「春」・・・・
ちょっと変ですが、私はなぜか家を片付けたくなって仕方がないのです。
これって人間の本能?
ひょっとして出版社はそれがわかっているのでしょうか、
書店にはブームでもある「片付け」「整理」「捨てる」という本たちや、
「すっきり収納」「感じのいいインテリア」「ガーデニングの楽しみ」みたいな
雑誌が目立っているような気がします。
で、買ってしまいました。↑の「ためない暮らし」有元葉子著(大和書房)
そして一気に読んでしまいました。
といっても彼女の本は字が大きく 余白も多く 料理や彼女自身のライフワークの
写真も多いので本当にすぐに読めてしまいます。
しかし読み終えるのは早くても、彼女が実践している「ためない暮らし」を
私が実行するのはうんと大変そう!
『「ためない」とは、毎日の暮らしについてまわる汚れやいらないものを
ためない工夫に始まり、今手元にあるものを十分に使い切る、ということに
通じます。』と 著者。
体の中も、家の中もすっきり、厳選して循環させる、というわけです。
「ははあ(ひれ伏す感じ)、なるほど 有元さま、その通りでございます。」と
思うのですが、プチ断捨離を何度か実行しても まだまだ片付かない我が家。
その原因のひとつ、それは捨てられないたくさんの「本」。
今回読んだ「ためない暮らし」の著者の有元葉子さんは料理研究家、
イタリアにも家を持っていらして、日本でも大活躍、何冊も本を出されています。
それぞれの本は似ているようでも、何かしら新しい発見があります。
なので、ついつい私は また買ってしまうというわけです。
↑昨年訪れたアッシジの夕景。彼女のイタリアの家も同じウンブリア州とか。
↑ こちらは夜明けのアッシジ。
私の場合、旅でしか訪れられないイタリアの地に彼女は自分の家を持ち、
そこで料理もし、暮らしているのです。(ずっとではないでしょうけど。)
そしてその暮らしぶりを私たちに伝えてくれるのです。
決して彼女にはなれないけれど、
本のあちこちからイタリアの風を感じたり、日本の良さも再発見することができます。
有元さん、
次の本ではどんな刺激を私に与えてくれるのですか?
また 貴女の「本」がたまってしまいますよ~。