Dalla Cucina

イタリアの旅の記憶を中心に
あれこれ書いています。

三度目の夕日☆Venezia San Giorgio Maggiore

2012-08-27 00:59:00 | ☆イタリア 記憶の風景


 イタリア、とりわけVeneziaを気に入っている友人が私に言いました。
 「夕日を見るならここよ。」と。
 それが  サン ジョルジョ マッジョーレ教会の
 鐘楼から眺めた夕日です。↑

 Venezia中を紅に染めて行く ここからの夕景にすっかり魅了された私。
 今度は私も友人に見てほしいと、Venezia滞在中、空が晴れたら夕日の時間に
 間に合うようにサン ザッカリーアからヴァポレットに乗り、
 この鐘楼に登ることにしています。

 今までに見た夕日は3回、
 感動した夕日も3回、
 その都度 違う色に変化する海の色や空の色に出会い、
 いつも来てよかった!と思うのです。

 

 

 


 ↑は2011年秋の写真、最初のは2010年の秋の夕景です。






 


 ちょっと心に余裕がでてきたのか、3度目の夕日のとき、
 鐘楼の下にキオストロを見つけました。
 でもギリギリまで夕日を眺めていたので、キオストロに入場は間に合わず。
 

 前回、教会内部は帰りに見ようと思ったら暗くて見えなかったこともあり、
 今回は先に見ておいて少し賢く回れたと思っていたものを・・・・
 またまたパーフェクトとはなりませんでした。
 しかたがない、また来ますかね。

 
 


 2011年、ちょうどビエンナーレの時期と重なり、
 教会にもこんな現代アートが展示されていました。
 



 


 ↑Jacopo Bassano の作品もそのとき初めて見ることができました。




 ↑ 正面、海から見たサン ジョルジョ マッジョーレ教会。

 今の建築は白いファサードのレデントーレ教会と同様にアンドレア パッラーディオ
 が手掛けたもの。
 (今、といっても1564年のことですが・・・・)

 ローマ建築を研究し、目指した彼の建築物は、
 今回2012年の「ロザンナ先生と行くイタリア」で訪れたVicenzaでも
 見ることができました。
 偉大なり!パッラーディオさま。

 
 

 
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命の誕生に向かって

2012-08-24 02:44:00 | ☆素敵なこと




 息子からの電話は 「もうすぐ産まれる、病院まで来て」。
 その知らせに待ちに待っていた家族は皆車を走らせました。

 西にむかう途中の空は三日月も出てとても綺麗。
 気持ちのいい空の移り変わりに見とれていたら、また電話がなりました。

 「産まれたわ~ 今どこ?」
 「高速降りたところ」

 それほど安産だったのです。よかった~

 ガラス越しに対面した赤ちゃんはママ似のハンサムボーイ。
 おやおや、早くもバババカぶりか?
 いっぱい写真撮って、帰って印刷して、もうスマホの待ち受けにもなっています。

 無事に生まれてくれてありがとう。
 君はみんなの希望。

 大きな大きな「いのち」の誕生です。
 
 
 

 
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第1回目の誕生日+90

2012-08-19 01:29:00 | ☆素敵なこと





 楽しいことや悲しいことが入り混じったここ数日。
 高齢の母の誕生日をすっかり忘れていました。

 気がついたのはその日の夕方。
 せめてバースデーケーキでも買ってお祝いしましょ、と
 お気に入りのケーキショップで記念日用の小さなデコレーションケーキを
 買いました。

 「メッセージはどういたしましょうか?」
 「Happy bairthday で」
 「お名前は書きましょうか?」
 「いいえ、そのままで。」
 「では、ろうそく何本お入れしましょうか?」

 「91本」・・・とは さすがに言えず、「91歳なのですが・・・」
 「それでは大きいろうそくを9本、小さいのを1本お入れしますね」
 「あ、ありがとうございます。」

 実はこの日が自分の誕生日だということを全く忘れていた本人。
 目の前におかれたケーキを見て
 「こんなに一人で食べられへんわ~」
 「何ゆ~てんの、これはみんなで食べるねんよ。
  今日はお誕生日 おめでとう!」
 「あらま、私のかいな、忘れてた。」
 

