Dalla Cucina

イタリアの旅の記憶を中心に
あれこれ書いています。

☆ 「伊予灘ものがたり」に乗ってきました

2025-03-04 00:11:19 | 旅行

四国、

1泊2日で二つの観光列車に乗る旅の続きです。

多度津駅からは駅前にバスが待っていて

一路 今治に向かいました。

今治のホテルでは到着後 すぐに夕食が待っています。

さすが、ツアー!

時間に無駄がありません。

個人旅行なら 今日の夕食はきっとパスしてるな。。。

全然お腹空いていないし・・・

と、思いながら 快適なホテルで就寝。

明日は 伊予大洲駅から松山駅まで 

観光列車「伊予灘ものがたり」に乗ります。

トップの写真は この列車のハイライト

「下灘駅」に停車中の後方車両です。

 

 

 

伊予大洲駅から見えた「伊予大洲城 」

列車から見えるものと思っていたけれど、

私たちが乗ったのは伊予大洲から松山までの「双海編」(ふたみへん と読みます)

なので 列車からは見ることができませんでした。

お城 といえば 泊まった今治のホテルから「今治城」も割と近いし、

終点の松山には「松山城」もあるけれど、

今回は列車メインなので訪れることはできません。

ホームからチラッと見えた「伊予大洲城」と駅で昔の武士の甲冑姿でおもてなししてくれた

可愛い女性に手を振って いよいよ列車に乗り込みます。

↑の三角の地点を通ります。

昨日の雪から一転、青空が見える1日となりました。

 

 

昨日は 遅めの昼食でしたが、

今日は早めの昼食です。

 

 

 

 

今日も豪華な和食のお弁当です。

昨日のお昼、夕食、今日のお昼、と続くと

さすがにお腹に応えます。

体重計が怖い・・・

 

 

 

ハイライトの「下灘駅」近く。

電車は歩くような速さで 海と近い橋を渡ります。

 

下灘駅 到着!

止まる駅では必ず地元の人たちの歓迎がありますが、

ここ「下灘駅」ではすごい人数の人たちが迎えてくれました。

「え?」と思っていたら

半分以上は観光客?みたいです。

そりゃそうよね、

CMやテレビで有名になった下灘駅だから、

そこに赤い観光列車が入ってきたら「わーい!」ってなるよね。

 

停車時間も長くて、写真も撮れたけれど、

ここで ふと気がつく私。

「あれ、 海と駅だけの写真が撮れない!」

電車と海の間は結構な距離があり、国道もあるのですが、

(↑の写真)

駅が高い位置にあるので、

電車がいなければインフィニティプールのように海とくっついたような

駅に見えるはずです。

そっか、それで 迎えてくれたと思った人たちはほとんど駅に残っていたんだね。

電車が発車して海と駅だけの景色になるのを待っているんだ。

ここからの夕日も素晴らしいとか。

できたら私もそうしたかったな・・・

松山あたりでもう1泊して・・・なんて。

ツアーも行程を考えたら、まだまだ面白いコースができそうですね。

 

四国には3つの観光列車があるようです。

残る路線も観光列車で乗ってみたいな・・・

と、早くも企んでおります。

 

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☆「 四国まんなか千年ものがたり」に乗ってきました 

2025-02-15 00:44:10 | 旅行

国内の旅行に関しては

人の多い土日はなるべく避けている私です。

でも「いいなあ、乗ってみたい!」とずっと思っていた

観光列車なるものは 主に土日に運行されています。

諦めることが多かったのですが、

旅行社のツアー(1泊二日)で

四国の二つの観光列車に乗る旅を見つけて

エイっと申し込んでみました。

それが↑の

「四国まんなか千年ものがたり」という列車です。

 

3両編成、車両ごとに季節を表していてカラーが違います。

香川県の多度津と 徳島県の大歩危間を1日1往復するので

私たちのツアーは新幹線と岡山から普通の特急を乗り継いで

一旦 大歩危を目指します。

そしてまた大歩危から多度津へ向かう上り列車

「しあわせの郷紀行」という愛称の観光列車にいよいよ乗車となります。

 

遅めのお昼ご飯が始まりました。

三段重ねのお弁当箱「遊山箱」で運ばれてきたのは日本料理。

窓の外の峡谷を眺めながらのゆっくりランチです。

 

