南魚沼~わが故郷から~

四季折々姿を変える豊かな自然を次世代に
活き活きとした顔が溢れる元気なまちをつくろう

雪まつり・兼続一色

2009年01月15日 | 天地人
きょうの南魚沼は雪が降ったりやんだり、積雪は平地でも1m近くになっています。

「雪まつりは兼続一色 来月15万人来場へ安全祈願祭」(新潟日報 1.14)

2月14日(土)から15日(日)、2日間開催される「第59回 南魚沼雪まつり」の安全祈願祭の記事が
写真入りで紹介されている。
ことしは「天地人」にちなんで、直江兼続公を全面に出したイベントが繰り広げられる予定。

市民も例年楽しみにしているまつりだが、今年は市外からも大勢のお客様に訪れてほしいと願う。
ステージでのパフォーマンスも楽しみだが、会場につくられた「ほんやら洞」に入って、「甘酒」や
「焼いたお餅」、「かじか酒」など雪国ならではの味覚も楽しんでもらいたい。

リピーターを獲得する最大のチャンス、楽しく・・仲良く・・、みんなで盛り上がることを期待。

「天地人博」の入場者は11日、12日、2日間で、約2,000人の入場者数とのことである。
11日の開幕日にざっとみてまわっただけなのだが、メイキング映像も大河ドラマ・ゾーンでのディスプレイ
もしっかりつくられていたが・・・。

もっと、子役二人や樋口家を全面に押し出す企画を追加したらどうかと思う。

ドラマ2話までで大きな反響があり、与六役、加藤清史郎くんと喜平次役、溝口琢矢くん、母お藤の
評判が高いこと、もう画面には回想シーンしか出てこないが、2話までの印象的なシーンは、ドラマを観た
人には強くインプットされていること、ドラマの主舞台での南魚沼の登場は、今後は「兼続蟄居」しか
ないことを考え合わせると、「ああこのシーン、良かったね!」と訪れてくれるお客様が、ドラマのいくつかの
名シーンを思い起こすような企画が追加されていくと、もっと喜んでいただけるのではないかな・・。追加情報もPRしながら・・とかね。

天地人

2009年01月14日 | 天地人
妻夫木、北村さんトークショーに応募殺到 新潟 

今月25日に南魚沼市と上越市で予定されているNHK大河ドラマ「天地人」で主役の直江兼続を
演じる妻夫木聡さんと上杉景勝役の北村一輝さんによるトークショー(無料)の入場整理券に応募
が殺到している。

ともに定員1300人、往復はがきで募ったところ、13日までに上越市には定員の5倍近い
約6200通が届き、南魚沼市も4000通を超え、定員の3倍を上回った。
14日が締め切りの上越市は最終的に7000通、15日(市内分17日)が締め切りの南魚沼市
は同じく5000通の見込みだ。

大河ドラマ「天地人」上越市推進協議会の関係者は「2年前の風林火山は武田が主役。
天地人は上杉が主役で間違いなく今年の方が反応は上」と話す。
南魚沼市天地人推進協議会も「当初は多くても3000と予想していたので、すごい人気だ。
岡山や大阪からも応募があった」と驚きを隠せない。
両市とも抽選を行う予定だが、関係者は予想以上の反響に観光誘客につながるのでは-と期待を
膨らませている。(以上 新潟日報から)

出足快調な大河ドラマ「天地人」第2回「泣き虫与六」の視聴率は、関東地区23.5%、関西地区24.6%、
関東ややダウンも関西地区は3%近くアップ、関西はドラマ後半の主な舞台にもなっていくので
これは期待できる数字、このまま20%超で推移してもらいたいと願う。

そのためにも今回のトークショーにご出演のお二人に頑張ってもらいたいものだ。
このトークショー、ローカルなイベントと思っていたので、このニュースをみて少々驚いた。
「岡山や大阪からの応募」は、有り難いことだと思う。
ドラマにかける思いや裏話などを語ってくれるものと思うが、NHKのスタパなどでのトークを聴くと
コミカルな部分も多くあって、面白い内容になるのではないかと期待される。
それぞれの地区でのロケの裏話やこれからの展開の話には興味が湧きますね。

