花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

雨上がり 朝焼けと桜島 2023/12/06(鹿児島)

2023-12-06 18:13:58 | 自然観察
12月6日(水)朝露が一杯の朝、かごしま健康の森公園へ出かけました。

6時52分 朝焼けが始まっていた 以下の画像は12月6日に撮影


12月に入り日の出位置が桜島山頂部を外れたので朝の撮影を休んでいました。

今朝の最低気温は鹿児島市で7.8度、それほど寒くもないので雨上がりの様子見に行きました。

完全な出遅れです・・・桜島の周辺部にだけ薄雲が掛かり、色濃い朝焼けが・・・あわただしく撮影。

6時56分 桜並木の斜面上から撮影


普段と少し違った高い位置から撮影しましたが、見る間に朝焼けは色あせてしまいました。

6時57分 北東方向 牟礼岡


この方角は朝焼けが薄くて、展望台近くには甲突川の川霧が見えています。

昨日と今朝の天気図(気象庁ホームページから)



昨日の降水量は鹿児島市で8.5ミリ、少雨傾向が続く中で恵みの雨でした。今朝は風が弱く朝靄が見られました。

7時5分 地平線から出た朝日が桜島を照らす


今朝の日の出は7時3分、鹿児島市側から見ると朝日は桜島の裏側から上がってきます。

背景の薄雲によって、光に照らされた噴煙が目立っているようです。小鳥の群れが南へ飛んで行きました。

桜島に沈む夕日はダイヤモンド桜島と言われて人気です。霧島市側からの撮影で、その日の天候によって予想しやすいことでしょう。

鹿児島市側から朝日としてダイヤモンド桜島を写す場合は、夜明けの天候が判りにくいため撮影不調が多いものです。

7時9分 間もなく朝日が顔を出す


鹿児島市郊外の団地には朝靄が漂い、桜島の周囲には薄雲が掛かっています。雲がなければ単調な夜明けです。

7時10分 朝日が南岳の斜面上部に顔を出す


薄雲が広がっているため朝日は目立たず、ゆっくりと桜島から離れるように斜め上に上がり始めました。

7時18分 雲がまとわりつく桜島


きれいな朝焼けを見せてくれた薄雲ですが、桜島にまとわりつくように広がって灰色になり景色がさえません。

8時4分 すでに1時間ほど経過


朝靄が漂い山水画のような風景が広がりました。

今朝はグランドゴルフの大会らしく、元気な高齢者が連れだって次々に広場へ向かっていました。

8時11分 


朝日が厚い雲に隠されると、雲の隙間から光の帯が伸びる光芒が見られることもあります。

天使の梯子とも呼ばれる美しい現象ですが、今朝は雲が薄いため太陽が優勢で眩しい逆光状態でした。

眩しさが和らげば、地上に漂う朝靄がもっとはっきり出てきれいだったかもしれません。

ガマズミ 赤い実が目立つ


風景写真は自然が相手なので、思うようにいかないのが当たり前・・・私の経験では90%以上ダメです。

それでも出掛けないと何も写せません。朝露の多い朝でしたが、ウォーキングの常連さんと、ゲートボールの話などができて幸いでした。

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