●2014 9月定例会報告と所感 1
きょうは、予定外で行った一般質問から。
『現場からの日常改善活動を』
塩沢小学校プールの塩素剤処理の問題、塩沢地区高齢者運動会の連絡ミス、相次ぐ失念による議会への報告ミス、昨年冬の道の駅脚立転落死事故、
他にも窓口対応や書類処理などいくつか苦情にちかいものを頂いています。
こうした状況をみるとさらに多くの問題が見えないところで発生していることでしょう。
今回の質問は、何人かの市民の要望を代弁するものです。
議会がしっかり市役所を監督できなければ、議員たる資格はない、しっかり市民の立場に立って仕事をする、改善するように言ってこい、
それが議員の仕事でもあるとのご意見。
ひとつの解決方法をご提案したい、現場からの業務改善を実施したらどうかという提案です。
製造業等で長年取り組まれているQCサークルの行政版ということです。
なぜ、このような改善活動が必要なのか?
①市民との接点は現場であり、市民が理解しやすく、手間のかからないように、或いは市民要望にできるだけ応えられるように、問題や課題を
改善できるのは現場だと思うからです。
②更に、これを裏返しに捉えれば、市民と接する現場が最も一つ一つの業務をよく知っており、その課題や問題を直に認識できる立場にあり、
改善の必要性を最も強く感じているであろうからです。
③そして、ひとつひとつの改善手段を検討する上においても、業務の細かな内容が見えること、目の前にあること、そして改善行為後の効果の
確認を客観的且つ的確に把握することができるからです。
更に、なぜやるべきと思うのか、2つ付け加えたいと思います。
①町議会、市議会に議席を預からせて頂いて、12年半が経ちますが、ここ1,2年をみていますと、目に見えて多くの問題が起きている、灯油もれ、
灯油の管理の問題もありました。
やはり、何か現場の業務上の気の緩みがあちらこちらで起きているのではないか?
そう思い、心配になるのは致し方ないことと思うのであります。
②また、保育、教育や福祉医療領域の各現場をはじめとして、抱える問題が非常に複雑化していることや気配りも以前に増して多くなっている
こともあるでしょう。
今後の行政運営を展望する上で、職員のメンタルケアも含めて、現場の改革、現場からの課題解決の重要性が増している、増していくことも確か
なことであると思います。
前回の同様の質問のときは、日々に地上業務の中で同様の改善活動は行っており、必要なしという答弁を頂き、この種の行政改革を進める考えは、
今も全くないものと思っていますが、あえて質問をしてみました。今回も同様でしょうか。
市長答弁(要旨)
爾俸爾禄 民膏民脂 下民易虐 上天難欺 (旧二本松藩戒石銘碑)
全て管理者たる自分の責任である。
築城三年落城一日。
非常に申し訳なく思っている。
間違いの無いように管理を徹底する。
あらためて市民のみなさんの信頼を取り戻すべく取り組んでいく。
以上
所感
民間企業で長くQCに取り組んだ者として言えることは、様々な要因があるが、間違い・キチガイは常に起こるものである。
完全に根絶することなどできない!
ならば、その可能性を極限まで減らすこと、そのために何をするか?
提案したのは、いわゆるQCサークル活動である。
行政で実施し、成功している愛知県西尾市の『市政品質改善運動』の例もある。
何より『何が問題で、何が課題で、それらの要因・原因はどこにあるのか?』『どうしたら業務改善できるのか?その方策は?』
『できない要因・原因を 排除するために何をすべきなのか?』 『解決策を考え実行し、その効果を確認する』『更に同様の
課題問題はないか?水平展開を図る。』
そして『標準化する』
それらをすべて記録に残す。
・・・言葉で言えば以上。
市長の答弁内容は重いものであると認識。
しかし、本当に聴きたかった答えは聴けなかった。
きょうは、予定外で行った一般質問から。
『現場からの日常改善活動を』
塩沢小学校プールの塩素剤処理の問題、塩沢地区高齢者運動会の連絡ミス、相次ぐ失念による議会への報告ミス、昨年冬の道の駅脚立転落死事故、
他にも窓口対応や書類処理などいくつか苦情にちかいものを頂いています。
こうした状況をみるとさらに多くの問題が見えないところで発生していることでしょう。
今回の質問は、何人かの市民の要望を代弁するものです。
議会がしっかり市役所を監督できなければ、議員たる資格はない、しっかり市民の立場に立って仕事をする、改善するように言ってこい、
それが議員の仕事でもあるとのご意見。
ひとつの解決方法をご提案したい、現場からの業務改善を実施したらどうかという提案です。
製造業等で長年取り組まれているQCサークルの行政版ということです。
なぜ、このような改善活動が必要なのか?
①市民との接点は現場であり、市民が理解しやすく、手間のかからないように、或いは市民要望にできるだけ応えられるように、問題や課題を
改善できるのは現場だと思うからです。
②更に、これを裏返しに捉えれば、市民と接する現場が最も一つ一つの業務をよく知っており、その課題や問題を直に認識できる立場にあり、
改善の必要性を最も強く感じているであろうからです。
③そして、ひとつひとつの改善手段を検討する上においても、業務の細かな内容が見えること、目の前にあること、そして改善行為後の効果の
確認を客観的且つ的確に把握することができるからです。
更に、なぜやるべきと思うのか、2つ付け加えたいと思います。
①町議会、市議会に議席を預からせて頂いて、12年半が経ちますが、ここ1,2年をみていますと、目に見えて多くの問題が起きている、灯油もれ、
灯油の管理の問題もありました。
やはり、何か現場の業務上の気の緩みがあちらこちらで起きているのではないか?
そう思い、心配になるのは致し方ないことと思うのであります。
②また、保育、教育や福祉医療領域の各現場をはじめとして、抱える問題が非常に複雑化していることや気配りも以前に増して多くなっている
こともあるでしょう。
今後の行政運営を展望する上で、職員のメンタルケアも含めて、現場の改革、現場からの課題解決の重要性が増している、増していくことも確か
なことであると思います。
前回の同様の質問のときは、日々に地上業務の中で同様の改善活動は行っており、必要なしという答弁を頂き、この種の行政改革を進める考えは、
今も全くないものと思っていますが、あえて質問をしてみました。今回も同様でしょうか。
市長答弁(要旨)
爾俸爾禄 民膏民脂 下民易虐 上天難欺 (旧二本松藩戒石銘碑)
全て管理者たる自分の責任である。
築城三年落城一日。
非常に申し訳なく思っている。
間違いの無いように管理を徹底する。
あらためて市民のみなさんの信頼を取り戻すべく取り組んでいく。
以上
所感
民間企業で長くQCに取り組んだ者として言えることは、様々な要因があるが、間違い・キチガイは常に起こるものである。
完全に根絶することなどできない!
ならば、その可能性を極限まで減らすこと、そのために何をするか?
提案したのは、いわゆるQCサークル活動である。
行政で実施し、成功している愛知県西尾市の『市政品質改善運動』の例もある。
何より『何が問題で、何が課題で、それらの要因・原因はどこにあるのか?』『どうしたら業務改善できるのか?その方策は?』
『できない要因・原因を 排除するために何をすべきなのか?』 『解決策を考え実行し、その効果を確認する』『更に同様の
課題問題はないか?水平展開を図る。』
そして『標準化する』
それらをすべて記録に残す。
・・・言葉で言えば以上。
市長の答弁内容は重いものであると認識。
しかし、本当に聴きたかった答えは聴けなかった。
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