25日は良い天気で、南魚沼の美しい景色が見られることを願っております。




天地人 第2回 「泣き虫与六」

2009年01月12日 | 天地人
雪の南魚沼は寒いが、雪景色が圧倒的に美しい。
今回もオープニングの冬の山並みや兼続が立つ八海山から見下ろす上田庄の壮大さに感動。
坂戸山は今日も雪を被った△△で、やはり何度も画面に登場した。
覚えやすい形をした山なので、ドラマをみた方々には確実にインプットされたのでは?
我が家の北東を見れば、まったくテレビ画面と同じ△△が実在している。
嬉しくなります。

さて今回は、喜平次が与六をおぶって雲洞庵に戻るシーンでやられた・・。
与六、喜平次コンビの子役の演技が素晴らしいので、もう少し幼少時代を続けて欲しかったな。
せめて春日山に移ったばかりの謙信公の薫陶を受け始めた頃まで。
しかし、無情にも画面はいきなり妻夫木さん・北村さん登場の春日山に移ってしまった。

あいかわらず与六・加藤清史郎君の演技はかわいいし、泣かされてしまう。
喜平次役の溝口琢矢君も、今回も与六をおんぶして大活躍だった。
母お藤が喜平次に手を合わせて見送ったシーンから、また不覚にもきてしまった。
クールな演技が定評の田中美佐子さんなのが、かえって良かったのかもしれない。

さて今週のMVP・・・樋口 与六
 本当は第1回も与六にしようかと思ったが、母の「越後の子になるのです」に一票となった。
 今週は文句なく樋口与六に一票を。なぜか京の干菓子をもらって「うまい、こんなうまいものは
 初めてじゃ。」「父上、父上、これを母上に」、このセリフも印象に残る。
 良い子だ、与六は。

№2 喜平次
  手にしたおにぎりが、何ともいえない優しい思いやり。
  
  与六「喜平次様のおそばには、この与六がおる。いつもおる・・・。」
  喜平次「では何があってもそなたとわしは一緒だな。」・・泣けた。
  戦国最強主従コンビ誕生!
  大島ミチルさんの音楽、控えめだがとても格調がある、良い雰囲気を出してますね。
  このシーンでは、ピアノの響きが心にしみてくる。

№3 北高全祝
  与六には厳しいが、喜平次に弟分の小姓をつけることを仙桃院に薦めたのがこの人なので
  しかたがない。そんな喜平次と与六を素直な心で結びつけた作戦は凄い。
  まんじゅうを喜んで食べる表情もまたいい。
  先週も、同じ入れ物の同じまんじゅうだったが・・、好物なんだな。
  何でもわかっている恩師様、南魚沼幼少編終了で来週からしばらくお休み。

では第3回「殿の初恋」に期待、しかしタイトルからして軽くなっていくようでやや不安。
一昨年の「風林火山」とまでは言わないが、個人的には硬派のドラマを期待したいのだが・・。

南魚沼版「天地人博」オープニング!

2009年01月11日 | 天地人
「愛・天地人博」開幕!
 きょう1月11日から12月27日まで、午前8時30分~午後5時30分
 (入場は午後5時まで)六日町駅前、市庁舎脇の特設会場で
 開催。

 大河ドラマゾーンでは、『絆~きずな~ 直江兼続を育んだ実り
 豊かな「人」と「大地』ロケ風景を再現、メイキング映像、
 ドラマで使用した道具や衣装の展示、大河ドラマ「天地人」の
 紹介パネルなどを展示する。
 また 南魚沼ゾーンでは、『心~ 愛と義を貫いた兼続の「故郷」』
 のテーマで、南魚沼市を紹介する。
 特産品や関連グッズなどの販売コーナーも設置する。

