南魚沼~わが故郷から~

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社会厚生委員会報告 1

2014年07月09日 | 議会
●社会厚生委員会 閉会中の調査報告 1  7月7日(月)

調査項目
 『交通安全対策』『南魚沼市民病院建設工事の進捗状況』『有害鳥獣対策』『障がい者の就労支援』
 について調査。

『有害鳥獣対策』『障がい者の就労支援』については、現地調査含む。

1.有害鳥獣対策について
(1)船ヶ沢新田自然融和会活動の成果(配付資料から)
 ①活動をリードしている船ヶ沢新田自然融和会のメンバーは自営か勤め人であり、
  農家だけで農作物の被害対策をするのではなく、非農家を含めた地域ぐるみでの
  取組体制ができており、地域の活性化につながっている。

 ②大規模緩衝帯の整備後、サル・クマの集落・農地への出没がほとんど見られなく
  なり、農作物への被害が激減した。特に平成24年度は新潟県全体でクマの大量出没
  が見られたにも関わらず、出没や被害は全く見られなかった。

 ③電気柵の設置後、鳥獣被害がなくなったため、耕作放棄となっていたほ場の復元を
  共同で開始した。また、平成25年度より、サル・クマが好むトウモロコシ、サツマイモ
  等の作付けを試験的に再開した。

 ④専門家や県、市町村と連携する中で、船ヶ沢新田の取組みが紹介され、南魚沼市内のみ
  ならず、県内各地のサル・クマ被害に悩む地域へのモデルケースとなっており、同様の
  取組をはじめている地区(市内では柄沢、舞台など)もあり、貢献度は大きい。
  また、平成25年度10月に開催された野生動物対策技術研究会全国大会において、参加者に
  取組が紹介され、県外への波及も期待されている。

 (備考)
  ①国の補助事業として実施、事業採択要件として地元組織の8年間以上の取組等が条件。
  ②電気柵設置費用:1,500円/m、船ヶ沢では全長1.1km、約130万円の費用
  ③電気料については、家庭用電源を使用、大きな負担にはなっていない

 


  

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