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今日は時計の針を逆に回して綴ってみます。
というのは↑の屋台を一番にご紹介したかったからです。
この屋台はヴァティカン博物館の出口すぐにあって、とても目立っていました。
他の場所でもこういった屋台(正式名称は知らないのですが)はあるのに
なぜかヴァティカン前のこの屋台がいつも気になっていた私です。
最初に見たとき、テントのようなひらひらのところに
「BIBITE BIBITE」と書いてあって、
BIBITEとはなんぞや?と思ったことがあります。
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↑ 今も小さく右の方に「BIBITE FRESCA」とありますが、
BIBITE(ビビテ)が「飲み物」のことだったと後日わかったとき、
なんてかわいい響きなんだろうと思いました。
それにこの色彩、そのBIBITEの並べ方、重なったパニーノまでが美しい。
私には買うというより眺めていたい屋台です。(お店の人は困りますね。)
きっとヴァティカンでこれでもか、というほど重い作品を観た私の目に
すがすがしく映ったのかもしれません。
雨もいつしか止み、また街歩きを始めたくなってきた私たち。
そうそう、そこでまた、時を戻しますが、
相棒とは出口手前で会えました。
迷子状態になった私ですが、そこは大人、
出口を確かめて(係りの人に尋ねるのも会話の練習と思おう)
待っていました。
携帯がやっと通じて私のほうが相棒より先を歩いていたことがわかりました。
会えないわけです。(笑)
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↑その昔、入る人も出る人も、この螺旋階段を使っていましたが、
今は下り専用になっています。
この階段がこんなに美しいデザインになっていることも、
今回出口付近でじっくり見たからわかったことです。
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立ち入り禁止のところもありました。
扉の向こうに、あるのだと思うとそこに行ってみたくなるものです。
でも、そっと観るだけ、踏み込んで非常ベルがなるなんてことは
ありえません。
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↑ 鮮やかな色彩のヴァティカン図書館も立ち入り禁止でした。
ちゃんと観られるのに、気がつかず、素通りしてしまったところも
ありました。
やはり、じっくり気合を入れて訪れたいところですね。
そして、出口を出たら あの屋台で「BIBITE」を注文してみようかな。
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