Dalla Cucina

イタリアの旅の記憶を中心に
あれこれ書いています。

 ☆ボッティチェリをズームアップで

2010-09-30 23:29:00 | ☆イタリア 記憶の風景
 今日は La Repubbulica.it で見つけた 美術好き、イタリア好きにはたまらない
 記事をご紹介します。

 ここ をクリックすると、ボッティチェリ作の「春」が
 見られます。
 下にあるプラスの記号をクリックすると、どんどんズームになり(わお~)
 細部まできれいに見えるというもの。

 背景や足元に咲く小さな花もくっきり!
 お試しくださいませ。
 
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サマータイムの夕食 ☆メラーノのホテルにて

2010-09-26 00:32:00 | ☆イタリア 記憶の風景
 
           


 最近 夜になるのがぐっと早くなってきましたね。
 六時になると、「もうおうちに帰らなくちゃ!」と、子供でもないのに心焦るほど。

 こうなると思い出すのはメラーノの夕食の思い出です。

 ↑は私たちが泊まったホテル のレストラン。
 このテーブルは朝と夜、三日間の滞在中 私たち専用のテーブルでした。

 夕食をホテルで、というのは ほとんどない旅をしていたforchettaですが、
 このホテルは二食付、というシステムになっていました。
 「夕食のお時間は七時からでございます。」
 「はあい、まだまだやね。おやつタイムにせえへん?」
 と、見晴らしのいいお庭で ケーキとお茶をいただきました。

 これから前々回の記事の続きとなります。


 
         

↑の写真がホテル。
左側のバルコニーがあるところが私たちの部屋です。
見晴らしは最高!


 
          

↑はバルコニーからではなく、一部屋できそうなくらい広いバスルームからの眺め。
 眼下にメラーノの街が見えます。
 このバスルームには猫足のクラシックなバスタブがあり、ダンナの入浴シーンの写真も
 ありますが、もちろんカットさせていただきます。
 早めのチェックイン、早めのシャワー、これぞヴァカンスだわ~とホクホク。

 滞在中の夕方、いつも同じ方向から 雨になりました。
 雨の音は耳に心地よく、お昼寝にはぴったりのBGM。
 いや、ここで眠ってはいけない。
 夕食は七時からだから、化粧直しして、服も替えて行こう・・・と思いつつ。

 
        

「ドンドンドン」とドアをたたく音に、びっくりして飛び起きた二人、やっぱりうとうとしていたのでした。
音の主はホテルのメイドさん。
彼女は私たちが夕食に出かけているだろう間に、タオルを取り替えたり、ベッドメイキングをするために部屋に入り、眠りこけている私たちを発見して、びっくりして外に出て、ドアを叩いたのでした。

「ごめんなさい、確認せずに入ってきてしまいました。お食事に降りておられると思って。もう七時半をまわっています。」
「ええ~!まだこんなに外は明るいのに!すぐ行きます!」

寝起きでふらつきながら、大慌てで着替え、すっぴんで食堂に向かった私たちを迎えたのは
エレガントなドレスにハイヒールの奥様とスーツ姿の旦那様のドイツ人夫妻。
彼らは私たちと同じ宿泊客で、この日は、いえ 次の日も二組だけの食事で、少しお待ちいただいた
ようすでした。
きゃは、申し訳ないやら、恥ずかしいやら。

サマータイムの七時半は日本の六時半。
夏至に近い頃、半分寝ぼけながらのゆっくりした夕食が終わったのが九時過ぎ。
今日の夜五時よりずっと明るいのですよ。

旅の疲れと、おやつのケーキが体に残っていて、たっぷり盛られたフルコースは
もちろん完食できませんでした。
ああ、猛反省のメラーノの夜。

今となっては 笑える思い出ですけどね。

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リュクセレ ☆お庭を眺めながらフレンチを

2010-09-19 00:13:00 | ☆レストラン


 広大なお庭を眺めながらゆったりとお食事できるのがここ
太閤園 レストラン リュクセレ。

 お食事の前に自家製フルーツ酢をいただいてからテーブルへむかいます。


 


 丸テーブルに運ばれてきたお料理、まずはアミューズメントのお皿、
 ちゃんと説明いただいたのですが、ほとんど忘れ おいしさだけが残りました。


 
 


 きっと 披露宴会場にもなるんだろう、このレストランは すべて丸テーブル。


 


 テーブルの間隔は広くゆったり。
 心ゆくまでしゃべりながら、お料理を堪能できます。
 マッシュルームとセップ茸のスープ、そろそろ温かいものがうれしい季節になったかな。



 選べるメイン、私はイサキのソテーをチョイスしました。
 う~ん、白ワインが美味しい!