 きょうは、これから9時開始のオープニングに行ってきます。
 直江兼続公伝世館
 きょうがオープニング、
 帰ったら様子を報告します。

・・というわけで、先ほど帰ってきました。

「天地人博オープニング・セレモニーは、寒い雪の中だったが大勢の市民で盛況だった。
大河ドラマの紹介や、景勝・兼続主従を育んだ南魚沼をコンパクトに、上手に展示されている。
「ドラマのメイキング映像」は、ロケ地での撮影シーンでは地元エキストラやドラマでは観ることの
できない裏方の様子も収録されていて、とても面白い内容。

物販ゾーンでは、こんなにもあったかと思うくらい郷土の特産品やドラマ関連グッズが、所狭しと並んでいた。
また入り口では、魚沼コシヒカリの小袋が入場者に配られていた。
これはお客様へのグッドなおみやげになる。

さて、直江兼続公伝世館は、趣が大分変わって、兜に甲冑、具足(もちろん現存する本物)や当時がしの
ばれるものが並べられ、ジオラマで坂戸城を中心とした地形や集落の状況などをみることができる。

みんなで「天地人」を盛り上げよう!


天地人

2009年01月08日 | 天地人
南魚沼版「天地人博」の開幕が間近に迫っている。
 1月11日(日)六日町駅前、市役所横の特設会場で開幕する。
 オープニング・セレモニーは朝9時、大勢の人で会場が埋まってほしいですね。

●昨夜のNHK「その時歴史は動いた!」は、直江兼続でした。
 駆け足の兼続の紹介だったのですが、今で言う「社会や人のあるべき姿」にこだわり、
 「地方分権」に生涯を捧げた「偉大な政治家」としての最も重要な部分は、観ている方々に
 伝わったのではないか、と・・思う。
 あとお船の方の「献身」についても取り上げて欲しかったですね。
 私は太っ腹で、気丈で、小さいことにこだわらないが、人の気持ちがわかる、そんな雪国育ち
 らしい元気な女性であったのではと思っていますが・・?
 

●新潟県の食糧自給率は100%以上
 泉田知事が「農林水産業を守る仕組みの構築に向けて」というテーマで語っている。
 是非一読を。→ ザ 選挙
 
 

天地人 第1回 五歳の家臣

2009年01月05日 | 天地人
NHK大河ドラマ「天地人」始まりました。
オープニング・ラストの「八海山山頂に立つ兼続の姿」、これが最終回まで毎回観れると思うと、
・・・それだけで満足。
小松江里子氏のシナリオ、各俳優陣の演技共に重厚感があり、みごたえがあった。
ひとつのシーンのエピソードが次々に連なる面白さ、カメラワークも的を得ている。
これはシナリオと演出の妙か。
かなりの大河になると予想・・期待。

第1回のMVPとセリフ
(某巨大掲示板スレのアイデア借用、そちらもご覧ください)
 1位 母 お藤 今回は「母」で決まり。
   「そなたはきょうから母の子ではありません。そなたは越後の子となるのです。」
 2位 樋口与六
   「ほんとうはわしはこんなところに来とうはなかった!」
   「気に入った」
 3位 仙桃院
   「さだめじゃ!」
 3位 上杉輝虎・・・わずか10歳のこどもに・・
   「喜平次、わしの養子になれ、わしととともに、毘沙門天に恥じぬ清い国を築いていこうではないか」
番外で、上杉景勝、兼続の「あの金もらっておけば・・、申し訳ございません」「けしからぬ」景勝様の唇の「ニヤッ」。
同じく番外で、関白秀吉様「足らぬか?それではこれならどうじゃ?」
次回は、喜平次と与六かな?

