南魚沼~わが故郷から~

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政務活動報告 「京都まなびの街 生き方探求館」

2014年05月01日 | 子育て・教育
● 政務活動報告 1

古い話で恐縮だが、2月4日から7日にかけて、市政クラブが実施した政務活動について報告したい。



きょうは2月5日訪問した「京都まなびの街 生き方探求館」

1.京都まなびの街 生き方探求館

 この施設は3つの部分で構成されていあMす。
 ①スチューデントシティ(小学5年生対象)
  施設内にミニ市街地がつくられ、銀行・商店・区役所等が設置され、社会と自分の関わり、
  経済の仕組み、お金とは何か、働くこととは、など市民生活を模擬体験できます。
  社会との関わりを学ぶ。
  
 ②ファイナンスパーク(中学1~2年生対象)
  不動産・電力・水道・自動車・趣味娯楽の模擬事業所が設置され、税金・保険・食費・光熱費・
  住宅費など生活に必要な費用や試算、商品やサービスの購入契約などを模擬体験できます。
  情報の適切な活用法や生活設計能力を育成。

 ③京都モノづくりの殿堂・工房学習(小学4~6年生対象)
  オムロン、京セラなど日本を代表する京都の企業群が運営するモノづくり教室
  実験を中心にその理論やしくみを理解できるように、プログラムが作られています。
  モノづくりに携わる人々の仕事に対する情熱から、自身の将来や夢に向かう意欲を育成。
  現場では、各企業をリタイアされたOBのみなさんが、ボランティアで子どもたちに教えていました。

更に施設外の体験学習として、中学生を対象に市内3,700の事業所の協力のもとに、各々の興味や関心に
応じた多彩な職場体験、勤労体験ができる「生き方探求・チャレンジ体験」も実施しています。

今回の政務活動では、この施設が最も印象に残りました。
学校では得られない、社会人として生きていく上で必要とされる実戦的な教育の場が用意されていることです。
平成24年度一年間で24,000人の子どもたちが利用しています。
閉校となった中学校の空き校舎を利用した施設です。

南魚沼市には、この京都市のような大きな施設をつくる力はありませんが、例えば教員OBや市役所OB、企業OB
のボランティアで、こうした社会人として生きていくための実践指導ができる仕組みがあっても良いと思い
ました。
天下りナントカ言われるよりもずっと健全だし、「生涯教育の重要な部分」だと思います。

また職場体験は、南魚沼市では福祉施設や保育園などで実施していますが、より広範に市内事業者の協力を
お願いして、将来に直結する子どもたち個々の希望に応じた職場体験ができる、京都市のような事業を検討し
てみることも良いかもしれません。