Dalla Cucina

イタリアの旅の記憶を中心に
あれこれ書いています。

☆ローマ コロンナ宮殿へ

2024-12-20 22:17:22 | ☆イタリア 記憶の風景

↑ コロンナ宮殿

シンボルのコロンナ(円柱)が印象的。

このコロンナがデザインされているエコバッグをブックショップで買いました。

わずか5ユーロ、この旅のお供にサブザックとして大活躍しました。

ここは「コロンナさん」という苗字の貴族の方のお屋敷です。

実は私、昔、ASローマのショップが近くにあるコロンナ広場に

このお屋敷があると思っていた時期がありました。

探して見たけれどないんですよね。

コロンナ広場には確かにコロンナ

(大理石のマルクス・アウレリウスの記念柱)が立っているので

間違える人も多いのではないかな?

 

 

たくさん写真を撮ったので、話を織り交ぜながら見てください。

↑はコロンナ宮殿の美しい庭園です。

今度のイタリアの旅、最初の計画ではオルヴィエートに3泊する予定にしていたけれど、

イタリア初めての友人のリクエストのヴァチカン美術館を訪れるためにローマに1泊することに。

ローマを後にする日は土曜日!

幸い、金曜日と土曜日の朝はコロンナ宮殿の一般見学ができる日なのでした。

映画「ローマの休日」の最後の記者会見のシーンのロケ地として有名な

コロンナギャラリーをみんな見たくて即ネット予約。

オルヴィエートには午後の時間に到着できるはずです。

 

 

 

 

↑ 庭園は階段式にもなっていて、登ればローマが一望できます。

 

しかし、我々にはスーツケース問題があります。

ローマの初日、アパートのオーナーが預かってくれるという話だったのに、

約束の時間通りに来ないからめちゃめちゃ困ったのは前の記事に書いた通り。

果たして コロンナ宮殿でスーツケースを預かってくれるだろうか?

 

 

朝早くアパートをチェックアウト、

と言っても鍵を置いてドアを閉めるだけの簡単なもの。

もちろんオーナーはいません。

連絡はメールで・・・このシステム、好きではないけど、増えてきています。

 

前日、サン・ピエトロ広場に行くときに近くのタクシー乗り場を確認して置いてよかった!

2006年のサッカー観戦の終点もここだったけれど、

あの時はなぜか見つけられなかったタクシー乗り場。

でも 今回はバッチリ確認!

大きなスーツケースごとタクシーに乗り込んでコロンナ宮殿へ。

開場の1時間前に着いたので、近くのバールで朝ごはんです。

カップチーノとコルネット、この組み合わせがイタリアに来たことを実感します。

 

 

 

 

↑ 人が集まっているところが宮殿に入るための入り口。

 

 

 

向かいの1階あたりが、朝ごはんしてゆっくりさせてもらったバール。

コロンナ宮殿、9時になったので入り口で予約のチケットを見せて、

スーツケースの預かりをお願いしたところ、快く預かっていただけて無事入場できました。

ああ、よかった!

昨日ゴタゴタがあったので、有り難くて有り難くて・・・

「さすが、貴族経営!」

「なんかスタッフさんも余裕があるね」

「笑顔が上品やわ」

と、私たちも荷物から解放されてホッとしました。

が、スーツケース問題、この先 また起こってしまうのですが・・・

 

 

 

↑が「コロンナ ギャラリー」

ここです! ローマの休日でアン王女が記者会見したところ!

来てよかった!

 

 

 

 

 

 

 

当時の衣装や豪華なタペストリーもある数々のお部屋を巡ります。

 

 

 

思ったよりゆっくりと見学できて出口に近づきます。

預けたスーツケースは出口付近で受け取ることができました。

あとは 駅までタクシーに乗らなければなりません。

お願いしたら出口の門番さんのところで手配していただけました。

「さすが、貴族!」とまた喜ぶ私たちです。

前日がきつかったので、

(当たり前かもしれない)小さな親切が身にしみて嬉しいのでした。

 

 

ヴェネツィア広場に近い コロンナ宮殿、

タクシーで駅まで向かう道は

2006年、イタリア語の仲間たちと過ごしたローマ10日間で

駅からトラステヴェレのアパートまで何度も通った道でした。

もちろんその時はバスやトラムでしたが、いつも満員で立ちっぱなしがほとんど。

でも平気でした。

今ならきっとヘトヘトだな。。。なんて思いながら

タクシーで無事ローマ テルミニ駅に到着。

ですがこの日 またしてもスーツケース問題発生!

長くなるので次回に続けますね。

 

 

 

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