12月2日(月)このところ時雨日和もありましたが、今日は穏やかです。
2日県内の最低気温は鹿児島10.0度、日置市東市来8.3度、さつま柏原10.0度。最高気温は鹿児島20.1度、東市来20.9度、さつま柏原20.5度でした。
冷え込みはなく、日差しに恵まれて気温が高めで穏やかでした。鹿児島のシンボル桜島も今年は活動が穏やかです。
昨年11月 まだ咲いていた 自宅の南方系朝顔 2023/11/27
例年10月から11月にかけて多く開花する南方系朝顔です。今年は年明けから寒い日が少なく5月頃から開花し、11月には花が終わり撤去しました。
地中に残る根から翌春には新しい蔓を伸ばします。今年は例年以上に蔓が伸びて、大きな気候変化を感じることでした。
朝の桜島 2024/11/25 かごしま健康の森公園
桜島周辺には薄煙か雲か判らないようなものが漂っていました。
今年はずっとおとなしい桜島ですが、昭和のころは活動がかなり活発な頃もありました。鹿児島地方気象台の観測資料を基に噴火回数などをグラフ化しました。
テレビもパソコンも似たようなニュースが流れ、顔も見たくない政治家、昔ほど話題にならない流行語大賞など・・・時間の無駄使いでしかなく・・・ウォーキングと同様に頭の体操になりそうで簡単なグラフを作りました。
実際にやってみるとエクセルの操作を忘れていた部分も多く、ネット情報に従っても思うようにいかない点もあり、頭を使うというよりは悩まされました。
1971~2024年 桜島の噴火回数
今回は1971年(昭和46年)からの噴火回数をグラフ化しました。今年の噴火回数は11月25日までに82回と少ない状態ですが、年間1000回を超える年もありました。
昭和火口の活動によるものでしたが、長い期間で見ると一時的な現象で噴火規模は殆どが小さなものでした。
昭和火口は現在も活動が続いている南岳山頂火口の南東側にあります。火口の大きさで言えば、南岳火口がすり鉢ならば、昭和火口は盃か湯吞程度でしょうか。
2010/11/21 22時36分 昭和火口の小規模な爆発的噴火
ただし昭和火口は斜面に開口し火口底が浅いので、小さな噴火でも見た目に大きく感じ、夜間撮影に何度も通いました。
鹿児島市街地側からは昭和火口が全く見えず、昭和火口が噴火したかどうか判りにくいものでした。
桜島西側斜面に開口していたら夜の爆発では巨大花火に見えて多くの人を驚かせ、あるいは観光客を引き付けたことでしょう。
昭和火口は昨年2~8月に40回噴火したものの、活動は一時的でその後は昭和火口からの噴火はありません。
2021年にも桜島の活動を振り返るブログで、細かい事柄なども書いています。こちらからご覧ください。
桜島の火山灰 火山灰の量
噴火回数のグラフとはかなり違っていて、昭和の頃は大量の火山灰が観測され悩まされました。
桜島直下では音を立てて火山灰が降ることもあり、雨混じりの火山灰は灰雨(へあめ)と呼ばれる厄介者です。
髪はザラザラになり眼が開けられず、傘にもくっ付き、家の中にも入り込み、強酸性で植物の葉を枯らすこともあります。
車のフロントグラスにもへばりつき、ウィンドウォッシャー液が切れるとワイパー作動が困難で走れないほどでした。
これは鹿児島地方気象台で観測された数値ですので、火口に近いところや風下側ではもっと大量の火山灰が降っています。
今年はこれまでにわずか49g、昭和の頃ひどい火山灰に悩まされた身には幸いです。
今日の風向きはどちら? 12月2日NHK朝のニュース
夏場は東寄りの風に乗って鹿児島市街地でも火山灰が降りやすく、冬場は北西の季節風に乗って垂水市から鹿屋市方面に大量の火山灰が流れます。
NHK鹿児島の天気予報では桜島上空の風向きも表示されます。桜島が噴火すれば、火山灰はどちらに流れるか大きな関心事です。
冬場は大隅半島側に流れることが多いですが、今年は東寄りの風も多いので油断がなりません。
