6月24日(月)、初夏の日差しを受けて十津川村から高野山へ向かいました。
朝の橋杭岩 以下の画像は6月24日撮影
天候は回復しましたが朝日は雲の隙間から少し顔をのぞかせる程度。朝日にきらめく海面をイメージしたものの単調。うまく写せないため、モノクロでも撮影しました。
熊野本宮大社
朝一番の参拝は雨上がりの空気が爽やかな熊野本宮大社。ここはNHK番組「ブラタモリ」で紹介されました。かつては広大な河原にあった神社が大水害で流出し、この地に移転したとのこと。河原には今も巨大な鳥居が建っていました。
境内には緑色の八咫烏(やたがらす)が乗った黒いポストがあり、実際に郵便ポストとして使われていました。参道に整然と連なる幟旗がきれいでした。
十津川村 谷瀬(たにぜ)の吊り橋
トウモロコシの花と白雲
十津川村を上流部に進みようやく現れたのは谷瀬の吊り橋でした。半数以上の人がものおじすることなく吊り橋を次々に歩いていきました。私は高くて揺れるところは苦手なため、元気な皆さんの姿を眺めるばかりでした。
深い山に沿って人家が点在する中に掛けられた吊り橋。先人のたくましさと勇気には脱帽です。地元の人は自転車でも渡ると聞き、さらにビックリでした。
十津川村観光協会のページから一部を引用して紹介します。
日本有数の長さを誇る鉄線のつり橋。上野地と谷瀬を結ぶこの巨大なつり橋は長さ297メートル高さ54メートル。そびえ立つ深い山々に囲まれ、眼下には清澄な十津川(熊野川)が流れまさに絶景!最高のロケーション。
歩くたびにゆらゆらと揺れるつり橋はスリル満点!まるで空中を散歩している気分。十津川村NO.1の観光スポットです。(引用終わり)
十津川村から高野山へ
十津川村から高野竜神スカイラインを経て高野山に向かう車中で、弁当昼食となりました。幾重にも曲がりくねった道を延々と走る中、バスの最後部座席はかなり揺れました。あれほど揺れる車内でよくも弁当を食べられたものだと我がことながら不思議な感じさえします。
3日間のバス座席は毎日席替えがあり、乗り降りの不便などが偏らないように配慮されていました。高野竜神スカイラインは鹿児島の指宿スカイラインよりも道路状況は悪いですが、バイクのツーリングには好まれるかも知れません。雲海、紅葉、霧氷なども見られるそうですが、真冬の夜間は通行止めとのこと。
高野山 さまざまなお墓 なんとシロアリの墓
こちらは写真業界先賢萬霊之碑
小さなお地蔵さまと墓石群
五輪塔
旅の最後は高野山奥の院を訪れました。専任ガイドさんの案内で有名企業や著名人の墓所などを過ぎ、巨木が立ち並ぶ神秘的な空間と御廟をめぐりました。広大な高野山のごく一部を通り過ぎるだけとなりました。いわゆるパワースポット的なこの地に、心静かにゆっくりと訪れてみたいものです。
夕暮の新大阪
高野山の後は一路新大阪を目指して帰途につきました。高野の名の通り平地に至るまではかなりの山道が続いていましたが、高速道路に入ると一気にスピードアップ。岸和田SAで休憩後も順調にバスは走り続け、予定よりも30分ほど早い17時過ぎに新大阪駅に到着しました。
バスに忘れても良いのは「旅の疲れ」、帰宅したら「楽しい旅だったよ」と家族に笑顔を見せてください。ガイドさんのありがたい言葉に送られて新大阪駅に移動しました。
新幹線の時間まで土産物店などを回るうちにどんどん乗降客が増えてきました。人波に押し流されそうで早めに集合場所に戻ると、殆どの人たちが先に戻っていました。
帰路の新幹線車内から 兵庫県付近の夕景色
新幹線車内で夕食を摂り、4時間ほどはゆっくり眠れると思ったのが間違い。車内放送の英語が耳障りな破裂音、マナーモードになり切れない元気な人たちの会話は終点まで続き、トンネルや列車離合の騒音。ほとんど眠ることはできず、腰や尻が痛くなり鹿児島に着いたのは23時過ぎ。
口にはすまいと思いながらもやはり「疲れた」。でも楽しかった、てんこ盛りの紀伊半島巡りでしたが、最も心安らぐのが我が家に帰る旅でした。
旅を支えてくれた多くの人々と3日間同行の方々に感謝、健康に感謝です。ありがとうございました。
