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子どもたちの命を守る スマイリー設立10周年記念講演会

2014年01月12日 | 子育て・教育
つながりあい みんなで育てよう   
 瞳 輝く子どもらを

「スマイリー」設立10周年記念講演会
   子どもたちの命を守る

講師 東京家政大学 人文学部心理カウンセリング学科
     教授 相馬誠一 様
   演題 『子どもたちの命を守る』


●1月11日(土)13:30~16:00 南魚沼市市民会館 多目的ホール
●主催 教育相談サポート 「スマイリー」
●後援 南魚沼市教育委員会 南魚沼市社会福祉協議

「スマイリー」は、市町村合併後会長の町田順子氏を中心に設立された。
それまで塩沢町教育委員会で子どもたちのカウンセリングや相談を続けていたので
実際の活動はもっと長い。
また不登校児童生徒の相談や学校に行けなくて子ども若者育成支援センターに通う
子どもたちのサポートも行っている。

設立10周年を記念し、東京家政大学の相馬誠一教授を迎えて、同氏の講演会が開催された。
会場はほぼ満員、教育・福祉関係者や地域で育成活動を行う方々がおおぜい出席された。
講演のテーマは『子どもたちの命を守る』、青少年の自殺問題、現状分析やそれを防ぐため
の課題について。

重い問題だが、相馬教授は子どもたちの自殺に至る動機や経緯、環境要因や子どもたちが
発するSOS、ネット情報の分析の重要さ、予防の大切さなど、わかりやすく時にユーモアを
交えて話されていた。
会長の町田順子氏が最初の挨拶で述べられたこととも関連するが、子どもたちの問題は
多くが大人社会のあり方や人間関係が大きく影響している。
良好な家庭環境や地域の関わり、学校での集団生活における良好な友人関係などが大切である
ということをあらためて学ばせて頂いた。

講演の終盤で、グループエンカウンターの手法も使い、会場全体の融和も生まれた。
重い課題の講演であったが、参加した方々はコミュニケーションの大切さを知る良い機会に
なったのではないだろうか。

(相馬誠一教授の講演)


(自尊感情を育むことが大切)


(苦しくても暗いトンネルの向こうで多くの人が待っている、一人ではない)


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