Veneziaの散歩の続きです。
Veneziaでの楽しみはいろいろありますが、
私がいつも楽しみにしているのはPozzoをみつけることです。
Pozzo (ポッツォ)、イタリア語で「井戸」のことです。
それは ほとんどが大理石でできていて、形もさまざま、
周りが美しく彫刻されたものもあります。
最初は気が付かなかったのですが、
街歩きをしている最中に写した写真のあちこちにその存在をみつけ、
「これは何ぞや?」と不思議に思い始めたのでした。
そして、それはVeneziaにとって、その昔、なくてはならない
「水」の設備だったということがわかったのです。
なので、広場のようなところには必ずと言ってよいほど
Pozzoがあるわけです。
で、この日もみつけましたよ。↑
地図を持たない散歩では、
街角の何気ない風景や雰囲気が気持ちをかきたてることがあります。
なにか予感みたいなもの・・・・
↑のべたべた張りのポスターも、なんだか素敵。
誰かが弾くピアノの音がどこからか聞こえてくる、このあたり、
なにかありそう・・・・
あ、ひょっとしたら・・・・
↑ Chiesa di San Giovanni Evangerista
サン ジョヴァンニ エヴァンジェリスタ教会に出ました。
この門の奥に続く道から私たちは歩いてきたわけです。
Veneziaの街歩きをしていると、
小さな路地をふっと入っていく旅人をみかけることがよくあります。
彼らがすぐ帰ってこなかったら、
そこには何かがあるのかもしれません。
↑のPozzoも 後を追って見つけたものです。
四方を建物に囲まれた小さなスペースの中にありました。
住民の手でオブジェ化しています。
これもいいですね。