「天地人紀行」、初回はやはりというか「雲洞庵」だった。
しかし、ドラマ中の「雲洞庵」は、ホンモノではなかった、しかたないか。
北高全祝を加藤武さんが演じているが80歳とは思えない迫力、一昨年の「風林火山」、武田信繁を
支える諸角虎定役での好演を思い出す。
初回の裏MVPは「坂戸山」、何回も画面に△を二つ並べて出てました。

次回は南魚沼で最も美しい「冬景色」を期待。

情報
1/25(日)愛・天地人博南魚沼開催記念「ふたりの英雄トークショー」 記念式典&トークショー
場所:ディスポート南魚沼 時間:10:30~11:30
出席者:妻夫木聡、北村一輝
問合せ:南魚沼市天地人推進事務局 025-773-6702

さて、次回は・・「第2回 泣き虫与六

もう少しで放映開始 天地人

2008年12月26日 | 天地人
天地人 前編 (1) (NHK大河ドラマ・ストーリー)

NHKブックスから20日発売された。昨日買ってきました。
妻夫木さんはじめ役者さんのインタビューやドラマのストーリー、当市はじめ長岡、上越、米沢などの
タウン情報やイベント情報も掲載されている。
問題のストーリーだが、原作とはかなり異なる。
初回は大阪城での豊臣秀吉への謁見シーンからスタートして、一気に南魚沼へタイプワープし、
長尾政景の謎の死からドラマ開始、兼続・景勝の幼少期が描かれる展開のようだ。
内容についてはここでは触れませんが、期待できる脚本のようだ。
ドラマのカット写真が多く、情景を想起させてくれる。
一昨年の「風林火山」のようなノベライズの出版はないようなので、このドラマス・ストーリーを読みながら
毎回楽しみに観ることができそうだ。
ノベライズを読んだ後にドラマを観ると期待はずれに思えることもあるので、これでいいのかもしれない。

期待がふくらむ「大河ドラマ天地人」、オープニングから八海山がドーンと画面に広がったら、
とりあえず大拍手ですね。

公式ホームページ「NHK大河 天地人」

天地人

2008年10月23日 | 天地人
 NHK大河ドラマ「天地人」関連情報です。

● 「愛・天地人博 南魚沼

 ○ 会場  JR六日町駅徒歩30秒 南魚沼市役所となり
 ○ 内容 
   「絆~きずな~ 兼続を育んだ実り豊かな『人』と『大地』」をテーマに、
   「大河ドラマ情報」「地域情報の発信」「郷土の歴史・文化の発掘と継承」の3つの
   展示エレメントを軸に構成される。 
   会場は「大河ドラマゾーン」「南魚沼ゾーン」「物販ゾーン」の3つに分けられる。
 ○ 開催期間・開館時間
   開催期間  平成21年1月11日(日)から平成21年12月27日(日)
    開館時間  午前8時30分から午後5時30分(入館は午後5時まで)
 ○ 入場料金は
   大人一般 当日 600円 前売 500円、大人団体 当日 500円 前売 450円   
   小人一般 当日 300円 前売 200円、小人団体 当日 200円 前売 150円

  問い合わせ先 「愛・天地人博南魚沼プロジェクト」事務局 025-773-6716
           
● 直江兼続公伝世館
 ○ 坂戸銭渕公園に建設中、まもなく完成。
   兼続公の生家をイメージしたつくりになっている。
 ○ 甲冑、刀剣類、情景ジオラマ、直江状などの文書類を展示予定
 
   
    (写真は、完成間近の直江兼続公伝世館、外観、内部)

 ドラマの方は、豪華キャストと女性脚本家の起用など、「篤姫」と「天地人」の共通する
ところが多いが、来年も高視聴率をマークする大河になってほしいと思う。
個人的には昨年の「風林火山」のような、ややハードな戦国大河が好みだが・・。

 史跡や歴史遺産では米沢や上越に及ばないが、兼続公を育んだ原風景である、美しくも厳しい
自然の移ろいは、昔も今も南魚沼にしかない。
「天地人のイメージ」として、深く視聴者の心に残る兼続公と南魚沼の姿が、ドラマに描かれる
ことを期待している。