2日県内の最低気温は鹿児島10.0度、日置市東市来8.3度、さつま柏原10.0度。最高気温は鹿児島20.1度、東市来20.9度、さつま柏原20.5度でした。
冷え込みはなく、日差しに恵まれて気温が高めで穏やかでした。鹿児島のシンボル桜島も今年は活動が穏やかです。
昨年11月 まだ咲いていた 自宅の南方系朝顔 2023/11/27
例年10月から11月にかけて多く開花する南方系朝顔です。今年は年明けから寒い日が少なく5月頃から開花し、11月には花が終わり撤去しました。
地中に残る根から翌春には新しい蔓を伸ばします。今年は例年以上に蔓が伸びて、大きな気候変化を感じることでした。
朝の桜島 2024/11/25 かごしま健康の森公園
桜島周辺には薄煙か雲か判らないようなものが漂っていました。
今年はずっとおとなしい桜島ですが、昭和のころは活動がかなり活発な頃もありました。鹿児島地方気象台の観測資料を基に噴火回数などをグラフ化しました。
テレビもパソコンも似たようなニュースが流れ、顔も見たくない政治家、昔ほど話題にならない流行語大賞など・・・時間の無駄使いでしかなく・・・ウォーキングと同様に頭の体操になりそうで簡単なグラフを作りました。
実際にやってみるとエクセルの操作を忘れていた部分も多く、ネット情報に従っても思うようにいかない点もあり、頭を使うというよりは悩まされました。
1971~2024年 桜島の噴火回数
今回は1971年(昭和46年)からの噴火回数をグラフ化しました。今年の噴火回数は11月25日までに82回と少ない状態ですが、年間1000回を超える年もありました。
昭和火口の活動によるものでしたが、長い期間で見ると一時的な現象で噴火規模は殆どが小さなものでした。
昭和火口は現在も活動が続いている南岳山頂火口の南東側にあります。火口の大きさで言えば、南岳火口がすり鉢ならば、昭和火口は盃か湯吞程度でしょうか。
2010/11/21 22時36分 昭和火口の小規模な爆発的噴火
ただし昭和火口は斜面に開口し火口底が浅いので、小さな噴火でも見た目に大きく感じ、夜間撮影に何度も通いました。
鹿児島市街地側からは昭和火口が全く見えず、昭和火口が噴火したかどうか判りにくいものでした。
桜島西側斜面に開口していたら夜の爆発では巨大花火に見えて多くの人を驚かせ、あるいは観光客を引き付けたことでしょう。
昭和火口は昨年2~8月に40回噴火したものの、活動は一時的でその後は昭和火口からの噴火はありません。
2021年にも桜島の活動を振り返るブログで、細かい事柄なども書いています。こちらからご覧ください。
桜島の火山灰 火山灰の量
噴火回数のグラフとはかなり違っていて、昭和の頃は大量の火山灰が観測され悩まされました。
桜島直下では音を立てて火山灰が降ることもあり、雨混じりの火山灰は灰雨(へあめ)と呼ばれる厄介者です。
髪はザラザラになり眼が開けられず、傘にもくっ付き、家の中にも入り込み、強酸性で植物の葉を枯らすこともあります。
車のフロントグラスにもへばりつき、ウィンドウォッシャー液が切れるとワイパー作動が困難で走れないほどでした。
これは鹿児島地方気象台で観測された数値ですので、火口に近いところや風下側ではもっと大量の火山灰が降っています。
今年はこれまでにわずか49g、昭和の頃ひどい火山灰に悩まされた身には幸いです。
今日の風向きはどちら? 12月2日NHK朝のニュース
夏場は東寄りの風に乗って鹿児島市街地でも火山灰が降りやすく、冬場は北西の季節風に乗って垂水市から鹿屋市方面に大量の火山灰が流れます。
NHK鹿児島の天気予報では桜島上空の風向きも表示されます。桜島が噴火すれば、火山灰はどちらに流れるか大きな関心事です。
冬場は大隅半島側に流れることが多いですが、今年は東寄りの風も多いので油断がなりません。
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