Dalla Cucina

イタリアの旅の記憶を中心に
あれこれ書いています。

 Con spirito iniziale ☆初心にかえって

2011-03-20 23:39:00 | ☆イタリア 記憶の風景
 


 早いもので、私がイタリア語を勉強しようかな、と思った2000年3月から
 なんと10年が過ぎてしまいました。

 そして始めるにあたって、お世話になったのは NHKのテレビとラジオのテキスト。
 毎月の発売日を待ちかねて欠かさず購入、テキストを何回も活用し、
 録画、録音して 日々勉強を重ねた初期の自分を思い出すと、
 まあ、ひとりでよくやってたやん、と褒めてやりたくなります。

 が・・・
 とうとうラジオやテレビという一歩通行の勉強に限界を感じだした私。
 語学学校に週一で通ったり、プライベートレッスンを受けたり、と
 勉強のスタイルは徐々に変わっていきました。

 でも その間もテキストは買い続けた結果、本棚にはまっさらに近いものや
 再放送なのに気付かず、また買ってしまったものであふれかえってしまいました。


 



 そうだ! 思い切って整理しよう!
 と決心し 保存したい部分だけをカッターで切り落とし、
 100円ショップで買った簡単ホルダーでまとめて本のようにしてみました。
 (勉強熱心な友人がまとめていたのを真似して・・・)
 そして 残りは泣く泣く廃品回収へ。

 これで 本棚はややすっきりしたかな。

 でも ここ1年以上は 我がダンナがまじめなリスナーになっているので
 新しめのテキストはちゃんと活用されています。

 一番↑は今年4月開講のテキスト。
 久しぶりに開いてみると、キラッと光る文例や、テキストだけにある連載が
 やっぱりいいんですよね。

 ここで もう一度初心にかえり、ダンナといっしょにテキストを
 活用しようと思っています。

 書店のレジ横においてある無料の栞、
 「おっ、可愛いやんか」と手に取ったら NHKテキストのでした。


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あの青い海が・・・

2011-03-14 22:21:00 | ☆ノンジャンル
 ずいぶん昔の話になりますが、
 東北地方をゆっくり旅行したことがあります。
 行く先々で出会った優しい人たち、そして青い海。

 特に三陸海岸では、山と山の間にいくつもの美しい浜があり、
 そこには小さな集落もありました。

 その街のひとつに「田老」がありました。
 過去に大きな津波を二度も経験した教訓から、この街には10メートルの
 巨大な防波堤が街を囲っていて、その大きさ、高さに驚いたものでした。

 丘の上の民宿に泊まった私たちは、主から 昔この街を襲った津波の話などを聞き、
 だからこの高台に引っ越したのだと知りました。

 今回の地震、津波の第一報を信じられない思いで聞いたとき、
 あの「田老」の巨大防波堤なら大丈夫なのではと思っていました。

 しかし、その防波堤をも乗り越えて津波は街を襲ったのだとネットの情報や
 テレビのニュースで知りました。

 人間の想定を遥かに超えた脅威だったと言わざるを得ません。
 今はただただ祈るような気持ちでいますが、
 こんなときこそ元気な力で日本を支えあうのが、私たちにできる応援のひとつに
 なるのではないか、と思います。

 友人が「日本人の底力が試されるとき」だと言っていました。
 その通りですね。

  
 
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アチレアーレのカーニバル ☆シチリア最大のカーニバルへ?

2011-03-07 01:06:00 | ☆イタリア 記憶の風景


 このところ 思い出すのは2009年の2月に訪れたシチリアです。
 アーモンドの花が咲くこの季節、各地でカーニバルが行われるのですが、
 イタリア4大カーニバルの一つで、シチリアでは最大であるという
 アチレアーレ Acireale のカーニバルを目指して お祭りにはめっぽう詳しい
 相棒と日帰りでシラクーサから出かけました。


 ↑の写真はアチレアーレのDuomoを背景に現れたカーニバルの山車のひとつ。
 ここは Veneziaの仮面のカーニバルとはちがって、こういうハデハデな
 張りぼての山車のパレードでその名が知られています。

 


 カーニバルがあるという知識しか知らなかった私は、がらんとした鉄道駅から
 タクシーで着いたチェントロの広場の美しさに驚きました。



 美しい広場には特設ステージが設けられ、
 カーニバルの準備真っ最中ってところでしたが、パレードの気配が感じられません。
 あれ?なんか変、12時スタートと思い込んでいたのですが、
 インフォメーションで尋ねると、パレードは夜からだということ。
 が~ん!



 ちなみに↑のような感じになるのだそう。(カーニバルの公式サイトより)

 動いてなくていいから、一目なりとも見たいもの・・・

 私たちは時間の許す限り待つことにしました。とほ。
 でもその間の街歩きでは 楽しいことがいっぱい。

 次回 撮りまくった写真とともにお話しますね。
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