6月23日(日)紀伊半島の旅2日目は一部で雨も降りました。
NHK朝の天気予報 海岸部に雨雲が広がり始めた 以下の画像は6月23日に撮影
天気予報に雨マークが現れ、傘を手元に準備しての出発となりました。最初の目的地は団体旅行のお約束のような真珠製品販売店に立ち寄り。バス旅には欠かせないトイレ休憩。美しい真珠を見せてもらいながら、瀞峡めぐりと那智大社・滝への期待感が高まりました。
花窟(はなのいわや)神社 三重県熊野市
切り立った岩山 大綱が何本も見える
海岸近くの岩山の下にあり、駐車スペースは広くないこじんまりとした神社でした。岩窟上から境内の御神木の間に大綱が掛けられ、黒潮に近い宮崎県の鵜戸神宮のような雰囲気。時間をかけて心静かに味わいたい場所でした。
瀞峡めぐりの船を待つ
瀞峡 観光ウォータージェット船
三県境
広大な河原から瀞峡(どろきょう)めぐりの船に乗り込み上流部へのクルージング。大雨で水量が多いとき、逆に渇水で川が浅くなると運行休止とのこと。幸いにも雨は降らず船の屋根を開けて川沿いの巨岩奇岩を眺め、吊橋の下をくぐりました。岩にへばりつくように咲くサツキが見事でした。
上流部で船を下りたのも同じような河原、急斜面の狭い階段を斜めに上がり、回送されてきたバスに戻りました。和歌山、三重、奈良の三県境案内板がありましたが、目の前に広がる大自然の中では県境の実感がわきませんでした。
瀞峡めぐりの里熊野川
熊野観光のドライブインで昼食をすませ、土産物を見定めるうちに雨が降り出しました。紀伊半島では2011年(平成23年)の大水害で川沿いの斜面崩壊地や防災工事施工地が今も目に付きました。
バス横に立つモニュメント上部まで水が達したと聞きました。台風に伴い1週間ほど続いた大雨で多くの被害が出ました。降り続く大雨に加えて川の斜面崩壊で落ちた大岩が流れを狭くし、急激に水位が上昇したのでしょう。静かな川の流れを見ていると全く想像もつきませんでした。
熊野速玉(はやたま)神社
雨に濡れた社殿と緑の対比がきれいでした。滞在時間が短いのが惜しいところですが、メインの那智大社などもありますので先を急ぎバスに戻りました。
熊野古道のごく一部を歩く
雨の中、竹の杖を手に杉林の坂道を20分ほど歩きました。昔の人は何日もかけて山道を歩き神社やお寺を巡ったわけで、相当な覚悟を持って旅を続けたことでしょう。
那智大社に向かう階段
400段ほどの階段が続いていましたが、雨が降ったことで気温は下がり、あまり汗を流すことなく上がることができました。石段は滑りにくいように加工されており観光への配慮がうかがえました。
山は霧に包まれる
那智大社に到着
お隣は青岸渡寺(せいがんとじ)
甘いもので元気を回復
神仏混交を感じる場所です。鹿児島では明治初期の廃仏毀釈により多くのお寺が打ち壊され、まことに残念なことです。雨は小降りになり足元に注意しながら休憩所に戻り、黒飴ソフトクリームで元気を取り戻しました。
この日最後の参拝 那智の大滝のある飛瀧(ひろう)神社に向かう
那智の大滝
16時半過ぎに滝まで行くことができましたが、参拝所は17時で閉まるためぎりぎりの時間帯でした。少しでも身近に滝を拝見したいと思い社殿左上の拝観所まで行きました。霧に隠れることなく見事な滝でしたが出発時間があり、数分間程度しか滞在できなかったのは残念でした。
橋杭岩の見える串本のホテル泊
バスは山を下り、海岸部に出て西側へ走り橋杭岩横を通りました。ホテル&リゾーツ和歌山串本は紀伊大島と橋杭岩を見下ろす大変眺めの良い場所にありました。きょう一日は真珠の店、瀞峡巡り、神社とお寺の参拝、最後は滝と盛り沢山でした。
とても個人旅行では日程もコースもしっかり定まらないほどの広い範囲の旅でした。一部では雨にも降られましたが良い思い出ができました。
バスの運転手さん、ガイドさん、そして最初から最後までお世話になった添乗員さん、本当にありがとうございました。とりとめのない日記を最後まで読んでいただきありがとうございます。
