本日、自分の住んでいる区のプレミアム商品券が一斉発売された。今回は、政府が交付金を出すとのことで、通常は10%だが、今回のみ20%得になる。即ち、1冊5000円で6000円分の買物ができるのである。一人当たり10冊(50000円分)を限度とするとあるが、代理で家族分を買うことができるし、適当に名前を書けばOKという感じなので、枚数制限は無いに等しい。
我が家では、真面目に家族分として、20万円分の商品券を購入した。20万円だと4万円のおまけが付いている計算になる。預金の金利が低い昨今の状況を考えると信じられないほどの大盤振舞である。消費者にとって、こんなにおいしい話はないし、これで地域の商店街が潤うなら、大歓迎である。
使用有効期限は、9月30日までだが、4ヶ月半もあり、十分すぎる余裕の期間である。1枚の商品券は500円となっているが、お釣りも可能なので、使い勝手がとてもいい。利用できる商店街も我が区の場合、約2000店舗もあるので、普段利用するお店も多く含まれており、使い切らないような心配は全く無用である。
イオンやイトーヨーカドーのような大型スーパーは、さすが対象になっていないが、地元のスーパーはもちろん、セブンイレブン、ファミリーマート等のコンビニでも使えるし、地元のレストランもOK、ケイポートやツルハドラッグ等全国チェーンの薬局でも使えるし、近くのクリニックや歯科医院での治療費の支払いもOK、新聞の購読料の支払いにも使える。すべて、16.7%引きになるということだから、気分がウキウキしてくる。もちろん、スーパーの特売品や広告の品にも使えるし、そのお店のポイントも通常通り付く。
できるだけ釣り銭のいらないようにとのお願いも書いてあるが、どのお店もお釣りが出ますよと案内してくれるので、気持ちよく使える。例えば、1冊5000円券(6000円分)を購入し、1回の買物で50円の物を買ったとするとお釣りが450円返ってくる。12枚あるので、12回買物するとお釣りが5400円になる。50円の買物をして、12回で600円分の物を手に入れながら、現金が5000円から5400円に増えることになる。この時代にこんな高金利の預金はあり得ない。現実にはこのような買い方はしないと思うが、いかにこの商品券が凄いかをよく表している。
我が区の場合、商品券の発行金額は9億6000万円分だというが、これにより、地元の商店街が元気になってくれることを願っている。しかし、余計な物は買わないで、できるだけ無駄遣いしないようにという基本方針は守っていきたい。