花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

稔りの季節 № 13 「ホーリー」

2024-12-02 | 植物 花

今日は、「ホーリー」の実を2種挙げます、「チャイニーズホーリー」と「クリスマスホーリー」の赤く熟した実です。

最初は、濃い緑色の葉と、赤な実との対比が見事な「チャイニーズホリー」です。

<「チャイニーズ  ホーリー」>

 「ホーリー」(西洋ヒイラギ)は、モチノキ科の総称、「チャイニーズ ホーリー」は、中国原産の「ホーリー」です。

葉が似ている日本の「ヒイラギ」は、モクセイ科ですので、別の植物になります、実も赤くなく、黒紫色です。

「ホーリー」 Ilex aquufolium   の葉より刺が少なく、帆掛け船の帆の様に4画なのが特徴です。

此の4角も成長に従って全縁になります、互生する光沢の有る濃い緑色の葉は、赤い実とのコラボで一層綺麗です。

「西洋ヒイラギ」と同様「クリスマス ホーリー」の名前でも知られています。

四角形をした葉の先端に棘が在りますが、楕円形で先端一箇所だけに棘が在るのも見られます。

モチノキ科、モチノキ属、雌雄異株、常緑低木、中国原産、学名   Ilex cornuta 、英名   Chinese holly

別名「ヒイラギモチ」(柊・)、「シナヒイラギ」(支那柊)、holly  とは、モチノキ属(Ilex)を指すとのこと


次の「セイヨウヒイラギ」(西洋柊)も「クリスマス・ホーリー」の名前が付いています。

<「クリスマス・ホーリー」>

ヨーロッパ、西アジア原産なので、此方が、「クリスマス・ホーリー」の名前が、最初に付いた由

「ヒイラギモチ」とは、葉の形が違っていて、楕円形の葉の先に棘が多く着いています。

学名  Ilex aquifolium 、英名  English holly、European holly

<他の画像>

「チャイニーズホーリー」との違いは、葉の形です、「チャイニーズ・ホーリー」が、帆掛け船の帆の様な

形で、葉の縁の棘の数が少ないのに対して、棘の数が、多いのです。

<左図、「チャイニーズ・ホーリー」、右図、「クリスマス・ホーリー」>