いくつか停車する駅には 駅の関係者、地元の人たちがお出迎え、

シャボン玉や太鼓などで楽しませてくださいます。

 

沿線のお家からも手を振ってくれるので(線路とお家がとっても近い)

暖かい空気が車内にも流れてきます。

これぞ、日本の「おもてなし」。

みんなが笑顔になってきました。

 

 

この日は全国的に雪の影響があり、

四国でもこのように雪景色となりました。

新幹線の遅れもあり、ツアー催行できるか心配しましたが

なんとかセーフ、

雪の四国も珍しくていいよね。

 

急勾配をスイッチバックで登ると

この電車でしか停車しない「坪尻」駅に着きます。

 

 

↑はレトロな駅舎の「琴平」駅。

観光列車専用のラウンジがあり アイスクリームのサービスがありました。

終点の多度津駅には17時14分着。

約3時間の旅でしたが あっという間のようでした。

多度津駅から今治駅まではバスです。

駅前にはお迎えのバスが到着していて今夜泊まるホテルへ直行、

レストランでは夕食が待っていました。

さすが! 久しぶりのツアーでしたが

時間割に無駄がないなあ・・。(添乗員さんのおかげでもある)

次回は 二つ目の観光列車「伊予灘ものがたり」をアップしますね。

 

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☆”ケンミンショー”で見た 洋館の街 ”弘前”

2025-01-22 01:01:01 | 旅行

 

赤いポストの上には赤いりんご。

先日たまたま テレビで見た「秘密のケンミンSHOW極」の

「弘前とフランスのトレビアンな関系 青森県の真実」でも

この赤いポストが映っていました。

↑の画像は昨年 春の弘前

(このブログに桜の記事を書いています。)

市内のいろんな場所から見える桜と雪をかぶった岩木山が印象的でした。

今年は例年にない量の雪で この辺り(市役所付近)も深い雪で覆われているのを

テレビのニュースで見ました。

それでも春には桜が咲くのですね。

 

 市役所から少し先にある「スターバックス」弘前公園前店

ここは 元々 陸軍第八師団の宿舎でした

スターバックスの店舗の中で 2店舗目になる登録有形文化財を利用したお店。

ケンミンショーの番組の中でも弘前は洋館が多く、

ノートルダム聖堂やヴェルサイユ宮殿に似ている建物もある?

と言うことでした。

 

 

期間限定のフラペチーノを注文しました。

桜祭りが始まった頃、急に暑くなり

私たちは冷たい飲み物ばかり頼んでました。

スタバからまた少し先に行くと

お庭が素晴らしい「藤田記念庭園」があります。

ここにも立派な「旧藤田家別邸洋館」があって

一部は喫茶室になっています。

 

広大な庭園からも岩木山が望めます。

 

 

桜祭りの時期、弘前市役所の屋上に上がることができます。

そこから見た 旧市立図書館 ↑

明治39年(1906)日露戦争記念として建てられたそう。

 

 

中は無料で見学できます。

 

こちらは 青森県初の私学校 東奥義塾(明治5年回開講)の

外国人教師専用の住居 

(裏側ですみません)

 

ここもカフェになっていて水分補給に寄りました。

この裏側に弘前洋館のミニチュアが展示されています。

立派な 旧第五十九銀行本店本館

現在は 青森銀行記念館 となって有料で公開されています。

 

 

銀行のカウンターも残されています。

 

窓のデザインも素敵です。

 

こちらは 弘前レンガ倉庫美術館

番組でも言ってましたが、日本で初めてシードルが製造された場所なんだそうです。

 

エントランスでは奈良美智氏の作品が出迎えてくれました。

 

ケンミンSHOWの中で、

津軽弁はフランス語に似ている とも・・・ありました。

実は、私、大昔 東北を旅したことがあって、

今は大人気の「青荷温泉」あたりで

地元の人に

「湧き水があるから飲んでいき」と

盛んに言われたのに(言われた、と思う)ポカーン??

「何言ってるのかな?」

「わからへんわー」

「フランス語にしか聞こえへんわ」

と 仲間と話しました。

ジェスチャーで何とかわかり、美味しい水を飲んだのですが、

地元の人たちのお話はまさにおフランス語でした!

