↑ イギリス ロンドン:朝のハイドパーク
イタリア大好きなわたくしですが、
イタリアばっかり行っていて、他の国も知らずに「イタリアはええよ~」と
言うのが 常々どこか変ではないかと思っていました。
で、今回 イギリス大好きな友人が前半のイギリスを担当、
後半のイタリアを私が担当し、二つの国を愛でる旅に出かけました。
その計画にのってくれた旅好きの二人の友人も加わっての四人旅。
実際 私にとって初めてのイギリスは「へ~」「ほ~」と知らないことが
いっぱいでした。(イタリアでもありましたが・・・)
イタリア旅行のランキングに参加していますが、
しばらく「へ~ほ~旅日記」におつきあいくださいませね。
イタリアや日本と比較して面白いなと思ったこともありました。
そのへ~ほ~第一が↑のシールの「ポピー」に関すること。
我々が関空からロンドンに着いたのは11月1日。
その日はホテルに夕方到着、冬に近づく11月はなんだか夜が早くやってくる
みたいでした。
夏ならまだガンガン遊んでいる時間なのにね~。
荷ほどきもそこそこに、(なぜなら次の日からコッツウォルズ地方に3泊するので、)
持ってきたおにぎりやインスタント炊き込みごはんで夕食です。
夜、友人のお嬢さん夫婦(ロンドン在住)とホテルのホールでお茶会(ホテルの
サービスで無料でした)。良心的な良いホテルとみました。(後程ご紹介)
部屋に帰り、いつものごとくテレビをつけると、
出演者がみんな花の形のブローチみたいなのをつけていました。
私には「椿」に見えましたが、、「なんかオシャレねえ、赤い羽根より可愛いかも」
と、真剣に観るわけでもなく、次の日となりました
ホテルはオックスフォードストリートのマーブルアーチから 少し歩いたところ。
通勤客で早くもごったがえし始めていましたが、
その向こうには広大な「ハイドパーク」があるのです。
公園は紅葉真っ盛り。
散歩する人、走っている人、そして馬に乗っている人にも会いました。
さすが、イギリス!
優雅でかっこいい~・・・のですが、
横断歩道の渡り方は かなりスピードアップしなければなりませんでした。
一応ボタンを押して待っていますが、みんなそれより早く飛び出します。
これって大阪でもせえへんよね、と ロンドンっ子に混じって渡ります。
やれやれ。
↑ ホテルの部屋から外を撮ってみました。
メリーポピンズの映画を思い出します。
部屋に戻り、テレビをつけると、今日もまたお花のバッジをつけた人ばかり。
中には その花模様のワンピースでご出演の女性も。
もちろん テレビだけではなく、街でも駅でもそんな人でいっぱいです。
よく見ると、花は「ポピー」。
紙でできていて、テレビで見るより、色は鮮やかでした。
途中でわかったのですが、
11月1日から2週間、戦争で亡くなった人たちを偲ぶ寄付金活動だったのでした。
「ポピーデイ」は11月11日(停戦記念日)に一番近い日曜日。
主に第一次世界大戦の犠牲者の墓地などの管理整備に使われるとか。
イタリアでは11月2日が「故人の日」。
亡くなった人を偲び、お墓詣りをします。
ミラノのチミテーロにたくさんの菊の花が添えられていたことを思い出しますが、
イギリスでは(ドイツでもフランスでも)戦死者を偲ぶ活動なんですね。
あまり深く考えず、私たちは寄付をしてポピーのバッジとシールをもらいました。
バッジはいつのまにかとれてしまいましたが、リュックに貼ったあと、
旅のメモ帳に貼ったシールは想い出となりました。
外国人としては少々複雑な心境でもありますが・・・
これが最初の「へ~ほ~」でした。