~いものまであってがっくりです!

「禄易書千萬値/小胥鈔良友詒/閣主人清白吏/読曾経学何事/愧蠹魚未食字/遺子孫承此志」
これは、楊氏海源閣の蔵書印です。
この海源閣の蔵書印は文字数が多いこともさりながら、数も92とダントツです。
今ここが難関で入力がストップしています。 

読みの分らないものもたくさんあり「IMEパッド」の手書き入力が大活躍です。
それでも入力できない文字があり、この時にこそ!と「今昔文字鏡」を使おうとしたのですが、エクセルでは使用出来ないことが分りガッカリ。 
残念無念! 

仕方が無いので、[○+◎]というに偏+旁のような入れ方をしました。
IMEで入力できない文字は検索欄に入れられないのだから、これでも差し支えないでしょう。

既に7割ほど入力が出来たのであともう少しですが、先日入力したデータの見直しをそろそろしておこうと思います。
パソコンでの作業が連日続き、ちょっと腰が痛くなってきて、健康上良くないなぁ~~~ 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『典籍箚記』と『神田喜一郎全集3』

2013-03-30 20:48:28 | 学習
今日ようやくリクエストしていた『典籍箚記』と『神田喜一郎全集3』が最寄りの図書館に届きました。
『神田喜一郎全集3』のあとがきによると、昭和12年の『書誌学』「歐洲訪書記の中からーー宋槧周易集解」の記事を多少修正したということです。

内容そのものに大きな違いはないのですが、蔵書印の記載が修正されていました。
『書誌学』で蔵書印「子晋/之印」とあったものが、「毛晋/之印」となっていました。
以下は『典籍箚記』の蔵書印の記載されている箇所の画像ですが、(一)の上から三番目が修正されているところです。

            
これに従って、3月14日の「『周易集解』宋刊本の蔵書印」の記事を訂正させていただきました。

内容には加筆されたところもあるのですが、刻工や蔵書印に関して追加されたものはありませんでした。 
残念です!
こうなったらやはり『中国国家図書館古籍蔵書印選編』で調べ、無ければあとは地道に漢籍をあたって行くしかないです。

まずは、『明清著名蔵書家・蔵書印』に記載の無かった以下の2つから。
                

                
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブックマークに便利なサイトを登録

2013-03-21 15:52:17 | 学習
現在漢籍に関心を寄せているので、漢籍の情報やデータベースなどを検索に便利なようにブックマークに登録しました。
登録数は50までのようですので、まだまだ余裕があります。 

IEのお気に入りにも分野ごとに整理して登録はしているものの満杯で、しばらく経つと忘れてしまいがちです。
HPにもリンクを張っていますが、このブログは毎日覗いているので、こちらの方が使いやすいかなと。

そういえばHPの更新もしていないなぁ~~~ 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伯・仲・叔・季の順(毛氏について)

2013-03-20 20:49:54 | 学習
中国では、「伯・仲・叔・季」は兄弟の順序を表す語として使われる。
即ち、伯は長男、仲は次男、叔は三男、季は末子。
先日、毛氏の系図を書いていて不思議に思った。
   
褒(字華伯):『明清著名蔵書家・蔵書印』(北京図書館出版社)には、「次子」とある。
表(字奏叔 1638~?):『明清著名蔵書家・蔵書印』には、「毛褒の弟」とある。(高田氏の論文には、「第四子」とあった。)
えい[戸+衣](字斧季 1640~1713):『明清著名蔵書家・蔵書印』には、「毛表の弟」とある。
系図の兄弟の順序はあっていると思う。

褒は、次男であるにもかかわらず、字が華伯。
表は、字が奏叔なのに四男の可能性あり?
「華伯」と「奏叔」の間に、字に「仲」が付く息子はいないのか?

『中国人名大辞典』に掲載されているのは「毛晋」「毛えい」のみ。
長男の名前は今まで見た資料には出て来ていない。

分んないなぁ~~~ どういうことなんだろう~~~ 
何か良い資料が無いものか・・・ 
頭の片隅に解決されないままの???があると、作業がちっともはかどらない! 



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『周易集解』宋刊本の蔵書印

2013-03-14 20:31:56 | 学習
ポーランド・ヤギェウォ大学の図書館の『周易集解』宋刊本(巻八・九巻十)に押捺されている蔵書印のうち、以下の四つの印は、神田氏の論文に記載がなかったものです。

(1) 「晋」(「京房易」がいうところの遊魂で、「晋」を表しているものと思われます)

(2) 「虞山毛/氏汲古/閣収蔵」

(3) 「中呉毛奏叔/収蔵書画印」

(5) 「毛氏蔵書/子孫永宝」


3月30日追記:
『典籍箚記』と『神田喜一郎全集Ⅲ』より、『書誌学』にあった蔵書印「子晋/之印」は「毛晋/之印」の誤りだったようですので、(4)「毛晋/之印」を削除いたしました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国会図書館への複写依頼

2013-03-09 11:51:12 | 学習
国会図書館のNDL-OPAC画面からログインし、申込状況の確認をしました。

3月6日に申し込みが受理され、「複写の可否を確認中です」と表示されていました。
8日午前中も同じ表示がされたままで、断られることがあるのかな?と少し不安に。
8日遅めの午後再度ログインし確認すると、ようやく「複写作業が完了しました」と情報が更新されていました。 

今日あたり発送してもらえるのかなぁ~~~?
明日明後日は留守にするので、帰宅するころには届いているかもしれません。 

申し込んだ論文は、『国際漢学研究通訊』(第二期)掲載の 「宋刊本『周易集解』的再發現」(高田時雄)。

ある方の記事で知ったのですが、神田喜一郎氏が1936年にベルリンで発見された宋刊本『周易集解』が戦時中の疎開で所在不明になっていたものを、高田氏が2007年にポーランドのヤギェウォ大学の図書館で再発見されたとのこと。
そして、2009年11月に中国で開催された古文献学国際学術研討会で、「宋刊本『周易集解』的再發現」として発表されたということでした。

どうにかしてその研究発表の内容を知りたいと思ってネット上で探し回り、ようやくこの『国際漢学研究通訊』(第二期)にたどり着くことが出来ました。 執念です! 
読んでみないとわかりませんが、タイトルからすると研究発表を文字化したのだと思われます。
ようやくあと数日後に読むことができます。 

国会図書館様様です。
我が国の国会図書館は最高です

追記:
13時「複写申込」がゼロになっていました。
発送してくださったようです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする