↑ 2010年 5月に訪れたVeneziaのホテルの部屋から見た景色です。
ミラノからユーロスターでVenezia サンタ・ルチア駅に到着。
駅前のヴァポレット切符売り場に並んだ時、すでにずぶ濡れ状態の大雨の中、
「あれ、これって前もそうだったな・・・」
思いだしました。
今回も「雨男」の噂が高いダンナがいっしょなのです。やっぱり降ったか~!
そして 私たちが今回選んだホテルは
A Tribute To Music Residenza
(ア トリビュート トゥ ミュージック レジデンツァ)
という 長い名前のホテルです。
そして↓が びっくりすると思うんですけど~ ホテルの玄関です。
ホテル検索サイトの評価欄に
「入口がわかりにくい」だの「土産物屋の横が入口」だのと書いてあったので
たぶん ここだろうと思いましたが、ホテルのプレートがなければ、
呼び鈴を押すのがためらわれるようなドアでしょ?
場所は前回と同じラグーナに面したスキアヴォーニ河岸。
2010年6月27日の記事と
2010年7月1日の記事にも登場しています。
ただし、ヴァポレットの停留所は前回の「サン・ザッカリーア」の隣
「アルセナーレ」になります。
なので 駅からはジュデッカ島経由が早くて便利。
降り立ったことはないけれど、眺めの良いジュデッカ。
その記事は
こちらからどうぞ。
このルートはVeneziaで暮らす人や働く人の乗り降りが多く、
カナルグランデのような華やかさはありませんが、
ラグーナの風に吹かれて 島を行ったり来たりするのも楽しいものです。
↑の写真で、船が見えるところが「アルセナーレ」の停留所。
そこからひとつだけ緩やかな階段の橋があって、
ホテルに着くにはその橋をスーツケースを引っ張って辿りつかねばなりません。
それにも関わらず、このホテルを選んだのは
前回のホテルの半額くらいの宿泊代とラグーナの景色です。
それにVenezia本島の東側を歩いてみたかったから・・・
↑ 部屋の窓を開けると大好きな サン・ジョルジョ・マッジョーレ島が見えます。
前回とは方向も部屋の階の高さも違うけれど、やっぱりお気に入りの景色です。
ホテルのある通りは土産物屋やバールが並んでいます。
ツアーや団体のための船着き場は目の前。
朝早くからサン・マルコ広場へ向かうグループが続々と到着します。
2000年にツアーで到着したのは、もしかしたら
この船着き場だったのかも・・・。
ホテルについていえば、
わかりにくい入口は何とかしてほしいところですが、
スタッフはいつも笑顔、とても親切で、なんでも答えてくれました。
小さいけれどエレベーターもあります。
朝食は小さな食堂でいただきます。
バイキングではなく、各テーブルに運んできてくれるのですが、
小さな部屋、小さなテーブル、
そこに大柄なドイツ人のお客がほとんどという やや狭い感がある空間に
小さな厨房で働く人の数はなぜか多くて、バランスとれてないなあ、と
笑ったものでした。
ホテルの名前に因んでか、各部屋のドアにはミュージシャンの写真が飾ってあります。
私たちの部屋はデューク・エリントンでしたが、
部屋の中にはそれと関するものは何もありません。
縦長の部屋は通りにくく、それと同じくらいの広すぎるバスルームがついているのも
バランス悪し。
前回のホテルでは小さいながらもバルコニーで椅子に座れたけれど、
今回はいきなり窓です。
「前の半額やもんな~」
これでもか、というほど降った雨もやめば、きれいな夕焼けが望めます。
サンマルコには少し遠いのですが、その分 静かなアルセナーレ。
美味しい隠れ家的レストランや小さな工房もすぐ近く。
そのときの
記事をクリックしてみてください。
そうそう。
最近BS朝日で
「世界路地裏紀行」 という番組が始まりましたが、
その中に登場していた路地裏の八百屋さんの前を滞在中よく通ったことを思い出しました。。
本当に生活感のある通りで、やっぱりこの八百屋さんだと確信したのは
右端に偶然映っていた店主とその奥様です。
クリーニング屋さん、お菓子屋さん、金物屋さんなどが普通にあって、
夕暮れ時、子供たちと散歩する若夫婦がいて、
押しているベビーカーがVenezia特有の車輪(橋を越えられる)で、
お店の人と挨拶を交わしている、そんな路地裏もVeneziaの魅力です。
次回はVenezia ホテルのおさらい その3です。