Dalla Cucina

イタリアの旅の記憶を中心に
あれこれ書いています。

☆ ナスのポルペッテ Polpette di melanzane

2011-07-31 00:32:00 | ☆ばんごはん


 イタリア料理を作るときにナスを使うときは「米ナス」と決めています。
 なぜなら、肉厚で、しっかりしているから。
 で、今日もその「米ナス」を使って ポルペッテを作ってみました。

 ナスはへたをとって、小さめに切り、塩をしてしばらくおき、洗って
 7分ほどゆでます。
 ざるにとって少しさまし、ポテトマッシャーなどでつぶし、水分をとります。
 食パンをちぎって、水に浸し、それも水分をとるようにぎゅっとつぶします。

 大きなボウルにつぶした(皮が残っていてもいいです)ナスと食パンをいれ、
 パルミジャーノ(市販のパルメザンチーズも可)、卵黄、あらびきガーリック、
 塩、ちぎったバジルを全部まとめて、いくつかの団子を作ります。

 小麦粉をまぶしたら、フライパンにオリーブオイルを多目にいれ、
 その中で焼きます。(油で揚げてもいいけど)

 いっしょに↓のライスサラダも作りました。

 


 冷凍していたごはんを軽くチンして、ざるで水洗い。
 水気を切ってボウルにいれ、あとはツナ缶、水煮の豆、プチトマト、
 ゆでておいたブロッコリー、イタリアンパセリ、プロセスチーズ、
 ケイパー、などなど、適当にほうりこんで、レモン汁、オリーブオイル、塩で
 味付、全部をまぜれば出来上がり。

 あとは、こぼれ種で庭にふえたバジルを使ったジェノベーゼソースで
 パスタを作りました。

 きりっと冷やした白ワインがあう、あう!good

 今日のポルペッテは↓の本を参考にしました。
 テレビ、ラジオのイタリア語講座のテキストに連載されていたものを
 まとめて再編集したものです。
 実用的!イラストも可愛いですよ。



 




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北イタリア ☆メラーノの虹

2011-07-22 01:20:00 | ☆イタリア 記憶の風景



 先日 我が家から見た虹の記事を書きましたが、そのとき
 イタリアでも何回か虹を見たことを思い出しました。

 その中でも強く記憶に残っているのが↑の「虹」。

 北イタリアのメラーノ、チェントロからもかなり山寄りにあるホテルの
 バルコニーから見た虹です。

 私たちの部屋は角部屋だったので、お風呂場を含め、3つある窓から
 いつも空を眺めることができました。



 特にお風呂場(ひとつのお部屋くらいあって広い)の窓からの空は
 山が高く近いので刻々変わり、どんだけ写真好きやねん!と思うほど、
 朝から夜まで撮っていました。

 山の天気は変わりやすい、と言われますが その通り。
 午前中は青空でも、夕方近くになると↑の写真でわかるように
 山に囲まれた谷のあたりから雨が降り出します。

 ひとしきり雨が降ったあと、反対側の明るい山にいくつもの小さい虹が重なって
 現れるのでした。

 空にかかっている、というより
 手を伸ばせば届く虹のカーテンのよう。

 部屋には涼しい風が入り、うとうととする条件が整いますと、
 以前の記事のようなえらいことが起きてしまうというわけです。



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虹の予感が的中!

2011-07-13 02:17:00 | ☆素敵なこと


 見ました?

 雨があがって急に陽がさした東の空にこんな虹が現れました。

 「これは虹がみえるかも!」と

 あわてて屋上へ駆け上がったら、ご覧のとおり。

 夕方のひととき、あちこちのお家から虹を愛でる人たちが外にでてきました。

 初めは薄かったものの、次第に濃くはっきりとしたアーチになり、
 しかも外側にもう一重の虹が。

 こんな空、わくわくです。


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Libreria Editrice Filippi ☆Veneziaで一番古い本屋さん

2011-07-10 23:45:00 | ☆イタリア 記憶の風景


 さて、本屋さんつながりで Veneziaの本屋さんをもう一軒ご紹介します。

 ここも 散歩中に偶然見つけたのですが、
 実はこちらも我が日本のNHKで放送されていたので
 「あ、ここだ!」 と、なんだか難しそうな本が並んでいる小さな本屋にもかかわらず、
 とびこんだのでした。(なので写真はないのです)

 「ああ、いらっしゃい」と店主のフランコさん。
 「こんにちは、日本のテレビで拝見しました」というと、
 「そうなんですか、私は二度も出演したのですよ」
 「はい、そのどちらも見ましたよ。Veneziaの昔を語られていましたね」

 それでは、と店の奥から彼が取り出してきたのは、
 NHK?が彼に記念品としてプレゼントしたらしい時計と何かもうひとつ。
 蒔絵のようなものがデザインされている置時計でした。

 フランコさんは箱に入れて大切にしているようで、そのテレビ出演のことも
 ホームページにご自身で書かれているくらい大事なことだったのでした。

 「昔のVeneziaがだんだんなくなってくる。」

 と、テレビでも言われたことを繰り返す彼。

 おじいさんの代から100年以上も続いているこの書店(出版も)で、
 私が買ったのは 昔のVeneziaを撮ったモノクロの絵ハガキでした。

 でもそれをこの場に載せるのはなんだか気が引けるので、
 これまた散歩中にみつけた切り売りピッツァのお店の写真をどうぞ。↓



 もう一度行けといわれても多分迷って辿りつかないのがVenezia。

 お店の雰囲気と みるからに美味しそうなピッツァに心ひかれながら、
 行列を並ぶのにためらってあきらめた私たちなのでした。

 逃がしたピッツァは大きかったなあ・・・symbol5


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