元旦の記事の続きになります。
(ほんま、一日が長すぎますよね。)
あっ、ゴルドーニ劇場に照明がついている!
開演1時間前くらいに戻ってみたら、正面の扉も開いていて、
お姉さんがチラシを配っていました。
「チケット売り場はどこですか?」
「劇場のロビーよ。中へ入って左側」
・・・と、いうことは、前売り以外は今から販売ということ?
商売気がないねえ。
あきらめて帰った人もいるんじゃないのかなあ、なんて言いながら中へ入ると
お姉さんが言ったように、左側にチケット売り場がありました。
男性の係り員が一人いて、希望の席をてきぱきと手配していました。
並ぶこともなく簡単に買え、開場まではまだ時間もあったので、
劇場の辺りを散歩することにしました。
↑ 入り組んだ面白い建物のある広場がありました。
↑ そこには またありました。
大理石でできているポッツォ(井戸)!
私にはこのPozzo探しが今のところ面白くて、
Veneziaでのお楽しみのひとつになっています。
さて、開演30分前になったので、劇場に戻ってみると、チケット売り場には
長蛇の列ができていました。
ええ~っ、出だし遅いんだねえ。
しかもみんなゆっくり相談しながら買ってるし・・・
「あらマリア、あなたも来てたの?」
「そうなの、家族全員できたのよ。」
と、いうようなご近所会話も聞こえてきました。
↑ 私たちの座席からの眺めです。
開演30分前の状態。 まだがらがらですが、
これがやがてほぼ席が埋まるのです。
テアトロ ゴルドーニはフェニーチェ劇場のようにきらびやかではないけれど、
こじんまりしていて、小さなお芝居などにはぴったりのところ。
元旦の夕方、私たちが観た
エンニオ マルケット の舞台も最高に面白いものでした。
私たちの前の席は10人ほどのファミリーでした。
40代くらいのママが一番ノリノリで、
「あ、あれはマリリン モンロー、次はね・・・」とみんなに
説明していました。
いいなあ、この雰囲気。
ノンストップで笑わせてくれました。
ああ、楽しい元旦なり・・・