南魚沼~わが故郷から~

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天地人 第9回 「謙信死す」

2009年03月01日 | 天地人
謙信の「かかれ~!」で始まった「天地人 第9回 謙信死す」

演出の片岡さん、良い仕事してます。今回は引き込まれました。
スポットライト演出がなかったことも・・・。
ニュー・キャラクター「曲者遠山康光」が登場、兼続とのやり取りも面白い。
知恵者同士の頭脳戦、もっと見たかったな、次回もあるのかな。

今回は春日山近辺の風景描写が素晴らしかった。
ドラマの展開(というか上杉家、謙信の運命)に合わせて、夕日や朝日がとても効果的に美しく
画面に登場した。
特に謙信死後の「天にかかる虹」、あたかも謙信(龍)が天に昇っていくようだった。
そして主の死を知らせようとするのか、悲しんでいるのか、毘沙門堂の水流が止まるところも、
「言い伝え」に沿って描かれた。

懐かしい栗林、深沢が上田からやってきた、グッタイミングでした。
栗林~っ!
    よう言った!

さて、今回のMVP・・・仙桃院
「嘘なのじゃ。」「え?」「兼続、私はこの嘘をまことといたす。この世には事実と嘘の狭間に
まことがあるのじゃ。まことを見つけ出すのがまつりごと・・。」
    「全ての泥は私が被る。」

第2位 樋口兼続
№2の地位に向かう知恵者の片鱗が伺えた回。期待します。
謙信がいまわの際に兼続に伝えたかった言葉、みなさんはなんだと思いますか?
私は月並みだけど
   「兼続、おのれの義を貫くのじゃ。『義』だ。」と思ってます。

第3位 妙椿尼
直江の上杉そして越後への強い思いと覚悟をみました。
原作者いいところに目を付けたね、史実かな?とすれば、凄い奥方であった。

今回は ブラックMVPも。

ブラックMVP  遠山康光
「天地人」にこういう役が欲しかった・・、出るんですね。やはり、さすがNHK。
柿崎・北条のブラック・コンビに酒を届ける当たり、よく気がつく。
小田原北条の間者みたいなおじさんだが、来週以降も更にブラック度を増して活躍してもらいたい。

第2位  上杉景虎
寡黙な景勝に比べると饒舌、「小賢しいヤツ」私はあまり好きではないキャラだ。
自分の思いとは裏腹な展開、運命に翻弄されながら徐々に暗黒面に向かう。
これからの脚本と役者さんの演技にかなり期待してます。

第3位  柿崎・北条 ブラック・コンビ
ドラマを盛り上げてくれます。そんなに単純で良いのかなと思いますが、「だからドラマ
が面白いんじゃない。」とは娘の意見。
柿崎・北条、こうでなくちゃというところか。
さて景勝暗殺に向かったが・・・、次回がとても楽しみになりました。

最も感動したのは「兼続と景勝・二人のシーン」でした。
寡黙ながらも兼続に自身の謙信を継ぐ強い意志を打ち明けた景勝。
ナレーションも良かったです。
「二人の旅」は、ここから始まるんですね。
回想シーン、後ろからばかりでなく、喜平次の顔を見せて欲しかった。

 第10回 「二人の養子」 待ち遠しい。

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