花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

心安らぐ水と緑 梅ケ渕不動堂 2022/04/01(鹿児島)

2022-04-02 18:19:42 | 史跡巡り
4月1日(金)帰りの時間に余裕があり、梅ケ渕不動堂に立ち寄りました。

ヤマブキが咲いていた 以下の画像は4月1日に撮影


駐車場から参道側を見ると鮮やかなヤマブキが目に入りました。ここは商売繁盛と合格祈願で知られる梅ケ渕観音とは別な場所です。

駐車場入口が変更


鹿児島市南部から向かう場合は、高速道路の鹿児島北インター料金所を出て県道18号へ左折。100mほど先のT字型信号交差点を右折、20mほど先で左折、左手すぐの参道入口に小型車3台ほどが駐車できます。

昨年まではT字型信号交差点をまっすぐ突き抜けるようにして駐車場に入っていました。駐車場の入口が変更されていますので要注意です。

残る桜花は半分ほどか


広がり始めた新緑


ここを巡る30分ほどの間に参詣の人は1人だけでしたが、順番に仏様に線香をあげロウソクを灯し、熱心にお詣りされていました。

小さな御堂など


常駐管理者は置かれず、近くの方が通いで管理されているのでしょう。月に数日、悩み事相談、祈願、供養、お祓いなどが行われているようです。

なみきり道場 次回は4月9日10日、と案内板に表示されていました。

岩壁を落ちる水は少なめ


創建は鎌倉時代と言われ、島津家のご祈祷所として、江戸時代には庶民の参詣も多く賑わったとのこと。

平成5年の豪雨で土石流が発生し壊滅的な被害を受け閉鎖されていましたが、関係者の尽力により数年後参詣が再開されました。

観世音菩薩像(左)と波切不動明王像(右)


明治初期に廃仏毀釈の運動が起こり、特に鹿児島では排斥活動が激しく、殆どのお寺や仏像などが破壊しつくされました。関係者の尽力で難を逃れた貴重な仏像です。

池には鯉が泳ぎ、小さな噴水も上がっていた


緑が一杯で心落ち着く場所


普段訪れる人は数少ないと思われます。霊力への感性は乏しいと思っている私にとっても、心静かに自然を楽しめる貴重な場所です。

排水路などが工事中


駐車場横の山手側に排水路や通路を整備中のようです。作業機械などは見当たらず、個人で少しずつ作業されているようでした。

一時期この周辺には住宅団地開発構想が持ち上がりましたが、景気低迷もあり計画は立ち消えのようです。維持管理は大変でしょうが、何時までも大切に残してほしいものです。
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桜と新緑 最福寺と錦江公園墓地 2022/04/01(鹿児島) 

2022-04-02 16:35:40 | 日記
4月1日(金)慈眼寺公園の次は南の平川へ移動、錦江公園墓地を訪れました。

青空が広がる 以下の画像は4月1日に撮影 奥は最福寺の四恩殿


錦江公園墓地は鹿児島市南部から知覧に通じる道沿い山手にあり、最福寺に隣接しています。最福寺は弘法大師空海の真言密教のお寺です。

百万枚護摩行という前人未到の行の成満行者である薩摩修験道第十八代池口恵觀大僧正が開山されました。作家やスポーツ選手が修行を積んだことでも有名になりました。

地面に咲いたような花模様


ここでは慈眼寺公園よりもまだ多くの桜花が残っていました。

桜島を望む


雨上がりで少し見晴らしが悪く、桜島は霞んでいて惜しいことでした。

十一面観世音菩薩


山手には白い雲


墓参りの方を数組見かけた


雨上りの新緑が鮮やか


少し湿り気を残したような風が心地良く、墓地周辺の木々に新緑が広がる素晴らしい春景色でした。

毎年この時期に来ていますが、青空の下に桜と新緑が美しい日にお墓参りができました。このような好機に恵まれて感謝です。

波切不動明王 手前には慈母観世音菩薩


手前は水子供養墓地


ツツジも咲いていた


シャクナゲ 例年よりも花が残っていた


こちらのシャクナゲは咲き始め


宮崎県三股町のシャクナゲの森を思い出します。コロナ禍が続き、ここ数年訪れていません。タイミングを見て出かけたいものです。
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和田川の新緑 慈眼寺公園 2022/04/01(鹿児島)

2022-04-02 14:54:57 | 自然観察
4月1日(金)朝方、鹿児島市谷山地区にある慈眼寺公園を訪れました。

8時58分 そうめん流し入口の桜 日付のない以下の画像は4月1日に撮影


2021/12/04 紅葉の時期


そうめん流し 桜の開花時期に営業スタート


慈眼寺(じがんじ・じげんじ)公園は和田川沿いの慈眼寺跡周辺に広がる公園です。和田川の流れに沿って自然遊歩道があり、春から秋はそうめん流しでも知られています。

北側には、ふるさと考古歴史館や谷山神社などがあり、市民の憩いの場所となっています。菜の花やコスモスが咲き、春は桜の名所としても有名です。

木々の間から差し込む光


椿もそろそろ終わる頃


桜の花びらが舞い落ちる渓流


風は強くなく桜吹雪にはなりませんでしたが、木々の間から差し込む光が映し出す緑と岩肌、渓流の美しさに時を忘れそうになりました。

上流部から見た渓流と石橋


岩壁の下に残る石仏など


モミジなどの新緑が美しい


2021/12/04 渓流沿いの紅葉


上流側の広場に少し残っていた桜


新緑の季節が始まる


鹿児島では3月中旬に気温の高い日が続き、桜の開花は例年より早めでした。例年、慈眼寺公園は開花が早いことで知られています。

3月下旬には雨の日が多くなり、早咲きの所は多くが散って季節の歩みが進んでいます。この後、平川の錦江公園墓地に向かいました。
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