・・・・・ROMA・・・・・
今年の締めくくりは「橋」のある風景にしたくて
この「Ponte Sisto」ポンテ シスト(シスト橋)を選びました。
ローマのトラステヴェレからカンポ・デイ・フィオーリに向かうこの橋、
ここは車は通れません。
ローマの石畳は サンピエトリーノという名前がついているのだそう。
この橋にも、そのサンピエトリーノが敷き詰められています。
ゆるやかなカーブの先には何があるのでしょうか?
初めての橋を渡るとき、向こう側にあるものに向かって
期待と不安を抱きながら歩く自分がいます。
そして、今度はその橋に戻ってきたとき、
違う風景を向こう側にみつけ驚くこともあります。
前ばかり見ていたときには、気づかなかった、
少し前には、たしかにそこにいたはずの自分も。
来る年は橋の向こう側、
一歩一歩踏みしめて、
やっぱり前を向いて歩いて行こうと思います。