10月19日(月)8時過ぎから、南九州市川辺町竹屋神社に奉納されました。
今年は下山田東区が奉納(帰陣)
太鼓踊りの詳細について鹿児島県ホームページから引用して紹介します。
南九州市川辺町の勝目地区に伝承されている太鼓踊り
(上山田太鼓踊り,中山田太鼓踊り,下山田東区太鼓踊り,下山田西豊年太鼓踊り)
勝目地区の太鼓踊りは,上山田・中山田・下山田の3地区4団体で構成されています。4年に1度交代で,竹屋神社の豊祭(ホゼマツイ)に奉納されるため,「ホゼオドイ」とも言われます。勝目地区の太鼓踊りは,慶長年間の朝鮮出兵に従軍した際に,それぞれ「出陣」(上山田),「凱旋」(中山田),「帰陣」(下山田2団体)の様子を踊ったと伝えられています。
2013年 中山田太鼓踊り(凱旋)
「中入り」(鉦と小太鼓)という花笠と振袖を着用した4人を中心に,脇太鼓(ワッデコ)が囲むようにして踊られます。脇太鼓は,浴衣に博多帯,サラシの鉢巻で,上山田と下山田では背中に武具(ナギナタ)を背負います。中山田は,凱旋の踊りのため,武具を背負っていません。
2014年 下山田西区太鼓踊り(帰陣)
また,下山田の武具は激戦のため刃こぼれした様子を表現しています。踊りの隊形も4団体とも若干異なっていますが,3集落で1組の踊りとなっています。現在上山田太鼓踊りが県指定文化財に,他の3団体は市指定文化財に指定されています。(引用終わり)
8時1分 奉納が始まる
台風で木の枝が折れて明るくなった境内
広く輪になって踊る
社殿前から東側を撮影
明暗差の大きい境内
鹿児島県内に伝承されている太鼓踊りの中では珍しく早朝から踊られます。真夏よりも日の出が1時間ほど遅いため特に早く感じられます。撮影者の感覚なので踊りの一行にとっては通常時間帯でしょう。
日程表によると6時50分から準備開始、8時から竹屋神社での奉納後に農協、市役所、事業所、病院、公民館など26箇所で踊ります。昼食、夕食は地元研修館を利用し、終了時刻は22時35分の強行日程です。昔は24時近くまで踊っていたそうです。
8時32分 力強く踊りながら境内から退出
隊形は殆どが大きな輪になり、相撲の土俵のような状態で踊子が並びます。中ほどが広く丸い空間になり、画面中央に隙間が出やすくなります。踊子の背中側から撮影しますが、すぐ後ろは木に囲まれて下がれないため脚立利用が効果的です。
ズームレンズの広角側を多用すると変形を生じ描写が大まかになり撮影しにくい感じがします。踊りながら境内から退出する場面は良かったのですが、全体的には明暗差もあり撮影結果は今ひとつでした。昨年と同じく写真愛好者のマイクロバスも一台来ていたようです。年々撮影者が多くなり、手持ちでビデオカメラを構えている人も多く、邪魔しないよう撮影場所移動には気を使いました。
中入りの青年たち
トラック4台に分乗
8時41分 竹屋神社を後にする
稲刈り真っ盛り
昨年は竹屋神社境内での踊りは15分程度でしたが、今年は30分程度踊られました。雲ひとつない快晴で汗だくの踊子も多く、23時近くまでの踊りは大変なことだったと思います。私は魚釣りの予定があり、竹屋神社での撮影だけでした。今年も勇壮な踊りを見せて頂きありがとうございました。
今年は下山田東区が奉納(帰陣)
太鼓踊りの詳細について鹿児島県ホームページから引用して紹介します。
南九州市川辺町の勝目地区に伝承されている太鼓踊り
(上山田太鼓踊り,中山田太鼓踊り,下山田東区太鼓踊り,下山田西豊年太鼓踊り)
勝目地区の太鼓踊りは,上山田・中山田・下山田の3地区4団体で構成されています。4年に1度交代で,竹屋神社の豊祭(ホゼマツイ)に奉納されるため,「ホゼオドイ」とも言われます。勝目地区の太鼓踊りは,慶長年間の朝鮮出兵に従軍した際に,それぞれ「出陣」(上山田),「凱旋」(中山田),「帰陣」(下山田2団体)の様子を踊ったと伝えられています。
2013年 中山田太鼓踊り(凱旋)
「中入り」(鉦と小太鼓)という花笠と振袖を着用した4人を中心に,脇太鼓(ワッデコ)が囲むようにして踊られます。脇太鼓は,浴衣に博多帯,サラシの鉢巻で,上山田と下山田では背中に武具(ナギナタ)を背負います。中山田は,凱旋の踊りのため,武具を背負っていません。
2014年 下山田西区太鼓踊り(帰陣)
また,下山田の武具は激戦のため刃こぼれした様子を表現しています。踊りの隊形も4団体とも若干異なっていますが,3集落で1組の踊りとなっています。現在上山田太鼓踊りが県指定文化財に,他の3団体は市指定文化財に指定されています。(引用終わり)
8時1分 奉納が始まる
台風で木の枝が折れて明るくなった境内
広く輪になって踊る
社殿前から東側を撮影
明暗差の大きい境内
鹿児島県内に伝承されている太鼓踊りの中では珍しく早朝から踊られます。真夏よりも日の出が1時間ほど遅いため特に早く感じられます。撮影者の感覚なので踊りの一行にとっては通常時間帯でしょう。
日程表によると6時50分から準備開始、8時から竹屋神社での奉納後に農協、市役所、事業所、病院、公民館など26箇所で踊ります。昼食、夕食は地元研修館を利用し、終了時刻は22時35分の強行日程です。昔は24時近くまで踊っていたそうです。
8時32分 力強く踊りながら境内から退出
隊形は殆どが大きな輪になり、相撲の土俵のような状態で踊子が並びます。中ほどが広く丸い空間になり、画面中央に隙間が出やすくなります。踊子の背中側から撮影しますが、すぐ後ろは木に囲まれて下がれないため脚立利用が効果的です。
ズームレンズの広角側を多用すると変形を生じ描写が大まかになり撮影しにくい感じがします。踊りながら境内から退出する場面は良かったのですが、全体的には明暗差もあり撮影結果は今ひとつでした。昨年と同じく写真愛好者のマイクロバスも一台来ていたようです。年々撮影者が多くなり、手持ちでビデオカメラを構えている人も多く、邪魔しないよう撮影場所移動には気を使いました。
中入りの青年たち
トラック4台に分乗
8時41分 竹屋神社を後にする
稲刈り真っ盛り
昨年は竹屋神社境内での踊りは15分程度でしたが、今年は30分程度踊られました。雲ひとつない快晴で汗だくの踊子も多く、23時近くまでの踊りは大変なことだったと思います。私は魚釣りの予定があり、竹屋神社での撮影だけでした。今年も勇壮な踊りを見せて頂きありがとうございました。