天地人・地酒祭り

2008年09月18日 | 天地人
 当地でも昨日あたりから稲刈りが始まった。
新潟農政事務所の8月28日発表の最新作柄状況によれば、魚沼地方は「平年並み(99~101)」
となっている。
台風13号の接近で西日本では大雨に襲われているが、本県への影響が心配される。
被害が出ないことを祈りたい。

 きょうはお酒・日本酒の話である。
酒造メーカーのことや業界のことは、何も調べていないし知識があるわけでもなく、
これまで多くの日本酒を飲んでみて魚沼のお酒がやっぱり最高と個人的に思っているだけで、
いつものように素人考えで申し訳ないのだが。

 「天地人・魚沼酒祭り」というのはどうだろうか?
大河ドラマに便乗し、お酒を主役に魚沼を売り込もうという作戦。
魚沼には多くの地域資源があり、日本酒はご承知のように、どこに出しても一級品であり、
魚沼コシヒカリと同じように全国的にも知名度が高い。
大々的なお酒と特産品の売り込みのチャンスである。

 ①イベントは来年は通年で行う
 ②会場は四季折々表情を変える極上の景観が楽しめる場所
 ③豊富な魚沼の旬の味覚を添えて、お酒を楽しんでもらう

 謙信公はかなりの酒好きであったとか、おそらく家臣団も折々越後の美酒を楽しんでいたの
ではないか。
上杉軍団の一員になった気分で、存分に魚沼の酒と美味な魚沼の肴を堪能して頂けたらと思う。

 ・・・だれもが思いつくようなアイデアで恐縮なのだが。

天地人 4

2008年03月03日 | 天地人
 2月29日午後「直江兼続公生誕の地」議員会の研修会から。
京都造形芸術大学 前田博教授、(株)富士通総研 臼井純子氏、フリープランナー 麦屋弥生氏を迎え約90分。

 様々なアイデアを聴かせてもらい、意味のある研修会だったと思う。
しかし、議員対象というよりも、実行委員会や商工会、農協などの実行部隊、或いはその可能性のある
方々にこそ聴いてもらいたい内容だったと思う。
事業に市のお金が入っているので、こうしてブログに書いたり、機会があったら皆さんにお知らせすることは
していきたいと思う。

 一部だけメモを見ながら列記するのを許してほしい。
 このほかにも、多くのアイデアを示していただきました。
 詳細を知りたい場合は、市の商工観光課に問い合わせください。
◎ 大河ドラマの効果は長くて3年間 放映前、放映中、放映後
  ・市民全体で盛り上がり、チャンスはしっかり掴む
  ・南魚沼観光交流ビジョンにつなげる
  ・天地人のイベントに、一過性のもので終わらないように20年、30年先にやらなければならいこと組み込んでおく
  ・放映前後は個人客、放映中は団体客が多くなる
  ・ありのままの南魚沼そのものが観光資源、「直江兼続がみた風景」

◎ グリーンツーリズムを見直すきっかけに
  ・「天地人」をきっかけに地域全体の見直し進める

◎ 直江兼続伝世館
  ・資料館というだけでは、1回来ればもう来ないと考えた方が良い
  ・リピーターを呼び込むためには、道の駅に
  ・場所についても、景観の良い魚野川の近くが良い

◎ 六日町町内
  ・通りにのぼり旗が多く立てられているが、統一感がない。六日町のイメージを出せるような、色・ロゴなどの
   統一感がほしい。
  ・六日町大橋からの景観は素晴らしい
  
 伝世館を道の駅にして、もう少し六日町大橋の近くに持ってくる案については、なるほどと思えた。
地元産品の販売施設や農家の直販施設などがあれば、それほど大きな規模でなくても、成功の可能性は
あるかもしれない。「川船」「足湯」もすぐ近くにあることだし。

 商店街が盛り上がらないという対策には、やはり外人部隊の導入(こうした言い方はしていませんでしたが)で、
基幹産業である農業を売り出す、農家や農協などが参加していくのも一案とのことです。これは良い案。

