キク科の最終回は、「スィートサルタン」、「ドロニカム」にしました、皆、春らしい明るい色合いです。
今後も、キク科の花を取り上げたいと思ってはいます。
<「スィートサルタン」>
パステルカラーが、春霞を演出する「スィートサルタン」の花です、花弁は、細かい切込みが入る線状
葉も切込みが深い羽状葉で、花色は、クリーム、赤紫、ピンク,白色等、花径 5~6cm、草丈 50~70cm位
尚、仲間には、黄色い花を咲かせる「イエローサルタン」も有ります。
花茎が、伸びて先端に、「ヤグルマソウ」<矢車草>に似た花を咲かせます。
花には、バニラの芳香が有り、別名「ニオイヤグルマ」<匂い矢車> の名前の由来です。
キク科、ニオイヤグルマ属、(以前は、ヤグルマ属)、耐寒性一年草、地中海沿岸、西アジア原産
学名 Amberboa moshata = Centaurea suaveolens、英名 Sweet sultan
下図は、黄色い花を咲かせる「イエローサルタン」,英名 Yellow sultan
次は、「ドロニカム」の黄色い花です。
<「ドロニカム」>
ドロニカム属には、何種類かが有るようですが、「ドロニカム・オリインターレ」Doronicum orientale が
一番多く栽育されているようです、他に、「ドロニカム・グランティフロルム」D.grandiflorum
「ドロニカム ’レオナルドコンパクト’」D. Litte Leo、「ドロニカム’アウストリアイム」D.austriacum 等が人気とか
夫々、花の大きさや、舌状花の形等で何種かの品種が有るようですが ・ ・ ・
葉は、ハート型で、濃い緑色が、黄色い花との対象を愉しみます。
キク科、ドロニカム属、耐寒性多年草、ヨーロッパ原産、学名 Doronicum spp.、英名 Leopard's bane
葉は、ハート形で濃い緑色、肉厚感が有り、黄色い花を引き立てます。