浪漫飛行への誘(いざな)い

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卓球をやっていてよかった!!!

2015年04月14日 16時59分53秒 | スポーツ

自分史を振り返ってみると卓球は欠かせないアイテムの一つであり、今になって卓球をやっていてよかったという思いが強い。大学に入り、初めて卓球のラケットを握り、4年間卓球をやったが、弱小の大学のクラブでの初心者からのスタートであったので、その技術レベルはたかが知れている。しかし、会社に入ってからも卓球部に入り、それから40数年が経ったが、卓球が縁でいろいろな経験をすることができた。今振り返ると、卓球をやっていてよかったと思うことがたくさんあり、貴重な財産になっている。

1 大学時代の卓球仲間との交流

大学のクラブの同年代の仲間と今でも交友が続いているし、OB会に参加すると現役の学生とプレイを楽しんだり、昔の仲間、先輩・後輩と再会することもできる。大学時代の練習やリーグ戦・対外試合や合宿等懐かしい思い出がいっぱい残っている。

2 会社時代の卓球仲間との交流

会社のクラブでは、通常では知り合う機会もない職種や年代の異なる仲間も数多くできたし、定年後もその交友が続いている。クラブでは定年数年前から部長をやらせてもらい、後輩から定年を祝う会もやってもらった。団塊の世代ということもあり、職場では定年を祝う会などはなかったので、記念すべき嬉しい機会となった。会社では、年1回、社内職場対抗大会があり、懐かしい思い出となっている。技術レベルは高くないが、会社を代表して、民間レベルの国際大会に参加する機会も数多くあった。

3 国際大会への参加経験

会社時代は、外国の同業他社の人達との卓球の友好親善大会に参加する機会が何回もあり、卓球を通じて外国の仲間との交流の機会を数多く持った。この大会は1980年から2001年まで、22回、毎年開催された。世界の各都市で開催されるので、毎回参加するというわけにはいかないが、外国での大会には7回参加した。(ハンブルク2回、パリ、コペンハーゲン、クアラルンプール、広州、バンクーバー)日本のトップレベルになれば、国際試合の経験も豊富だと思うが、我々、会社の同好会レベルでは滅多にチャンスはないが、ラッキーなことに何回も国際試合を経験することができた。試合だけでなく、国際交流、開会式・各種パーティでの出し物、ダンスタイム、観光等とにかく一度参加したら病みつきになるほど楽しいイベントであった。

4 国際大会の企画・運営の経験

国際大会の内、1983年の第4回大会、1998年の第19回大会を東京で開催し、ホスト役として、大会の企画・運営を会社のクラブの仲間だけで、実施するという貴重な経験を得た。参加するのはとにかく楽しいイベントだが、いざ大会をホストするとなると大変な作業負担となるので、大会誘致は重大な決断であった。とりわけ、第4囘大会は、中国からの参加も誘致し、全部で17社、250人もの参加があり、その運営企画は大変そのものであった。

作業内容は、今考えてもぞっとするような範囲で、参加者の登録、会場・ホテルの手配、その間のバスの手配、3食の食事手配、開会式・閉会式・歓迎・さよならパーティの手配、試合・会議の進行、プログラムの作成、観光の手配、スポンサーの確保、IDカードの作製、記念品・トロフィーの作製、資金の確保・予算管理、マスコミ対応、中国代表の身元引受等々規模は小さくても世界選手権のような国際大会同様の全ての作業が必要で、しかも基本的には全て英語での対応が必要であり、今考えてもよくできたなとの思いが強い。開会式一つとっても、プラカード作製、プラカード持ちの手配、行進曲の選択、式の段取り・進行、式での出し物の企画等、決定するまで時間のかかるものばかりで、素人のクラブ部員20数名だけでよくできたものだとの達成感が残っている。

当時、中国と韓国は国交がなく、スポーツ交流もほとんどなかったので、民間レベルで中国と韓国が交流する機会を作るのに貢献できたのも嬉しい出来事であった(女子決勝は中国と韓国が対戦)。定年前の9年間、陸上競技の国際大会にかかわる仕事も行ったが、この時の貴重な経験が大変役に立った。

5 中国遠征・友好親善試合の経験

国際大会への中国の参加を呼びかけたのが縁で、中国の北京、上海、杭州に卓球の親善試合の遠征を行うという貴重な経験を持った。会社の特認で12名の代表団を結成し、1983年の6月に約1週間中国チームと親善試合を行った。空港では、赤じゅうたんでVIPルームへ入るなど中国側から社長をはじめ、全社をあげて熱烈歓迎を受けた。中国側は全国の支店から卓球の上手な社員を集めて北京で合宿を行うほどの熱の入れようで、結果は言うまでもないが、まさにピンポン外交を実践することができた。 卓球をやっている者にとって、中国は憧れの特別の存在であり、その中国との親善試合を自ら経験できたことは大変ラッキーであった。この遠征で国際大会のレベルチェックをした中国は、その年の11月に開催された国際大会に初めて参加した。

6 ドイツの地元クラブへの参加経験

1985年から4年間ドイツのフランクフルトに駐在したが、その時も昔のドイツ人の卓球仲間が近くに住んでいたこともあり、地元のクラブに入れてもらい、4年間、ブンデスリーガの遥か下のレベルではあるが、クライスリーガというところで、卓球の試合にも参加した。英語があまり通じず苦労もしたが、地元のクラブに入ることにより、普通なら知り合うことのないドイツ人とも交流することができた。 卓球の試合は、1チーム6名で、12シングルス、3ダブルスで競うが、夜7時頃から開始するので、試合が終っでビールで一杯やるといつも午前様になっていた。そのドイツ人仲間とは今でも交流が続いており、ドイツに旅行する時は、今でも車で各地へ連れていってもらっている。
 
7 定年後の地元のクラブへの参加

定年後は、時間的余裕もできたので、平均年令74歳という地元の卓球クラブに参加し、週3
回程度卓球を楽しんでいる。60歳を越してから始めた初心者も多いので、微力ながらコーチのような役割も担っている。時には、対外試合にも参加し、若者との卓球の試合を楽しんでいる。卓球のおかげで、定年後も暇をもてあそぶことはないし、運動不足も全くない。年寄りは皆元気なので、自分もできるだけ長く卓球を続けたいと願っている。
 

現在、自分でホームページを作成しているが、卓球シリーズのページも作っているので、よかったら覗いてみてください。

  HP:  http://romanflight.web.fc2.com/  ⇒  卓球シリーズ


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