さんぽみち 野の花

一滴の水が注がれるように、
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つづっています。

「久蔵」が好きでした!

2012年04月14日 | 雑事
「等伯」4月13日の挿絵より

日経新聞の連載小説「等伯」が4月になっても続いています。
今日は悲しい内容でした。息子「久蔵」が事故で亡くなった、と
知らせが届いたのです。「久蔵」は「狩野門下」でも修行し、
その人柄は皆に愛され、画風は父「等伯」に劣らない、
凌ぐようになる、と評価されていました。
秀吉の命を受けて九州名護屋城の建設の絵師として
遠征していての事故でした。単なる落下事故だったのか、
陰謀だったのか、真実は明日以降の連載に待たれます。
小説の上とは言え、惜しい人が亡くなって私の気持ちも
ゾワゾワして落ち着きません。この小説の「久蔵」が好きでした。
お母さん思いで辛抱強く、人の気持ちがわかり
出しゃばらず、勇気ある青年・・・
前に他の作者の「等伯」では、「久蔵」が女の人に溺れて
若くして病死した、と書かれていたのですから。
どちらが本当の「久蔵」でしょう?
「久蔵」の絵が現存しているそうですので
是非見てみたいと思いました。

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