この物体は、はて 何でしょう?
パンみたいに見えますが、中に鯛が1匹 丸ごと入っています。
白く見えるのは実は塩。
ずっと前からやってみたかった「塩釜」。
これが意外と簡単にできることがわかりました。
そして、味は抜群です。
塩1キロに対し、卵白2個を溶いたものをまぜ、みぞれ状態にします。
パサつくようなら、水を足し、油をうすく塗った天板に少し敷き、
うろこと内臓をとった鯛をおきます。
お腹の中と上にハーブを置き、塩でふたをします。
やや強火で塩が固くなるまで焼いたら、とろ火にし、30~40分焼きます。
途中、いい匂いがしてきますよ。
焼きあがれば、塩釜を割り、(写真下)、骨に気をつけながら身を取り出します。
中の身は ほっくほく。
そのままでぺろっといただけます。(皮は塩辛いです)
1997年、初めてのイタリアへの旅、フィレンツェのあるリストランテで
イタリア人グループの食べっぷりにびっくりしたことがあります。
彼らたちが前菜もプリモもたっぷり食べたあとのこと、
特大の「塩釜」を高々とお皿に掲げたカメリエーレが登場し、
彼らの中で拍手が起こっていました。
あの人たちは、今からあれを食べるんだよね~と感心した次第。
そのときから、「塩釜」を作ってみたいと、密かに思っていたんですよね。
そして先日、本屋さんで塩釜のレシピがある本を見つけました。
おもてなしにぴったりのこの本、簡単、豪快、
いわゆる「男の料理」が堪能できます。
どれも簡単そうなので、あれこれ作りたくなり、一度に5品作りました。
新しい本を買うと、その日になぜか作りたくなる私です。
きっと、秋がもうすぐ来るのでしょう。
私にとって、秋は料理が作りたくなる季節なんです。
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