(フランス語も全然知らんねんけどね・・・・)

弘前は 桜の街、

洋館と カフェと お寺も多い街でした。

 

 

 

 

 

 

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☆弘前の桜が見たくて

2024-04-25 02:40:28 | 旅行

弘前はお寺が多い街

最勝院五重の塔の桜は見事でした

 

JALのセールで青森までの航空券がお安く買えたので

ずっと昔から行きたかった「弘前」の桜を目指しました。

毎年、開花が早くなるのを見込んでホテルも予約。

「早く 暑くなってくれないかな、お願い!」

暑いのが苦手な私ですが、今年は違いました。

桜の開花が全国的に昨年より遅かったからです。

 

予想は外れたかな?と思っていたら、

その日は汗がタラタラ出るほど暑くなり、27度超え。

駅前の特設貸し自転車で弘前公園まで行くと

お堀の桜はいい感じに咲いていました。

 

お昼はホテルのカフェでサンドイッチを。

追加で頼んだ「タルトタタン」が美味しかった!

青森県はリンゴのスイーツが美味しいと聞いていたので

あれこれ食べてみようと決意!

(その結果はきっちり体重計が示していましたが・・・)

 

 

弘前の「洋館」めぐりも楽しいです。

カフェになっているこちらは「弘前学院外人宣教師館」

下の赤い屋根の建物の隣にあります。

 

旧弘前市立図書館

中も見学できます。

カフェではありません。

 

 

 

 

夕方、ホテルの部屋の窓からの景色。

岩木山が見えました。

明日も晴れそうです。

 

次の日の朝、 岩木山がくっきり。

今日は 朝から自転車を借りて 西の濠の桜を目指します。

 

 

まずは弘前市役所へ。

さくら祭りの時期、屋上を開放しています。

いい眺めです。

隣の洋館は スターバックスが入っていました。

 

 

西の濠では桜のトンネルが続きます。

赤い春陽橋のそばにあるお蕎麦屋さん「野の庵」でお昼。

お店の中から桜を眺められます。

結局 弘前公園のお堀を1周したことになりました。

 

 

岩木山がお堀に映って見える絶景ポイント。

桜をこんなに見たのは初めてです。

弘前市の桜の管理に感謝!

 

帰る日は朝から雨となりました。

青森駅近く、ラ ワッセで ねぶたの展示を見た後、

「A-Factory」内にある「スキップエッグ」で

旅の最後にアップルパイを食べました。

これがまた美味しくて・・・

桜とりんごのお菓子に包まれた幸せな旅になりました。

 

 

 

 

 

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☆山の上ホテルに泊まる

2023-11-30 18:14:21 | 旅行

4月の東京の旅、二日目は御茶ノ水の「山の上ホテル」でした。

 ウィリアム ヴォーリズ氏設計のアール・デコ様式の建築、

何人かの友人のオススメのホテルでもあり、

旅行サイトのプランに夕食は「天ぷら 山の上」というのを見つけ予約。

ワクワクの宿泊でした。

その山の上ホテルが老朽化のため休館するとネットで知ったのが10月。

その時、すぐ思ったのは

このホテルを定宿にしている作家の伊集院静さんのことでした。

実はチェックインの順番を待っている時お見かけしたのです。

川端康成、三島由紀夫、池波正太郎、。。。

昔も今も多くの文人たちに愛されている山の上ホテルだから

どなたかにお会いできるのでは?と思っていたら

伊集院静さんがそこにいらしたのです。

スタッフさんとの会話がとても自然に耳に入ってきました。

その日も執筆中のようでした。

 

 

 

 

内部も素敵!

フロント近くの階段です。↑

 

 

↑ ロビーにあるライティングデスク、

池波正太郎氏が座られていたそうで

スタッフの方に「どうぞ掛けてみてください」と勧められたけど

恐れ多くて眺めるだけにしました。

 

↑私たちの部屋

こじんまりしているけれど、清潔。

生の薔薇の花が嬉しかったです。

 

 

 

 

 

 

その日の伊集院静さんの後ろ姿が印象的でした。

皺一つない麻のシャツをキリッと着こなされていて

惚れ惚れするほどダンディー。

 

今年 4月にお見かけしたのに

伊集院静さんは ご病気で11月24日に亡くなられました。

とても残念です。

 

 

 

 

 

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