いやはや 暑いですね~
今のこの暑さに比べたら1か月前のイタリアの暑さなんてなんてことない!
・・・と 今は思うのですが あのときはあのときで結構暑かったのですヨ。
今日はローマで食べた「Grattachecca」(グラッタ ケッカ)のお話。
グラッタケッカとは、要するにローマの「かき氷」です。
↑は ローマ滞在中のある日の午後、
私のイタリア語のプライベートレッスンの先生(ロザンナ先生)が
「昔 ここで食べた」というテヴェレ川沿いのお店へ行ったときの写真です。
そう。
実は今回はそのロザンナ先生との旅でした。
本当はもう一人 旅のパートナーがいたのですが、
残念ながら都合でキャンセルになり、
結局二人でローマ、ミラノを旅することになったのです。
旅立ちの朝、関空で待ち合わせた私たちは、
行けなくなった友人のことを思い、
残念なのと 淋しいのと これからの旅への期待とで
いつもとは違う複雑な心境で、イタリア語と日本語の挨拶を交わしました。
先生は日本在住20ウン年、日本語も英語も、最近はスペイン語もOKなのです。
(先生の許可を得て、お名前書かせてもらっています。)
そういうわけで、今回は一味違った旅になったのはいうまでもありません。
なるべく順を追って書きたいのですが、
この暑さ!
真っ先に思い出したのが、↑の 「グラッタケッカ」なのでした。
お店は ナヴォーナ広場からも近い ウンベルト橋のたもと。
橋の向こうには Palazzo di Giustizia (裁判所)が見えます。
左下、大きな木の下にあるキオスクがそれ。
↑「Grattachecca」と書いてあるのが見えますか?
お店の前は車が びゅんびゅん行きかう ルンゴテヴェレ。
気をつけて横断して、川沿いにあるお店で注文をします。
お店のお兄さんが外に出てきて、蓋つきの箱を開け、
昔見たことがある「かんな」のような氷削り器で氷の塊をカリカリ削り始めます。
それが「grattare」(グラッターレ)掻く、と言う意味だからグラッタなのか。
「Checca」(ケッカ)はローマのことばで「フランチェスカ」(女性名)だとか。
だからGrattachecca は「フランチェスカおばさんのかき氷」?
日本にも「なんとかおじさんのチーズケーキ」というのもあるし、
そんな感じ?
響きで「グラッタケッカ」になったという説もあるみたいです。
カリカリ感がある響きでしょ?
ま、その 本物の「かき氷」に好みのフルーツとシロップをたっぷり
かけたら「グラッタケッカ」の完成です。
その甘さとさわやかさは感動ものでした。
「これ、日本で売りだしたら売れるよね~」
などと、言っていた私たちでしたが、
先日 ロザンナ先生から「今すぐ読売テレビを見て!」と緊急電話があり、
なんと大阪にも グラッタ ケッカを売るお店が あることがわかりました。
う~む、先を越されちゃったね~
このグラッタケッカ屋さん、ローマに数件あるそうです。
夏にローマへ行く予定の人は ぜひ探して味わってみてくださいね。
ロザンナ先生と行くイタリアシリーズ、
こんな感じでぼちぼち出発進行しまあす。(前回のも同時進行で参りますが)・・・
Andiamo!