 ま、一人で食べるのは無理ですが、
 大きめろうそく9本+小さいの1本を立てれば
 ぐちゃぐちゃになってしまいそうな 小さなケーキ。

 真ん中に大きいのを1本だけ立ててみました。
 これからの1年1年を大切に、
 来年はこのスペースに2本のろうそくを立てることにします。
 
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Una foto di oggi No.5

2012-08-13 21:22:00 | ☆イタリア 記憶の風景







      好きです、イタリアのポスターの貼り方。guitar Roma










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トラステヴェレのエノテカへ☆ロザンナ先生と行くイタリア

2012-08-11 23:35:00 | ☆イタリア 記憶の風景


 ↑夜のサンタ マリア イン トラステヴェレ教会

 ローマ初日。
 空港に着いたのは午後7時、でもサマータイム真っ只中のこの時間は
 まだまだ日中のような感じです。
 予約しておいた有料のピックアップサービスは落ち着いた感じのシニョーレが
 空港で私たちを迎えてくれました。
 ロザンナ先生とシニョーレは車中で サッカーの話などで盛り上がり、
 まるで知り合いの車に乗っているようでした。
 そして二人の話すスピードはどんどん早くなり、知らない言葉もいっぱいでてきて
 私はだんだん理解不能に。
 ネイティブの会話ってすごいですよ~。

 トラステヴェレのアパルタメントではスタッフが待っていてくれて
 手続きや説明や あれやこれやと。
 ここでも今回の旅の守護聖人のロザンナ先生にお世話になりました。
 そのスタッフが帰ったあとで、一部屋の空調が効かないことがわかり、
 その連絡待ちで、すっかり夜になってしまいました。


 

 


 さっそく夜のトラステヴェレを散策。
 ↑は教会の前の広場 Piazza Santa Maria in Trastevere。
 イタリアの夜の色はオレンジ、明るすぎないのが落ち着きます。
 日本の節電状態ぐらいかしらね。いや、もっと暗いかな。




 噴水の反対側には有名なリストランテ「サヴァティーニ」があります。
 賑わってますね。


 散策しながら スタッフおすすめのエノテカを探すものの
 定休日だったり、見つからなかったり。
 でも ロザンナ先生が日本の旅行誌でチェックしていたエノテカを見つけました。


 

 


 ↑ 「FERRARA」  

 Piazza Trilussaをvia del Moroに進んだところ。
 この辺りは 右にも左にも良さそうなお店が並び、どこにしようか迷うほどですが、
 初日は「エノテカ」へ、と決めていた私たちは
 ちょっと大人の感じが漂う「FERRARA」に決定。
 イタリア初日を祝う乾杯にふさわしい、落ち着いた雰囲気の店内、
 物腰の柔らかいシニョーラがワインやお料理の説明をしてくれました。

 ローマっ子のロザンナ先生が選んだこの日のローマ料理をご覧ください。
 もちろんワインと共に。



 ↑ Fiori di zucchina fritti e filetti di baccalà fritti
  (ズッキーニの花のフリット と 塩漬けタラのフリット)



 ↑ Tortino di porri e pecorino romano
  (ポロねぎとペコリーノロマーノのトルティーノ)



 ↑ Carciofi alla Giudia
  (ユダヤ風アーティーチョーク)
  カリカリに揚げてあります。これがユダヤ風なんだとか。



 ↑ Quaglie arrosto con purea di patate
 (うずらのロースト ポテトのピューレ添え)

 そしてここからは別腹のデザートです。
 先生はお店のシニョーラに「日本におけるベツバラ」を説明、
 次回からの日本人客には「ベツバーラ」をきっとすすめることでしょう。(笑)





 ↑ Gelato di yogurt con frutti di bosco
  (自家製ヨーグルトのジェラート 森の果実添え)



 ↑Crostata di ricotta
 (リコッタチーズのクロスタータ)

 どうですか?
 ワインにあうローマ料理の数々。

 もちろんお腹はいっぱい。
 ワイン1本が飲みきれなかったけれど、残りは持ち帰りOKでした。
 で、残ったワインはアパルタメントの冷蔵庫でその後大活躍、
 またブログで書くことにしますね。symbol1



 帰り道にちょっと寄り道、
 ルンゴテヴェレには夏のBancalelle(屋台)で光の帯ができていました。
 お腹ははちきれんばかりだけど、屋台を覗きながらまた食べることを考えている
 食いしん坊な私たちでした。



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