天地人 3

2008年02月22日 | 天地人
 市が中心に進める大河ドラマ「天地人」関連事業、六日町駅前で開催される「天地人博」坂戸サンライズ前
につくられる「直江兼続公伝世館」、この2箇所を結ぶなかで、如何に稼げるかが勝負の分かれ目。
大河ドラマで観光客を呼び込めるのは、今年から来年まで、一過性のもの。
言い方は悪いが、「ひと山当てよう」とか「一儲けしよう」、向こうからそんなチャンスが転がり込んでくる、
と考えた方がいいかもしれない。

 お金をかけて施設の整備をしても、宿泊などの確実に利益が見込めそうなところは、多くは湯沢町に
持って行かれそう・・・。
樺野沢地区ではかなり盛り上がっているようだが、肝心の六日町が元気がないようである。
六日町駅から魚野川を渡って坂戸城跡までが、おそらく最も多くのお客さんの来訪が見込める地域、
ここで何をしたら、ここで何を提供したら、お客さんは喜んでくれるのだろう?

お客さんの多い週末は歩行者天国にしてフリーマーケットやイベントを開催して盛り上げるとか、
何かアイデアがほしい。地元商店街のみなさんや商工会の元気を期待したい。

 NHKは、2月中に雪の南魚沼の風景(坂戸・樺野沢他)を撮影、3月半ばには景勝・兼続の幼少期、
雪の上を歩くシーンを撮影の予定。この子役出演者は、地元の子どもたちを使う予定・・とのこと。
事前にPRしてほしいですね。

以上、2月21日「天地人」勉強会(こぶし会)での説明から、及び説明を聞いて感じたことでした。

天地人 2

2008年01月28日 | 天地人
 きょう実行委員会・役員会及び部会長合同会議が開催された。
会議の傍聴は出来なかったが、以下の内容が承認されたとのことである。

1.天地人推進事務局の設置
  1月4日、市総務部内に「天地人推進事務局」を新設し、JAみなみ六日町支店3階フロアに事務所を開設した。
 事務局では、NHK大河ドラマ「天地人」の放映を機会に、南魚沼市を広くPRし、交流人口の増大をはかる
ことを目的として、2名の職員を配置して取り組む。

2.直江兼続公伝世館
 設置場所を坂戸地区市有地として、その見取り図が提案された。

3.今後のスケジュール
 ① 天地人博の開催・・09年1月4日放映開始に併せて開館する。09年末まで継続。
 ② 直江兼続公伝世館・・天地人と同様、放映終了後も引き続き継続。
 ③ 誘客活動
   旅行AGTによる旅行プランの開発を4月から開始、7月より発売。
 ④ 大河ドラマを活用した地域振興シンポジウム 
   「天地人」をみんなで盛り上げよう!
   2月17日(日)13:30~4:30 市民会館大ホール 入場無料
  ・講演 「先進地“滋賀県長浜市”に学ぶ “功名が辻““”秀吉”2つの大河ドラマの受入を通じて」 
      講師 北近江一豊千代博覧会 運営委員会 沢田昌宏氏
  ・映像と舞台「直江兼続と地球泉隊の一りんジャー」
  ・パネルディスカッション「大河ドラマ放送と新たな地域の魅力づくり」

  2月から3月頃、南魚沼市でロケを行うとの情報があります。
 出演者の発表やロケなどこれからどんどん話題が提供されてくると、盛り上がっていくのかな?
 盛り上がってほしいのですが。
 
  

天地人

2007年12月04日 | 天地人
4日市役所にて第2回大河ドラマ「天地人」南魚沼実行委員会が開催。
委員ではないが傍聴をさせてもらった。
今回の主要議題は次の2件、いずれも承認された。
1. 天地人博(仮称)開催実施計画
  「天地人」の放映に合わせて「天地人博(仮称)」を開催し、観光誘客の拡大確保により南魚沼市の活性化を
  図ることを目的。
  併せて直江兼続公の義と愛の精神を全国的に発信するとともに、生誕の地の然景観、
  歴史文化、特産品等をアピールして、市勢全般の姿を全国に知ってもらい、南魚沼市の発展に寄与する。
   市役所に隣接するJAみなみの倉庫及び生活センター敷地を使用。
   天地人・直江兼続関連の展示施設と物産販売施設で構成。
 
