南魚沼~わが故郷から~

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天地人 第46回 「大阪城炎上」

2009年11月15日 | 天地人
    最後の戦い

タイトルの割に淡々と進む展開だが、淀の方や秀頼の最後が潔く、そして美しい。
真田幸村を上手に使った脚本、家康をこれだけ悪役に仕立て上げてくるのも面白い。

今回のMVPは、真田幸村
 無骨なまでに義を貫き、約束を守る生き方は、単純すぎる描き方にもかかわらず胸を打つ。
 上杉家に人質として来た若い日の幸村が、懐かしく思い出される。

第2位 淀の方
 千の方を幸村に託す場面での、豊臣は慈悲の心を持って天下人となる(と言ったと思うのだが)
 というセリフ、そして幸村にあの世で会おうぞ、と自刃していく姿が清々しく印象に残った。

第3位 千の方
 家康を恐れていないのは、この孫の姫様だけか・・。
 千姫をこれだけ活躍させたドラマはあまりないと思うのと、こうした描き方は新鮮で良いと思った。
 実家の野心家の爺様よりも、愛する夫やその姑を思う心は印象に残った。

米沢から駿府、そして京、大坂と多忙な兼続、大河の主役はいずれも多忙でどこにも姿を現して
いたな・・と、昨年の篤姫や一昨年の山本勘助、「利家とまつ」のまつ様を思い出してしまった。
戦の勝ち負けは、武力の差であったり、時の運であるかも知れないが、負けても、義と仁愛を貫く
ことも勝利であると教えてくれるようだ。

さて、来週は遂に最終回 第47回 「愛を掲げよ」。
お船と里帰り、故郷上田庄を訪れ、八海山に登る二人の心に浮かぶものは・・。



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