シリーズの今日は「ミカイドウ」の実です、秋の陽に艶やかに輝きます、真赤な大きな ”ルビー” です。
<「ミカイドウ」(実海棠)>
「カイドウ」(海棠、花海棠)と似た花を咲かせますが、果実は、「カイドウ」より大きな実になります。
「ズミ」(酸実) 、「ミヤマカイドウ」(深山海棠)等の名前も付いています。
「ヒメリンゴ」(姫林檎)の近縁とのこと、「ヒメリンゴ」の実より小さいのですが、似ています。
「リンゴ」(林檎)の野生種になるとか
尚、「ズミ」の名前には、には、<酸実>、<染み>の字が、当て嵌められていますが
果実が、酸っぱい味がすること、樹皮から黄色い染料を採ったことからとか
盆栽仕立てで、愉しむ方が多いようです。
バラ科、リンゴ属、中国原産、学名 Malus toringo
英名 Toringo crabapple、Siebold's crabapple
別名「コリンゴ」(小林檎)、「ナガサキリンゴ」(長崎林檎)、「ヒメカイドウ」(姫海棠)等々
下図は、初夏の頃に咲く花です、ピンク色の蕾が、開花すると白色に変色します。
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