Dalla Cucina

イタリアの旅の記憶を中心に
あれこれ書いています。

☆「 四国まんなか千年ものがたり」に乗ってきました 

2025-02-15 00:44:10 | 旅行

国内の旅行に関しては

人の多い土日はなるべく避けている私です。

でも「いいなあ、乗ってみたい!」とずっと思っていた

観光列車なるものは 主に土日に運行されています。

諦めることが多かったのですが、

旅行社のツアー(1泊二日)で

四国の二つの観光列車に乗る旅を見つけて

エイっと申し込んでみました。

それが↑の

「四国まんなか千年ものがたり」という列車です。

 

3両編成、車両ごとに季節を表していてカラーが違います。

香川県の多度津と 徳島県の大歩危間を1日1往復するので

私たちのツアーは新幹線と岡山から普通の特急を乗り継いで

一旦 大歩危を目指します。

そしてまた大歩危から多度津へ向かう上り列車

「しあわせの郷紀行」という愛称の観光列車にいよいよ乗車となります。

 

遅めのお昼ご飯が始まりました。

三段重ねのお弁当箱「遊山箱」で運ばれてきたのは日本料理。

窓の外の峡谷を眺めながらのゆっくりランチです。

 

いくつか停車する駅には 駅の関係者、地元の人たちがお出迎え、

シャボン玉や太鼓などで楽しませてくださいます。

 

沿線のお家からも手を振ってくれるので(線路とお家がとっても近い)

暖かい空気が車内にも流れてきます。

これぞ、日本の「おもてなし」。

みんなが笑顔になってきました。

 

 

この日は全国的に雪の影響があり、

四国でもこのように雪景色となりました。

新幹線の遅れもあり、ツアー催行できるか心配しましたが

なんとかセーフ、

雪の四国も珍しくていいよね。

 

急勾配をスイッチバックで登ると

この電車でしか停車しない「坪尻」駅に着きます。

 

 

↑はレトロな駅舎の「琴平」駅。

観光列車専用のラウンジがあり アイスクリームのサービスがありました。

終点の多度津駅には17時14分着。

約3時間の旅でしたが あっという間のようでした。

多度津駅から今治駅まではバスです。

駅前にはお迎えのバスが到着していて今夜泊まるホテルへ直行、

レストランでは夕食が待っていました。

さすが! 久しぶりのツアーでしたが

時間割に無駄がないなあ・・。(添乗員さんのおかげでもある)

次回は 二つ目の観光列車「伊予灘ものがたり」をアップしますね。

 

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☆オルヴィエートの石畳

2025-02-06 23:49:01 | ☆イタリア 記憶の風景

↑ オルヴィエート駅前からのケーブルカー

1.6ユーロだったかな?

 

さて、イタリア旅の続きです。

ローマで1泊して、(とっても長かった1日)

そして次の日の朝、「ローマの休日」のコロンナ宮を見学して

電車に乗って 無事 オルヴィエートに到着!

そうそう、用意はちゃんとしてきたから大丈夫。

オルヴィエートはローマからの日帰りで 過去に2回来てるし、

アパートの場所もだいたいわかっているしね、と

余裕で電車に乗っている時でした。

アパートのオーナーから「今どこ」メールがきたのです。

一瞬 ローマの調子のいいオーナーのことを思い出し、ドキっとしましたが、

優しいちょっとした提案でした。

駅前からタクシーで行くから、と伝えると

駅前からはケーブルカーに乗って、降りたら接続のバスが来るから、

それに乗るとDuomoの前に到着。

そこからは歩いてもすぐだよ、

安くて 景色が良くてオススメなんだ。

アパートで待ってるね、と言う内容のメールでした。

 

 

 

日帰りの時は まさにこのルートです。

まあ、ちょっとくらいならスーツケース押して行ってもいいかな、と

オーナーのオススメに従うことにしました。

ケーブルカー、バス、と順調に乗って

↑のDuomoに着きました。

「おお!オルヴィエートのDuomo!」

「綺麗だねえ、また散歩に来ようね」

「まずは アパートを目指そう!」

バスから降りて 歩き始めたその時 問題発生!

 

 

↑Duomo正面の道

ちょっと凸凹が多い石畳が続くようです。

オルヴィエートは路地がいっぱい、

可愛いお店もちらほらあってどこにでも繋がっているように思えます。

友人がグーグルマップで検索して先導してくれました。

実際 この旅でもGoogleマップは大活躍してくれた 頼もしい相棒!

なんですが。。。。。

 

『坂道』

と言う表示は出ていなくて(細かく設定すればあるのかも・・ですが)

 

初めはルンルンで歩き始めた道ですが、坂が急になって来ました。

それでも 前に進めるのですが、

友人Aちゃんのスーツケースが大変なことになりました。

前に進むのに 持ち上げなくてはならないタイプのスーツケースだったのです。

「この大変さを動画に撮って!友達に送るから」

と 言われたので 必死にスーツケースを運ぶ後ろ姿を中心に

昔CMであった「そこのお嬢さん、ちょっと振り向いてください」

みたいな動画を撮りました。

公開できないのが残念ですが、(しんどいけど)いい動画が取れました。

 

 

 

↑ アパート近くのRepubblica広場

ここに到着する道を選べば平坦な道だったのですが・・・

 

Googleマップでは確かにアパートに近付いているので

後戻りはできないし、どうしようと思っていたら

アパートのオーナーからまた「今どこ」メールがきました。

私たちの到着があまりにも遅いので心配してくれたみたいです。

通りの名前を告げると「了解」と。

しばらくしてオーナーが現れ、無事 ご対面 となりました。

結構近づいていたようですが、

今 思うと相当な坂道の連続でした。

 

 

↑ アパート到着

白いレースのある窓のところがキッチンになります。

大きな緑色の門を開けると、もう一仕事。

階段があるので スーツケースを担がなくてはなりません。

オーナーは軽々と運んでくれましたが、

私たちはフーフー。

家族経営のこのアパート、

清潔で キッチンもリビングも居心地が良くて

それにとっても安かったのでいいアパートでした。

タクシーで到着していたら、階段くらいなんのその?

だったかもしれませんが・・・

 

 

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