「そうだ!清水寺のライトアップに行こう!」
と、思い立った私とダンナ。
↑は やっと行けた「清水寺」のライトアップ。
新聞にもこの角度からの写真がよく撮られていますが、
これは私が撮影した11月20日、夜9時半くらいの本物の写真です。
ここから向かいの清水の舞台を撮りたいたくさんの人に混じって
なぜかちょっと傾いた足元を気にしながら(みんなの重みで崩れはしないかと・・・)
最前列で撮ることができました。
実は、清水寺のライトアップ、二度目の挑戦なのです。
二年前だったか、やはり思い立って夕方六時頃JR京都駅にいた私たち。
せっかく来たのだし、まだ時間はたっぷりあるからゆっくり晩御飯してから
参りましょ、と まずは駅周辺で よさそうなところを探したのですが、
なぜか満席、予約なしではダメと断られ、
ではと、地下鉄で心当たりのレストランを訪ねてみたものの、こちらも予約でいっぱい。
おなかはすくし、「どこでもいいか~」と言いながらも
美味しそうなところを探した結果、
あるオープンしたばかりのイタリアンレストランに席を見つけました。
このとき、7時くらい。
よく見ると、お客はほとんど料理を待っている状態、
コック一人、接客一人、非常にゆっくりとした回転のようでしたが、
「まだまだ時間あるし・・・」と、ちょっとしたフルコースを注文した私たちは
あまりのゆっくりさに途中、ここに入ったことを後悔し始めました。
結局 9時前にお店を出た私たち。
「九時で受け付け終了ちゃう?」「あきらめよか・・・」
と、乗った帰りの電車で「受付は9時半終了」のライトアップのポスターを
見たのでした。
「なんや~、急いだら間に合ったかも~」
「いや、無理やって。」
「また来たらええやんね」
と、二年後の今年。
今回も急に思い立って出かけた私たち、しかも時間は前より遅かったのです。
しかし、二人して「ト○レ」が必要となり、近くのコンビニへ駆け込んだものの
同じ思いの人の長蛇の列。
「では どこかで軽く夕食して・・・」
「前みたいなことにならないように・・・(笑)」
と、飛び込んでみたのが
「グリル冨士屋」 だったのです。
ただ最近食べていなかった「オムライス」のメニューにつられて
迷わず注文した私、ダンナはハンバーグセットでした。
「ト○レ」を借りるのが目的で入ったので、写真も撮らなかったのですが、
ふわふわ卵+ケチャップなしのオムライスのあまりのおいしさに
お腹がすいていなかったにもかかわらず、完食!
気が付けば隣のダンナもハンバーグセットを平らげていました。
コックのご主人と奥様だけの小さなカウンターだけのお店。
またしても注文してからオムライスが仕上がるまで、順番待ちの時間が
ゆっくり流れていきました。
「前みたいにならへんかな」
「大丈夫!九時半までに入ればいいんだから」・・・でもちょっと心配。
9時15分前、前にいたお客を食べぬいてお勘定をお願いし、
「清水寺に行くにはここを左に行けばいいんですよね」と私。
「ええ、そうどすが、30分くらいかかるんちがいますか?
ライトアップは九時まででは?ちょっとしか見られまへんえ」と、おかみさん。
きゃっ、
「9時半まで受け付けと聞いてます。ちょっとだけでも見たいので行きます。
実は前にも行きそびれて・・・・」
と、そのわけは説明しないで、歩いて歩いてゴールしたのが九時ちょうど。
閉門の10時まで ゆっくり散策できました。
ふ~、二年越しの憧れのライトアップ、よかったですよ。
まだまだ紅葉を楽しめる京都にぜひぜひお出かけください。