 デザートとコーヒーまで、運ばれてくるタイミングも抜群でした。
 いろんなタイプの結婚式、披露宴が可能な太閤園。
 運がよければ、幸せなカップルたちに遭遇できます。
 
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メラーノ ☆風に吹かれて

2010-09-13 23:49:00 | ☆イタリア 記憶の風景
 


 長年使っていた我が家のパソコンをついに買い換えました。
 「光にしたのに全然早くなれへんやん!」・・・ぶつぶつ・・・
 と、言ってずっとデスクの前で待っていた我ら夫婦。

 なあんだ、パソコンが古くなっていたのでした。
 光のせいにしてごめんなさい。

 当たり前のようにサクサク動くニューパソコンに感激して、撮りためていた画像を
 見直していたら、なんだかきれいに映っているように思えてきました。

 ↑の画像は 北イタリアのメラーノ。
 ちょっと小高い丘の上にあるホテルの庭に続くバールから外を見たところです。



 到着してすぐ、ここの庭が気に入って、お茶とケーキをいただきました。
 このバターリッチなケーキと旅の心地よい疲れが、あとで とんでもないことに
 なるのですが・・・
 それはまたの機会に告白することにします。

     


 涼しい初夏の風に吹かれて「ずっとここでくろいでいたいね。」
 なんて言っていたら、山のかなたから、強烈な勢いで風が吹き始め、
 やがて雨になりました。

 パラソルを閉じ、テーブルクロスを手際よく片付けるカメリエーレ。
 私たちも中のバールへ移動です。





 山の午後は雨になることが多いのですね。
 しっかり雨が降ったあとは、虹も出て、そのあとはうそのように澄み切った空に
 なりました。
 
 少し涼しさを感じた今日、ふと あのときの風を思い出しました。


  
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 テルマエ・ロマエ ☆愛すべきお風呂好き

2010-09-06 23:25:00 | ☆イタリア 記憶の風景


 「最近面白い漫画を読んだよ」
 「へえ~、なんてタイトル?」
 「えっとねえ、テルメ ロメエ・・・ちゃううちゃう テルマロ ロマエ・・
  あれ、なんてゆうねんやったかなあ?」

 という会話をイタリア語の先生としたのはついこの間でした。
 やっと覚えた 正式名は「テルマエ・ロマエ」。
 これってラテン語?それともわざとこういう読み方しているのか・・・
 
 とにかく表紙のローマ人がこの漫画の主役「ルシウス」。
 ん?シリウスっぽいから、また名前、覚えられへんわ。

 脇役としては、愛すべき我らが日本人多数。
 「ルシウス」はその我らを称して「平たい顔族」というのですよ。
 ま、確かに・・・

 この話、書くと長くなるのですが、読めばまあなんと早いこと!
 面白くて、笑いながら、そうそう!なんていいながら 一気読みしてしまいました。



 ↑は ローマのカンピドーリオ広場のローマ人。
 今にもお風呂に入りそうな感じでしょ?

 平たい顔族とローマ人の共通の好みは「お風呂」。
 こんなに沢山 お風呂のバージョンが日本にあったんだと再確認しました。
 続編が9月の末に出版されるとか。

 検索したら作者のヤマザキ・マリさんはイタリア人と結婚されているのでした。
 彼女の作品に「モーレツ!イタリア家族」というのがあるそうです。

 早速これも併せてネット注文し~よおっと。
 熱いお風呂にもザンブと入りたい気分。

 そろそろ夏もおしまい・・・って言いたいですよね。


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