朝の橋杭岩 以下の画像は6月24日撮影
天候は回復しましたが朝日は雲の隙間から少し顔をのぞかせる程度。朝日にきらめく海面をイメージしたものの単調。うまく写せないため、モノクロでも撮影しました。
熊野本宮大社
朝一番の参拝は雨上がりの空気が爽やかな熊野本宮大社。ここはNHK番組「ブラタモリ」で紹介されました。かつては広大な河原にあった神社が大水害で流出し、この地に移転したとのこと。河原には今も巨大な鳥居が建っていました。
境内には緑色の八咫烏(やたがらす)が乗った黒いポストがあり、実際に郵便ポストとして使われていました。参道に整然と連なる幟旗がきれいでした。
十津川村 谷瀬(たにぜ)の吊り橋
トウモロコシの花と白雲
十津川村を上流部に進みようやく現れたのは谷瀬の吊り橋でした。半数以上の人がものおじすることなく吊り橋を次々に歩いていきました。私は高くて揺れるところは苦手なため、元気な皆さんの姿を眺めるばかりでした。
深い山に沿って人家が点在する中に掛けられた吊り橋。先人のたくましさと勇気には脱帽です。地元の人は自転車でも渡ると聞き、さらにビックリでした。
十津川村観光協会のページから一部を引用して紹介します。
日本有数の長さを誇る鉄線のつり橋。上野地と谷瀬を結ぶこの巨大なつり橋は長さ297メートル高さ54メートル。そびえ立つ深い山々に囲まれ、眼下には清澄な十津川(熊野川)が流れまさに絶景!最高のロケーション。
歩くたびにゆらゆらと揺れるつり橋はスリル満点!まるで空中を散歩している気分。十津川村NO.1の観光スポットです。(引用終わり)
十津川村から高野山へ
十津川村から高野竜神スカイラインを経て高野山に向かう車中で、弁当昼食となりました。幾重にも曲がりくねった道を延々と走る中、バスの最後部座席はかなり揺れました。あれほど揺れる車内でよくも弁当を食べられたものだと我がことながら不思議な感じさえします。
3日間のバス座席は毎日席替えがあり、乗り降りの不便などが偏らないように配慮されていました。高野竜神スカイラインは鹿児島の指宿スカイラインよりも道路状況は悪いですが、バイクのツーリングには好まれるかも知れません。雲海、紅葉、霧氷なども見られるそうですが、真冬の夜間は通行止めとのこと。
高野山 さまざまなお墓 なんとシロアリの墓
こちらは写真業界先賢萬霊之碑
小さなお地蔵さまと墓石群
五輪塔
旅の最後は高野山奥の院を訪れました。専任ガイドさんの案内で有名企業や著名人の墓所などを過ぎ、巨木が立ち並ぶ神秘的な空間と御廟をめぐりました。広大な高野山のごく一部を通り過ぎるだけとなりました。いわゆるパワースポット的なこの地に、心静かにゆっくりと訪れてみたいものです。
夕暮の新大阪
高野山の後は一路新大阪を目指して帰途につきました。高野の名の通り平地に至るまではかなりの山道が続いていましたが、高速道路に入ると一気にスピードアップ。岸和田SAで休憩後も順調にバスは走り続け、予定よりも30分ほど早い17時過ぎに新大阪駅に到着しました。
バスに忘れても良いのは「旅の疲れ」、帰宅したら「楽しい旅だったよ」と家族に笑顔を見せてください。ガイドさんのありがたい言葉に送られて新大阪駅に移動しました。
新幹線の時間まで土産物店などを回るうちにどんどん乗降客が増えてきました。人波に押し流されそうで早めに集合場所に戻ると、殆どの人たちが先に戻っていました。
帰路の新幹線車内から 兵庫県付近の夕景色
新幹線車内で夕食を摂り、4時間ほどはゆっくり眠れると思ったのが間違い。車内放送の英語が耳障りな破裂音、マナーモードになり切れない元気な人たちの会話は終点まで続き、トンネルや列車離合の騒音。ほとんど眠ることはできず、腰や尻が痛くなり鹿児島に着いたのは23時過ぎ。
口にはすまいと思いながらもやはり「疲れた」。でも楽しかった、てんこ盛りの紀伊半島巡りでしたが、最も心安らぐのが我が家に帰る旅でした。
旅を支えてくれた多くの人々と3日間同行の方々に感謝、健康に感謝です。ありがとうございました。