さんぽみち 野の花

一滴の水が注がれるように、
日々の暮らしやさんぽみちで
出会った出来事を
つづっています。

新聞連載小説で・・・!

2011年10月14日 | 趣味
「等伯-259回」

朝刊の連載小説「等伯」をハラハラドキドキしながら
読むのが待ち遠しい日々を過ごしています。
今朝もぐいぐい引き寄せられながら読んでいて、
感極まって涙がにじんできました。
そしたら驚きました。
作中の「清子」さんまでそうだったんです!
涙をにじませながら読み進んでいくと・・・、文末で
”清子が、目が真っ赤に泣き腫らしていることに気づいた・・・。”
とあったのです。
「清子」さんというのは、主人公の「等伯」を応援し
陰ながら慕っている女性です。
襖絵の構想に苦しんでいた「等伯」が、やっと納得できる下絵が完成し
「清子」さんに真っ先に作品を見せる、という場面展開でした。
「等伯」は「永徳」に負けられないと気負い、自分らしさを失いかけて
長く苦しんでいたのでした。
いい絵が描けたんだんなあ!って読んでいて心からうれしく思えました。
これからの楽しみは、その完成した絵がどう評価されるのか?
そして、妻の静子さんをを亡くした「等伯」と「清子」さんの愛の行方は?

今月末から出光美術館で「長谷川等伯と狩野派」の展示が始まります。
是非、本物を観に行きたいと思っています。

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コメント
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