つい最近 新聞でヴァチカンのシスティーナ礼拝堂の汚れの問題が取り上げられて
いました。
記事によると、システィーナ礼拝堂は世界中から訪れる人が絶えず、そのため
いろんな汚れが付着し、修復したはずのミケランジェロの天井画に影響がでているとか。
そしてその反対に、厳しい管理をしているパドヴァのスクロヴェーニ礼拝堂が
取り上げられていました。
↑の画像は苦労して訪れたスクロヴェーニ礼拝堂の入場券です。
昨年のこの時期に訪れた
大塚国際美術館の記事に、
偶然にも二つの礼拝堂をアップしていますのでご覧になってください。
このときまだ本物のスクロヴェーニ礼拝堂を見ていなかった私は、
ぜひとも本当のジョットブルーをこの目でみたくて、
この春、veneziaから日帰りで訪れたのでした。
こちらが スクロヴェーニ礼拝堂の公式サイト。
オンラインで予約可能です。
たった15分のみの入場、人数の制限、厳しいセキュリティー、と
その上に知らなかったのですが、空気清浄を徹底しているとのこと。
↑パドヴァの風景
小さなスクロヴェーニ礼拝堂だから、できることかもしれませんが、
中に入った時の 凛とした空気を今も思い出すことができます。
ジョットブルーはやはり本物の勝ち。
この青さをいつまでも残すためなら、厳しい管理も仕方ないですよね。