2. 直江兼続伝世館(仮称)整備計画
  郷土が生んだ知将「直江兼続公」に関連する資料等を展示保存して、兼続公に関する学びの場を提供する
  施設として整備するとともに、近隣にあるゆかりの史跡を含め誘客を拡大する観光施設として南魚沼市の
  教育文化の高揚と地域活力向上の促進を図ることを目的。
  併せて、戦国時代に生きた兼続公の義を貫き通し、全てに愛を注いだ日本人の品格の神髄である「義と愛の
  精神」を後世にわたり広く社会に発信する拠点施設とする。
  建設位置は、坂戸地内、旧福祉センターの活用も検討。

 部会は・・総務・予算、企画宣伝、誘客交流、施設整備、特産品・食、フィルム ・コミッション、
教育ボランティアの7部会。各部会の活動状況も報告された。
各部会の活動は、企画宣伝部会の「観光宣伝戦略計画」のように計画作成に至っている部会とこれからの部会がある。
いずれの部会からも実行委員会へのハード、ソフトの要望項目が多岐にわたり数多い。

 行政主体で進められているが、事業全体のコーディネートは誰がやるのかよくわからないというような質問があった。
市側の回答のように、役員の合議制でやれるのだろうか。
実行委員長は市長なのだが、市長がこれにかかりきりになるわけにはいかない。
本当は経験豊富なボランティアの方でもいれば適任だと思うのだが。
各部会のヘッドが決まったわけであるし、早めにボスを決めるべきではないだろうか。

 上記の2つの主要事業については、「これぐらいは」と思える。
概ね賛成、みなさんはどうだろうか?
特に伝世館は、市民の郷土の歴史文化を学ぶ場所として、市民の誇りとして、後世に残していくべき施設となってほしい。

「風林火山」から「天地人」

2007年07月12日 | 天地人
こんなのありか? と思うほど、今年のNHK大河ドラマ「風林火山」の展開は、原作を飛び越えている。
(毎年のことかもしれないが)
ドラマの脚本(大森寿美男)をもとにした小説が全4巻(「風」「林」「火」「山」)、今3巻の「火」まで発売されている。
テレビでの放映も「火」の巻が現在進行中である。

「こんなのありか?」と言う部分は実は、井上靖の原作に比べればとても多いのであるが、「火」の巻から、
越後長尾家の様子が多く出てくる。
宇佐美定満、直江実綱、長尾政景、桃(仙桃院)などが次々に登場してくる。
山本勘助が、いずれは甲斐武田軍の前に越後長尾家が立ちはだかるであろうとの予測の中で、鉄砲商人を装って
越後の偵察のため長尾景虎に近づき、見破られ人質となるエピソードもある。
小田原北条家と関東管領上杉家、上杉家を継承する景虎とのエピソードも織り込まれており、当時の中部日本の
群雄割拠状態やその関係がよくわかるような展開にもなっている。
そして、大河ドラマ「風林火山」のクライマックスは「第4次川中島の合戦」、武田信玄、長尾景虎両雄の最大の激突となる。

さらにそして、直江兼続が主人公となる「天地人」は、その10数年後、兼続が主君上杉謙信が戦った「川中島」を
望む場面から始まる。
甲斐武田から越後上杉へ舞台が変わり、登場人物も変わるが、今回の大河「風林火山」の後、1年お休みして続編が開始
されるような展開、NHKの意図?偶然かな。

それで話は、全く変わるが、ドラマの中に長尾政景が登場する。
坂戸城も出てくるかもしれない。
「風林火山紀行」には、もう春日山城跡は出ているが、坂戸城跡、樺沢城跡なども登場するかもしれない。
PR戦略ももう本格的に始めるべきなのかもしれない。