南魚沼~わが故郷から~

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「天地人」は地域活性化の起爆剤となるか 2

2007年06月14日 | 天地人
6月25日、午後2時から南魚沼市市民会館で、原作者の火坂雅志氏を迎え講演会が予定されている。
多くの市民が参加して、認識を深めて頂きたいと思う。
なお、当日会場にて「天地人」上下巻を購入された方には、火坂氏の直筆サインが贈られるとのことです。

 大河ドラマの観光へのインパクトは大きく、ドラマの舞台となった地域の観光客の入れ込みは間違いなく増加する。
しかし、長くは続かない。放映後1年も経てば、余程の史跡や魅力がない限り減少する。
一過性のものとして考えておくべきだろう。

 だからといっては何だが・・・。
1.まず「天地人」を読む
  ドラマを観ればわかることなのだが、地元市民としてはまず原作を読み、認識を深めておくことが大切なの
 ではないか。
  これを機会に市民が自ら知り、来訪者に少しでも説明できるくらいになれたら素晴らしいと思う。
  もちろん一過性でなく継続することも大切だと思うが。

2.他の地域在住の親戚、知人、友人を通じて、積極的にPRする。
  遠くにも知り合いはいるもの、各々のチャンネルを最大限利用してPRする。
  「本を読んで」「史跡を案内するから遊びにおいでよ」「社内旅行に」etc...

3.事前の話題づくりや早めの取り組みも
  来年度放映予定の「篤姫」の地元では、「読書会」が開催されている様子。  
  指宿観光協会でももう「篤姫観光ガイド」もスタートしている。 

  南魚沼市観光テレビや六日町観光協会のウェブサイトでは、既に大きく取り扱われているが・・・。

4.広域連携PRなどの取り組み
  小説に出てくる主な地域は、春日山、会津、六日町(雲洞庵)、米沢、魚津、京都など。
  広域連携のPRやパック・ツアー、グッズの製作などもありかな。
  これを機会にお互いの市民同士の交流も盛んにしたらどうだろう。


「天地人」は地域活性化の起爆剤となるか?

2007年05月09日 | 天地人
南魚沼市は、09年NHK大河ドラマの放映に向けて、庁内にプロジェクト・チームを発足させる。総務部、建設部、教育委員会、産業振興部からメンバー構成を行い、PR活動や観光のためのインフラ整備などの検討を進める。
5月8日、南魚沼市議会総務文教委員会で報告があった。

 新潟出身の小説家火坂雅志氏の作品「天地人」のドラマ化は、南魚沼市、山形県米沢市などの多くの方々が熱望したものであり、その実現を喜びたい。
郷土が育んだ偉人について、恥ずかしい話ですが私はよく知りません。
原作となる火坂雅志氏の「天地人」もまだ読んでいませんが、NHK新潟や六日町観光協会のHP、小説の書評などを読むと期待が深まります。

 NHK新潟の記事を読むと、その製作意図がよくわかります。
「格差」や「勝ち組・負け組」など弱肉強食の経済・社会環境にある現代を戦国時代に見立てて、直江の「義」を重んずる誇りある生き方を描く。
忘れかけた大切な人生の価値観を思い出させる、インパクトのあるドラマ化を期待しています。観光資源として期待する前に、この郷土が生み出した偉大な人物について、もっとよく知りたいと思います。

「直江兼嗣の心が生きるまちづくり」市民にとってかなりのリフレッシュ、活性化、自信復活の源になる !