南魚沼~わが故郷から~

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少子化・人口減少

2013年09月18日 | 地域・まちづくり
こんな視点もある。

現在の市債(市の借金)残高は900億円弱です。
内訳は一般会計が約400億円強、下水道が約330億円、水道が約140億円くらいでしょうか。
問題は水道と下水道。
これらは原則として、料金収入で経営していかねばなりません。
市内全域をカバーする水道、下水道はコストがかかる代物だということです。
思いつきの課題を2つ。

①市の経営効率化による費用圧縮をどう進めるか?
②高齢化・人口減少が急速に進む中で、借金返済のための財源を確保していくのが可能か?
 言い換えれば、市民が今後30年くらい続く借金返済期間、高料金に耐えうるか?

そのこたえは自ずと出てきますが、けっこう苦しいように思います。

処方箋は、よりコストのかからない水道・下水道の経営を、市がどう言うカタチで進めるのか?
民間委託という方法もあるでしょうが、受け手があるかどうか、かなり難しい。
ここは民間企業に負けない経営手法を編み出す市の頭脳や手腕を期待したいと思います。
病院事業もそうですが、公共或いは行政の領域で、市民サービスを維持しながら、どれだけ経営改善ができるのか?
基本部分を行政で考えてから民間へということになるのかと・・期待したいものです。

高い料金を支払う市民の体力維持のためには・・。
言い換えて、高齢社会化・人口減少への対処法は?基本は2つ。
ひとつめは、市独自の生活環境の改善。
この中身はいくつも考えられます。
労働環境の改善、子育て・教育の充実、医療や社会保障の充実など。
ふたつめは、市の底力の向上。
いわゆる産業振興。産業力の向上による仕事にあふれたまちづくり、ということになるでしょうか。
これらの2つは必須です。
あたりまえといえばあたりまえの話ですが、行政と市民と産業界、学校・・これらが協力しあってできることでは
ないでしょうか。(^_^)v

 facebook 腰越 晃