今日は、「ウメモドキ」、「ツルウメモドキ」、「ジュズサンゴ」の実を挙げてみました。
今日は、赤く熟した「ウメモドキ」と「ジュズサンゴ」の実です、小さな球状の実が、秋の豊穣の情景です。
<「ウメモドキ」梅擬>
小鳥の好物「ウメモドキ」の赤い実が照り映えます、葉や枝が「梅」に似ているので、漢字名は、「梅擬」とか
花は、初夏に咲く淡い紫色の小さな花です、花も「梅」の花に似ているので
「ウメモドキ」の名前の由来の一つですか。
モチノキ科、モチノキ属、落葉低木、雌雄異株、日本原産、学名 Ilex serrata、英名 Japanese winterberry
尚、仲間のモチノキ科、モチノキ属には、「モチノキ」(黐の木)、「クロガネモチ」(黒鉄黐)、「ソヨゴ」(冬青)
「アカミノイヌツゲ」(赤実の犬黄楊)が有ります。
赤く熟す時季が多少違いますが、皆、赤く照り輝く球状の実です。
初夏の頃に咲く薄紫色の小さな花です、”擬” の通り「梅」の花に似ています。
尚、同じ名前が 付いた「ツルウメモドキ / 蔓梅擬」が有りますが、モクセイ科の「ウメモドキ」とは違って
ニシキギ科に属します、「ウメモドキ」に似た実を着けて、蔓性なので、此の名前が、付いた由。
東アジア一帯に自生していて、花を咲かせる時季は、5月から6月の頃で、
集散花序に黄緑色の小さな(5m位)の花を咲かせます。
10月から12月には、淡黄色の果が、3ケ所割れて裂開、中から鮮やか橙赤色の仮種皮色に覆われた種子が、現れます。
日当たりの良い林の樹木に絡み付いた姿を見ます。
若い蔓は、細いのですが、徐々に太くなり、径が、5cmにもなるとのこと。
ニシキギ科、ツルウメモドキ属、落葉蔓性木本、学名 Celastrus orbiculatu
英名 Oriental staff vine、Japanese bitter sweet
<下図は、3ヶに裂開する前の果実です>
裂開すると鮮やかな橙赤色の皮を纏った種子が、現れます。
次は、”赤い珊瑚玉” が、数珠状に連なって様な「ジュズサンゴ」の実です。
<「ジュズサンゴ」(数珠珊瑚)>
「クコ」と同様、花と実を同時に見ることができる植物です。
総状花序に淡い緑色の小さな花を沢山着けます、花弁が無く、裏が緑色をした萼が花びらの様に見えます。
“数珠珊瑚” の名前の由来は、赤い珊瑚玉が数珠の様に連なって着く様子からとか
ヤマゴボウ科、リヴィナ属、非耐寒性常緑低木、メキシコ、ブラジル原産、学名 Rivina humillis
別名 「リビナ」、英名 bloodyberry , rouge plant
次は、”赤い珊瑚玉” が、数珠状に連なって様な「ジュズサンゴ」の実です。
<「ジュズサンゴ」(数珠珊瑚)>
「クコ」と同様、花と実を同時に見ることができる植物です。
総状花序に淡い緑色の小さな花を沢山着けます、花弁が無く、裏が緑色をした萼が花びらの様に見えます。
“数珠珊瑚” の名前の由来は、赤い珊瑚玉が数珠の様に連なって着く様子からとか
ヤマゴボウ科、リヴィナ属、非耐寒性常緑低木、メキシコ、ブラジル原産、学名 Rivina humillis
別名 「リビナ」、英名 bloodyberry , rouge plant