京都からここまでは遠かったようで、木曜の夕方にようやく複写物は届きました。
添付されていた請求書の日付が、11日になっていましたのでその後に投かんされたのですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_3.gif)
料金は頁数が少なかったので、423円で済みました。
届いた当日にざっと目を通しましたが、細かな点で確認が必要なところが出て来ました。
李致忠氏の「唐李鼎祚『周易集解』略考」(『文献季刊』所収)には高田氏が「北宋刊本」と言ったとありましたが、高田氏の論文には「宋刊本」としかありません。
李致忠氏の聞きちがいなのか、それとも文字起こしの際の間違いか?
今は確かめる術がありません。
『書誌学』以外に掲載された神田氏の論文にもあたってみたいと思います。
高田氏が記してくださっている以下の文献です。
1.『典籍箚記』高桐書院 1947年
2.『東洋学文献叢説』二玄社 1969年
3.『神田喜一郎全集』同朋舎 1984年
幸いなことにいずれも居住地の県立図書館が所蔵していました。
1と3は貸出可になっていましたので、最寄りの図書館からリクエストが出来ます。
2は電車で1駅にある図書館なので、出向こうと思います。
早く読みたいと気ばかり焦るのですが、所用が次々と出来て思うように時間が取れません。
記事を書きながら論文を開くと、もうそちらに気が行ってしまって1時間くらいはあっという間に経ってしまいます。
今やりかけのまとめの作業を早く済ませなくちゃ!
そのあとにも2つ予定が入っています。
あぁ~~~~ やるっきゃない
追記:
高田氏の論文の刻工名の条に注記が付いているのを見落としていました。
その箇所の記事を削除・訂正させていただきました。
神田氏は具体的な刻工名について触れられてはいなかったけれども、残存している『周易集解』に8人の刻工名があったということでした。