NHK朝の天気予報 海岸部に雨雲が広がり始めた 以下の画像は6月23日に撮影
天気予報に雨マークが現れ、傘を手元に準備しての出発となりました。最初の目的地は団体旅行のお約束のような真珠製品販売店に立ち寄り。バス旅には欠かせないトイレ休憩。美しい真珠を見せてもらいながら、瀞峡めぐりと那智大社・滝への期待感が高まりました。
花窟(はなのいわや)神社 三重県熊野市
切り立った岩山 大綱が何本も見える
海岸近くの岩山の下にあり、駐車スペースは広くないこじんまりとした神社でした。岩窟上から境内の御神木の間に大綱が掛けられ、黒潮に近い宮崎県の鵜戸神宮のような雰囲気。時間をかけて心静かに味わいたい場所でした。
瀞峡めぐりの船を待つ
瀞峡 観光ウォータージェット船
三県境
広大な河原から瀞峡(どろきょう)めぐりの船に乗り込み上流部へのクルージング。大雨で水量が多いとき、逆に渇水で川が浅くなると運行休止とのこと。幸いにも雨は降らず船の屋根を開けて川沿いの巨岩奇岩を眺め、吊橋の下をくぐりました。岩にへばりつくように咲くサツキが見事でした。
上流部で船を下りたのも同じような河原、急斜面の狭い階段を斜めに上がり、回送されてきたバスに戻りました。和歌山、三重、奈良の三県境案内板がありましたが、目の前に広がる大自然の中では県境の実感がわきませんでした。
瀞峡めぐりの里熊野川
熊野観光のドライブインで昼食をすませ、土産物を見定めるうちに雨が降り出しました。紀伊半島では2011年(平成23年)の大水害で川沿いの斜面崩壊地や防災工事施工地が今も目に付きました。
バス横に立つモニュメント上部まで水が達したと聞きました。台風に伴い1週間ほど続いた大雨で多くの被害が出ました。降り続く大雨に加えて川の斜面崩壊で落ちた大岩が流れを狭くし、急激に水位が上昇したのでしょう。静かな川の流れを見ていると全く想像もつきませんでした。
熊野速玉(はやたま)神社
雨に濡れた社殿と緑の対比がきれいでした。滞在時間が短いのが惜しいところですが、メインの那智大社などもありますので先を急ぎバスに戻りました。
熊野古道のごく一部を歩く
雨の中、竹の杖を手に杉林の坂道を20分ほど歩きました。昔の人は何日もかけて山道を歩き神社やお寺を巡ったわけで、相当な覚悟を持って旅を続けたことでしょう。
那智大社に向かう階段
400段ほどの階段が続いていましたが、雨が降ったことで気温は下がり、あまり汗を流すことなく上がることができました。石段は滑りにくいように加工されており観光への配慮がうかがえました。
山は霧に包まれる
那智大社に到着
お隣は青岸渡寺(せいがんとじ)
甘いもので元気を回復
神仏混交を感じる場所です。鹿児島では明治初期の廃仏毀釈により多くのお寺が打ち壊され、まことに残念なことです。雨は小降りになり足元に注意しながら休憩所に戻り、黒飴ソフトクリームで元気を取り戻しました。
この日最後の参拝 那智の大滝のある飛瀧(ひろう)神社に向かう
那智の大滝
16時半過ぎに滝まで行くことができましたが、参拝所は17時で閉まるためぎりぎりの時間帯でした。少しでも身近に滝を拝見したいと思い社殿左上の拝観所まで行きました。霧に隠れることなく見事な滝でしたが出発時間があり、数分間程度しか滞在できなかったのは残念でした。
橋杭岩の見える串本のホテル泊
バスは山を下り、海岸部に出て西側へ走り橋杭岩横を通りました。ホテル&リゾーツ和歌山串本は紀伊大島と橋杭岩を見下ろす大変眺めの良い場所にありました。きょう一日は真珠の店、瀞峡巡り、神社とお寺の参拝、最後は滝と盛り沢山でした。
とても個人旅行では日程もコースもしっかり定まらないほどの広い範囲の旅でした。一部では雨にも降られましたが良い思い出ができました。
バスの運転手さん、ガイドさん、そして最初から最後までお世話になった添乗員さん、本当にありがとうございました。とりとめのない日記を最後まで読んでいただきありがとうございます。