今日は、「ホーリー」の実を2種挙げます、「チャイニーズホーリー」と「クリスマスホーリー」の赤く熟した実です。
最初は、濃い緑色の葉と、赤な実との対比が見事な「チャイニーズホリー」です。
<「チャイニーズ ホーリー」>
「ホーリー」(西洋ヒイラギ)は、モチノキ科の総称、「チャイニーズ ホーリー」は、中国原産の「ホーリー」です。
葉が似ている日本の「ヒイラギ」は、モクセイ科ですので、別の植物になります、実も赤くなく、黒紫色です。
「ホーリー」 Ilex aquufolium の葉より刺が少なく、帆掛け船の帆の様に4画なのが特徴です。
此の4角も成長に従って全縁になります、互生する光沢の有る濃い緑色の葉は、赤い実とのコラボで一層綺麗です。
「西洋ヒイラギ」と同様「クリスマス ホーリー」の名前でも知られています。
四角形をした葉の先端に棘が在りますが、楕円形で先端一箇所だけに棘が在るのも見られます。
モチノキ科、モチノキ属、雌雄異株、常緑低木、中国原産、学名 Ilex cornuta 、英名 Chinese holly
別名「ヒイラギモチ」(柊・)、「シナヒイラギ」(支那柊)、holly とは、モチノキ属(Ilex)を指すとのこと
次の「セイヨウヒイラギ」(西洋柊)も「クリスマス・ホーリー」の名前が付いています。
<「クリスマス・ホーリー」>
ヨーロッパ、西アジア原産なので、此方が、「クリスマス・ホーリー」の名前が、最初に付いた由
「ヒイラギモチ」とは、葉の形が違っていて、楕円形の葉の先に棘が多く着いています。
学名 Ilex aquifolium 、英名 English holly、European holly
<他の画像>
「チャイニーズホーリー」との違いは、葉の形です、「チャイニーズ・ホーリー」が、帆掛け船の帆の様な
形で、葉の縁の棘の数が少ないのに対して、棘の数が、多いのです。
<左図、「チャイニーズ・ホーリー」、右図、「クリスマス・ホーリー」>